CoinPostで今最も読まれています

【速報】仮想通貨取引所BinanceがOTCデスクの開始を発表 昨年に続き大口参入の環境整備強化へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

BinanceがOTCデスクの開始を発表
取引所バイナンスの主席財務責任者を務めるWei Zhou氏は、パネルチャットに登壇し、同取引所がOTCトレーディングデスクを開始したと明らかにした。昨年末から続き、大口や機関投資家に向けた取引環境の整備へと動いている。

BinanceがOTCデスクの開始を発表

取引所バイナンスの主席財務責任者を務めるWei Zhou氏は、パネルチャットに登壇し、同取引所がOTCトレーディングデスクを開始したと明らかにした。

目的は、「ユーザーにさらなる流動性を提供するため」だとしている。

OTCとは

仮想通貨取引所での売買ではなく、相対や店頭取引とも呼ばれ、売り手と買い手が1対1で取引を行うこと。

KYC準拠のOTC取引では、板取引や流動性に直接左右される事を避ける大口取引ユーザーに好んで利用される。よって、最小取引額が1000万円を超える場合も多くある。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

バイナンスは、シンガポールで初のカンファレンス「Binance Blockchain Week」を開催しており、そのイベントの中で新たに発表された。なお、すでにカンファレンスは、前半に開催されていたブロックチェーン技術のハッカソンを終え、多くの有名メンバーが登壇するイベントが行われる日程に移っている。

機関・大口の受け入れ強化

バイナンスは昨年12月に、企業や機関投資家向けの『サブアカウント』の開設を発表しており、大口取引向けユーザーへの取引環境整備に向けて動いていた。

『サブアカウント』は、企業など法人組織・VIP3の個人ユーザーが、マスターアカウントと複数のサブアカウントの作成が可能となる仕組みで、メイン口座から全てのサブアカウントを管理することができる。企業などでの利用に備えた取引アカウントの提供、機関投資家の需要に答えるとしていた。

これまでの仮想通貨市場は、個人投資家主導であったと言われているが、各国の規制の動きやそれに伴い参入する金融機関の動きを見て、Binanceが機関投資家の受け入れに動き出しているとの見方が強まっている。

BinanceのCEO CZ氏は、今回のカンファレンスでも「今の仮想通貨市場は過小評価されている」と発言するなど、将来の仮想通貨市場拡大を信じてやまない人物のうちの一人だ。業界の中心にいる企業が将来へ向けた前向きな姿勢を保つことは、業界全体を後押しする動きにつながるのではないだろうか?

