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シタデルがDeFi開発者を「仲介事業者」と指定、100社超加盟のブロックチェーン協会が反発

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • ブロックチェーン協会がSECに書簡、100社超が加盟
  • DeFi開発者を取引所・ブローカーと定義する規制案に反対

SECに書簡を送付

コインベースなど100超のメンバーが所属する米暗号資産(仮想通貨)業界団体「ブロックチェーン協会(Blockchain Association:BA)」は6日、米株式のトークン化やDeFi(分散型金融)の規制について、米証券取引委員会(SEC)に書簡を送付した。

この書簡は、マーケットメーカー大手シタデル・セキュリティーズ(Citadel Securities、以下シタデル)が2025年12月にSECに送付した規制案に反論するための内容。BAはSECに対し、これまでの技術革新で活用してきたイノベーション免除の枠組みなどを活用して、実態に合ったルール設計を行うことを求めている。

上述したシタデルの書簡は、BA以外からも批判を招いてきた。2025年12月には、DeFi教育基金、アンドリーセン・ホロウィッツ、デジタル商工会議所、ユニスワップ財団などが、BAと同様にシタデルに反論する書簡をSECに送付している。

関連記事:仮想通貨業界団体ら、シタデルに反論 「DeFiは仲介事業者ではない」

DeFi教育基金など仮想通貨業界団体らが米SECに書簡を提出した。シタデル・セキュリティーズによるDeFi規制要求に反論し、自律的ソフトウェアは仲介者に該当しないと主張している。

まず、シタデルは当時の書簡で、トークン化を歓迎するとは述べた上で、広範なイノベーション免除を行わないようにSECに要請した。DeFiのプロトコルを含め、広範なイノベーション免除の資格を付与せずにトークン化株式の取引を推進する主体を従来の取引所やブローカー・ディーラーとして定義することを推奨している。

そして、規制案を公開してコメントを募る方法でルール策定を進めることを推奨するともSECに伝えていた。

BAの主張

このシタデルの提案に対しBAは、DeFiプロトコルの開発者やインターフェースの運営者、流動性プロバイダーを従来の取引所・ブローカー・ディーラーとして規制するようにSECに要望したと批判した。

インターフェースとは

英語表記は「interface」で、「接点」や「境界面」といった意味。IT分野では、コンピュータと人間の接点や、コンピューターと周辺機器の接続部分などを指す。

自律的なコードを公開するだけのDeFi開発者は取引所を運営するわけではなく、また、ブローカーやディーラーに該当しないなどと主張。人間が運営する仲介企業のために制定された法律のカテゴリーに当てはめることはできないと指摘した。

また、トークン化株式の取引ルールについて、イノベーション免除を適用しないように要請し、何年もかかる意見募集のプロセスを選択するように推奨したとも批判している。

BAは、米国で次世代の市場インフラを形成しないと、他の国に構築されてしまうことになると警告した。

関連記事:ナスダックが株式トークン化決済を開始へ、米SECがDTCパイロット運用を承認

米証券取引委員会は初めて、ナスダックによる株式およびETFのトークン化決済を可能にする規則変更を承認した。Russell 1000指数の構成銘柄を対象に、オーダーフラグを用いた柔軟な決済選択が可能となった。

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