
銘柄の上場廃止
大手仮想通貨取引所OKXが9月1日、上場基準を満たさないとして6銘柄・12通貨ペアの上場廃止を発表した。対象はWBTC(ラップドビットコイン)、JST(ジャスト)、BTT(ビットトレント)、ERN(エサーナル)、GLMR(ムーンビーム)、MOVR(ムーンリバー)で、9月8日17時から19時(日本時間)に取り下げられる。
同社は現物取引環境の健全性維持のため定期的な上場資格審査を実施しており、今回の措置はユーザーフィードバックと内部ガイドラインに基づく判断と説明。該当トークンの入金は9月1日17時から既に停止され、出金も今年の12月1日から不可能になる。
廃止後の銘柄は「取引不可資産」として資産管理画面で確認可能になる。OKXは今後も全上場ペアの監視を継続し、必要に応じて上場廃止・非表示メカニズムを適用すると表明。特にWBTCは主要なビットコイン連動トークンとして広く利用されており、他取引所での取引継続が投資家の関心事となっている。
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