はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ETH・BTC比率が5年ぶり急騰、アルトシーズンの到来示唆か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

5年ぶり底打ちからアルトシーズン到来か

仮想通貨オンチェーン分析プラットフォームCryptoquantの16日の分析によると、イーサリアム(ETH)とビットコイン(BTC)の価格比率が過去5年間の最低水準から一週間で38%急増し、仮想通貨市場でイーサリアムがボトムを打った可能性が高まっている。この動きは2020年1月以来の最低水準からの反発であり、歴史的に見てETH/BTC比率のこうした底打ちはアルトコインシーズン(アルトコイン全般の上昇相場)の先駆けとなることが多いと見られる。(以下はCryptoquantの分析レポート内容)

出典:Cryptoquant

イーサリアムは最近、ETH/BTC MVRV指標に基づき2019年以来初めてビットコインに対して「極端な過小評価ゾーン」に突入した。同様の状況が見られた2017年、2018年、2019年の後には、イーサリアムがビットコインを大幅にアウトパフォームする期間が続いており、強い平均回帰の可能性を示している。

出典:Cryptoquant

関連:イーサリアム、今後の価格動向を示唆する重要なホルダーコスト水準とは?

また、需要指標を見ると、イーサリアムの現物取引量対ビットコインの相対比率が先週から急上昇し、0.89と2024年8月以来の最高水準に達した。これは投資家がビットコインと比較してイーサリアムへのエクスポージャーを増加させていることを示唆し、2019年から2021年にかけてイーサリアムがビットコインを4倍上回るパフォーマンスを示した時期にも同様の現象が見られた。

関連:ロンドン資産運用会社がイーサリアムを大量購入、過去一週間で700億円相当分取得

ETF(上場投資信託)を通じたイーサリアムへの投資も活発化している。ETF保有比率は4月下旬から急上昇しており、ETFによるイーサリアム購入の急増を示している。この増加傾向は、最近の『ペクトラ』アップグレードや好ましいマクロ環境などの要因によるイーサリアムのアウトパフォーマンス期待を反映していると考えられる。

さらに、取引所流入データによれば、2025年5月時点でイーサリアムの取引所流入比率は2020年以来の最低水準まで低下。これはイーサリアムが現在、ビットコインと比較して売り圧力が大幅に軽減されていることを示し、相対的にイーサリアムに対して楽観的なシグナルと見なされている。需要増加と売り圧低下の組み合わせにより、イーサリアムの相対的な底入れとアルトシーズン到来の可能性が高まっているという。

関連:ビットコイン高値圏推移もアルトコインは上昇一服

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/19 火曜日
18:37
OKBとは?|OKXの取引所トークンの将来性・買い方・リスクを徹底解説
2025年8月、OKXがOKBを大規模バーンし発行量を2,100万枚に固定。価格は2.5倍に急騰した。OKBの特徴・買い方・将来性を詳しく解説します。
16:43
仮想通貨取引所OKJ、「オフィシャル トランプ」の取り扱いを8月28日から開始
オーケーコイン・ジャパン(OKJ)が8月28日からトランプ大統領関連のミーム系暗号資産「オフィシャル トランプ(TRUMP)」の取扱いを開始。Solanaネットワーク対応で取引所・販売所・積立サービスを提供。
14:05
仮想通貨モネロへ攻撃を仕掛けたQubic 、次のターゲットは?
AIブロックチェーンプロジェクトQubicがモネロ(XMR)への51%攻撃に成功したと発表した。次なる動きとして、コミュニティ投票でドージコインを次のターゲットに選定した。注目を集めたQubicの動機を背景について詳しく解説する。
13:50
著名投資家パリハピティヤ、370億円の新SPAC設立でDeFiやAI投資へ
「SPAC王」と呼ばれたチャマス・パリハピティヤ氏が、分散型金融(DeFi)やAI分野に特化した新たなSPACを設立。370億円調達を目指す。
13:00
「宇宙から届ける分散型インターネット」Spacecoin創業者が語る、衛星通信で実現するWeb3|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のタイトルスポンサーとしてブース出展を決めた、Spacecoin創業者Tae Oh氏独占インタビュー。衛星通信で実現する分散型インターネットとWebX 2025出展について話を伺った。
11:45
2025年末のビットコイン価格予想18万ドル維持、ヴァンエック最新市場レポート
ヴァンエックが最新市場分析で2025年末ビットコイン価格予想18万ドルを維持している。先物需要の回復や、ビットコイントレジャリー企業の動向についても言及した。
11:25
仏上場キャピタルB、アダム・バックから約3.8億円調達でビットコイン戦略加速
欧州初のビットコイントレジャリー企業キャピタルBが、暗号学者アダム・バック氏から220万ユーロの資金調達を実施。追加17BTC取得でビットコイン保有量拡大へ。
10:25
イーサジラ、イーサリアム財務戦略を正式開始
米ナスダック上場企業イーサジラは、企業の新ブランドを正式にローンチし、仮想通貨イーサリアムの財務戦略を遂行すると発表。発表時点で620億円相当のイーサリアムを保有している。
09:45
ストラテジー社、株式発行の基準を緩和 ビットコイン買い増しは76億円相当
米ストラテジー社が仮想通貨ビットコインを430枚追加購入し、保有量は62.9万BTCに達した。株式発行の自主基準も緩和しており、資金調達の柔軟性を向上させている。
08:30
中国大手銀招商銀行傘下のCMB、香港で仮想通貨取引サービス開始
招商銀行傘下の招銀国際証券が18日、香港で仮想通貨取引サービスを正式開始。ビットコイン、イーサリアム、テザーの24時間取引を提供。中国系銀行系証券会社として初の仮想通貨取引ライセンス取得企業となった。
07:10
国民民主党の玉木代表、ステーブルコインの支援を表明
国民民主党の玉木代表は、日本円ステーブルコインJPYCが発行のための登録を取得したことなどを受け、ステーブルコインの取り組みが促進されるように政策面でサポートしていくと表明した。
06:50
米財務省、ジーニアス法に基づく不正活動対策でパブリックコメント募集開始
米財務省が18日、ステーブルコイン規制のジーニアス法に基づき仮想通貨の不正活動検出手法についてパブリックコメントを募集。AI、ブロックチェーン技術、デジタル身元確認などの革新的手法に関する意見を10月17日まで受付。
06:10
米SEC、複数の仮想通貨ETFの承認判断を延期
米証券取引委員会が、トランプメディア運営のトゥルースソーシャルが申請したビットコイン・イーサリアムETFの承認判断を再延期。コインシェアーズのライトコインETFやXRP ETFも同時に延期決定。
05:50
ビットマイン、ストラテジーに次ぐ最大の仮想通貨保有企業に
ナスダック上場のビットマインが66億ドル相当のイーサリアム保有を発表し、マイケル・セイラー氏のストラテジーに次ぐ世界第2位のデジタル資産保有(DAT)企業となった。
05:30
米上場BTCS、世界初のイーサリアム配当を発表
ナスダック上場のブロックチェーン企業BTCSが18日、世界初のイーサリアム配当「ビビデンド(Bividend,)」を発表。1株当たり0.05ドルのETH配当と0.35ドルのロイヤルティ支払いで計0.4ドル相当を株主に提供。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