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ハイパーリキッド保有企業、HYPE保有資産をオプション取引の担保に活用へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

機関投資家向けに新たな収益モデル

ハイパーリキッド保有企業のHyperion DeFiは4日、保有するHYPEトークンをオプション取引の担保として活用する新戦略を発表した。この仕組みにより、保有資産を売却せずに追加収益を得られるようになる。

Hyperion DeFiは、ナスダックに上場するHYPE専門の投資会社で、約142万枚(約4780万ドル、約75億円相当)のHYPEを保有している。今回の戦略では、保有するHYPEトークンを担保として提供し、オプション契約の売り手となる。

具体的には、カバードコールやキャッシュセキュアードプットなどの戦略を通じて、オプションプレミアムと取引手数料を収入源とする。

この手法は、従来の金融市場で広く使われている収益戦略をオンチェーンに応用したものだ。例えば、保有する株式を担保にオプションを売却して定期的な収入を得る方法と似ており、資産の価格変動リスクを抑えながら安定した収益を生み出せる。

同社は価格投機や方向性のある取引は行わず、あくまで担保提供者として手数料収入を得る立場を取る。

Hyperion DeFiのHyunsu Jung CEOは「ハイパーリキッド上で透明性の高いオプション戦略を展開することで、HYPE保有の利回りを最適化できる。これは機関投資家によるハイパーリキッドエコシステム採用の重要な一歩だ」と述べた。

同社はまず自社資産でこの戦略を運用し、その後選定された機関投資家にもアクセスを開放する予定だ。

関連:ハイパーリキッド、予測市場機能を追加

2025年にユーザー数4倍、TVL60億ドルに到達

HYPEはハイパーリキッドブロックチェーンのネイティブトークンで、同プラットフォームは高速なオンチェーン取引環境として急成長を遂げている。

ハイパーリキッドは1月初旬、2025年の成長実績を発表し、アクティブユーザー数が30万人から140万人へと4倍以上に増加したことを明らかにした。建玉は160億ドル、TVL(預かり資産総額)は60億ドルに達し、1日あたりのプロトコル収益は350万ドルから最大2000万ドルへと大幅に増加している。

こうした成長を背景に、機関投資家による同エコシステムへの関心がさらに高まっている。

関連:ハイパーリキッド、2025年ユーザー数4倍増 取引高も倍増

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