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

バイナンスCZ氏、財産の99.99%が仮想通貨|ビットコイン下落相場に左右されずに普及を重要視
世界最大級の仮想通貨取引所バイナンスの代表CZ氏は、ツイッターでのユーザーコメントに応じる形で、「自身の保有財産の内、99.99%が仮想通貨」になっていることを明かした。
2019年仮想通貨・ビットコインの展望|バイナンスのCZ氏や米名門大教授など専門家が見解を語る
低迷期が続いている仮想通貨だが、2019年の仮想通貨業界において様々な予想が飛び交っており、強気予想から懐疑的な意見まで数多く存在する。そこで2019年業界の動向がどうなっていくのか、複数の専門家のコメントをこの記事でまとめている。
CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者11,000名突破。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
03/19 火曜日
16:29
世界最大の機関投資家GPIF、ビットコインや金対象の運用資産多様化について情報提供求める=報道
株式市場のクジラとして知られる年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、仮想通貨ビットコインや金を含む「低流動性資産」等に関する情報やアイデア募集を開始した。将来的に分散投資・資産運用の一環でポートフォリオにBTCを組み入れる可能性を示唆した。
13:02
ビットコイン1000万円台割り込む、高騰していたアルト急反落にも警戒感
暗号資産(仮想通貨)相場ではビットコインが続落。日本円建て価格で1000万円台を割り込んだ。イーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)などアルトコイン相場の方が下げが顕著で警戒感が強まりつつある。
11:35
CZ氏、世界の子どもに向けた「Giggleアカデミー」を立ち上げ
仮想通貨取引所バイナンスのCZ前CEOは、世界の子どもに基礎教育を無料で提供するプログラム「Giggle Academy」を立ち上げると発表した。
11:00
アバランチ財団、ミームコイン5種の保有を発表 
アバランチ財団が暗号資産(仮想通貨)AVAXのエコシステム支援のため、Coq InuやTechなど5種類のミームコイン保有を公表。コミュニティ活性化の一環として選ばれた。
10:20
今後ビットコイン現物ETFにさらなる資金流入可能性 CoinShares分析
仮想通貨投資企業CoinSharesのアナリストは、ビットコインには今後数か月の間に需要急増が起こる可能性があるとの見解を述べた。
08:20
ミームコイン熱狂でソラナのGoogle検索数急増、2018年ICOブームに類似との懸念も
次にヒットするミームコインを探すトレーダーや投資家は「BOME」プレセール型ローンチをはじめ、さまざまなプレセール型ミームコインに資金を流入させ、その多くが「出口詐欺」であることが確認されている。
07:15
SCB銀、イーサリアム現物ETF承認の今後の影響を分析
仮想通貨イーサリアムの現物ETF承認なら最初の1年で6兆円超の資金が流入する可能性があると、英大手銀行のスタンダードチャータード銀行が分析。今後のイーサリアムやビットコインの価格予想もしている。
06:20
OKX、欧州でUSDT通貨ペアを廃止 MiCA法準拠で
USDTはOKXやバイナンス、Bybitなど集権型取引所の出来高の根幹となっているためUSDTペアの廃止は取引所の収益に打撃を与えることになる。
05:50
AI・DePIN関連銘柄「Akash」、コインベースに新規上場
半導体大手エヌビディアが今週「NVIDIA GTC AI 2024」を開催することから、思惑買いで先週末にAKTやRender、ワールドコインなどのAI仮想通貨銘柄は一時的に値上がりしたが、その後反落。
03/18 月曜日
19:46
プライバシー保護と相互運用性に特化した「Partisia Blockchain」の魅力とは 専門家が動画解説|WebX STUDIO
企業や自治体からも注目される、秘匿マルチパーティ計算(MPC)を用いてプライバシー保護と相互運用性に特化したPartisia Blockchainとは。コミュニティサポーター「ぐぬぐぬたい」氏がCoinPost YouTube番組「WebX STUDIO」に出演し動画解説を行なった。
15:25
「Web3の未来をリードするのはアジアの国々」Parity Asia製品工学トップが見解示す
ブロックチェーンインフラ企業Parity Technologies Asiaは、日本で昨年開催されたWebX2023実績などを踏まえ、アジア太平洋地域の国々がWeb3の未来を形作る上で主導権を握るとの考えを明らかにした。
12:47
米検察、FTXのサム前CEOに懲役40年以上を求刑
米検察当局は、22年11月に破綻した仮想通貨取引所FTXの前サム・バンクマン=フリードCEOに懲役40年から50年の判決をくだすよう裁判所に要請した。弁護側は緩和を求めている。
12:35
イーサリアム現物ETFが5月までに承認される確率は? 海外アナリスト6名が見解述べる
米各社のアナリストら6名は、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム現物ETFが今年5月までに承認される見通しについて議論し見解を述べた。承認の上でのハードルなどについても意見している。
12:31
ビットコイン一時65000ドル割れも反発、ソラナは時価総額4位に浮上
暗号資産(仮想通貨)市場では週末にかけて急落していたビットコインが反発。前週比30%高のソラナ(SOL)はBNBを超え、時価総額4位に浮上した。
03/17 日曜日
11:00
週刊仮想通貨ニュース|ETHのDencunやBTCの7万ドル割れに高い関心
今週は仮想通貨イーサリアムの大型アップグレードDencunの完了、ビットコイン価格の急反落、米金融大手JPモルガンのビットコイン現物ETF分析に関する記事が最も関心を集めた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/03/22 18:30 ~ 21:00
東京 東京都江東区
2024/03/28 15:00 ~ 18:00
東京 東京日本橋タワーB2階
2024/04/06 ~ 2024/04/09
香港 香港コンベンション・アンド・エキシビション・センター3FG
重要指標
一覧
新着指標
一覧