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JPモルガン、イーサリアム上でマネー・マーケット・ファンドをトークン化 適格投資家に提供へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

パブリックチェーンを活用

米金融大手JPモルガン・チェースの資産運用部門JPモルガン・アセット・マネジメントは15日、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のブロックチェーン上で、同社初のトークン化したマネー・マーケット・ファンド(MMF)をローンチしたことを発表した。

MMFはこれまで、投資家のポートフォリオで重要な役割を果たしてきたと説明。そして、トークン化資産の需要が高まる中、トークン化したMMFはブロックチェーン技術による新しい機能を導入しながら、投資家のニーズをサポートすることができると述べている。

マネー・マーケット・ファンドとは

投資家から資金を集めて運用する投資信託の一種。国債などで安全性の高い運用を行うことが特徴である。

今回のMMFの名称は「My OnChain Net Yield Fund(MONY)」。私募ファンドで、適格投資家のみが現金や複数のステーブルコインでMONYを購入・償還でき、MONYに投資をすることで利回りが得られる。

MONYの運用で投資するのは米国債と、米国債を担保にしたレポ取引。投資家は、日々支払われる利回りを再投資することが可能だ。

レポ取引とは

一定期間、資金と証券を交換する取引のこと。短期融資の一種である。

発表では、MMFのトークン化は透明性やP2P間の移転可能性を高め、ブロックチェーンエコシステムで広く担保として利用できる可能性を提供できると説明した。

JPモルガン・アセット・マネジメントでグローバルリクイディティ部門のトップを務めるJohn Donohue氏は、発表で以下のようにコメントしている。

我々は、MONYのローンチで先行者になれることを楽しみにしている。そして、他のG-SIBの銀行(グローバルなシステム上重要な銀行)が我々の後に続き、MMFの投資に関して、顧客により広い選択肢を提供することを期待している。

(MONYで利用するプラットフォームである)Morgan Moneyによって、トークン化は取引の速さや効率性を根本的に変えることができ、従来の金融商品に新しい機能を提供することが可能だ。

これは、資産取引の未来への大きな一歩であり、我々は顧客や業界全体のために創出できる機会を楽しみにしている。

なお、JPモルガン・チェースについては先週、デジタル資産企業ギャラクシー・デジタル・ホールディングスLP向けに5,000万ドル(77億円相当)の米国コマーシャルペーパー(USCP)をソラナブロックチェーン上で発行したと発表していた。

関連:JPモルガンがソラナ上で初の債券発行を実施、77億円相当のコマーシャルペーパー

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