
ミームコインが市場をリード
ビットコインが11日に史上初の11万3,000ドルを突破する中、ミームコインが大幅上昇している。カテゴリーリーダーのドージコイン(DOGE)が8%、ソラナベースのPENGUが30%上昇し、過去24時間で時価総額上位100位内の銘柄で最大の値動きを記録した。
PENGUは約0.02ドルまで急騰し、1月以来の高値を付けた。同じくソラナ系ミームコインのドッグウィフハット(WIF)も14%近く上昇し1.02ドルに達し、ドージコインは0.187ドルまで上昇した。
この上昇の背景には、米証券取引委員会(SEC)が9日にカナリー社のPENGU現物ETF申請を正式受理したことがある。ミームコイン投資機会を提供するETF承認に向けた重要なステップとなり、投資家の期待が高まっている。
ロイターによると、SECは現在すべての仮想通貨ETF上場申請に適用できる一般規則の作成に取り組んでおり、秋の初めごろに新たな現物ETFを承認する可能性がある。現在XRPやドージコインなど複数の現物ETF申請がSECの承認判断を待っている状況だ。
コインゲッコーのデータによると、上位3つのミームコインは過去24時間で合計45億ドル以上の取引量を記録した。ボンク(BONK)やファートコイン(FARTCOIN)など他の人気ミームコインも底上げされ、カテゴリー全体が10%上昇してビットコインやイーサリアムの個別パフォーマンスを上回っている。

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