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ビットコインの商品が主導 仮想通貨ETFなど、先週は1750億円超が純流入

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 仮想通貨ETF、先週11億ドル純流入
  • ビットコイン商品が主導、米国が95%占有

仮想通貨投資商品の市況

暗号資産(仮想通貨)に特化した資産運用企業コインシェアーズ(CoinShares)でリサーチ部門のトップを務めるジェームズ・バターフィル氏は13日、ETFなどのデジタル資産投資商品全体の先週における資金フローは、約11億ドル(約1,753億円)の純流入だったと報告した。

この純流入額は、1月の初め以降で最大規模であると説明。その上で、米国とイランが暫定的に停戦したことや米CPI(消費者物価指数)など一部のマクロデータが市場予想より軟化していたことで投資家のリスク選好姿勢が回復した可能性があるとの見方を示している。

以下のグラフが、デジタル資産投資商品全体における週ごとの資金フローの推移。バターフィル氏は今回、取引高が210億ドル(約3.3兆円)と前週比で13%増加したと説明する一方で、この金額は年初来の平均額である310億ドル(約5兆円)は大きく下回っていると指摘した。

出典:コインシェアーズ

また、合計の運用資産残高については、2月初め以降で最大額にまで回復したと述べている。

関連記事:モルガン・スタンレーのビットコイン現物ETF「MSBT」、上場初日に49億円の資金流入を記録

モルガン・スタンレーのビットコイン現物ETF「MSBT」が4月8日の上場初日に約49億円の資金流入を記録。業界最安の手数料で提供しており競争激化が予想される。

銘柄別の資金フロー

デジタル資産投資商品への資金フローを原資産別に見たのが以下の表。最も純流入額が多かったのがビットコイン(BTC)の投資商品だった。

出典:コインシェアーズ

一方でバターフィル氏は、ビットコインをショート(売り注文)する投資商品に、2024年11月以降で最大額の資金が純流入している点も指摘。これは、ビットコイン市場でヘッジする動きが継続していることを示唆していると述べている。

関連記事:XRPの商品が主導 仮想通貨ETFなど、先週は350億円超が純流入 

コインシェアーズは、仮想通貨投資商品全体の先週における資金フローは約357億円の純流入だったと報告。銘柄別ではXRPの投資商品に最も多くの資金が流入し、ビットコインが続いた。

また、アルトコインについては、イーサリアム(ETH)の投資商品でセンチメント(市場の心理)に強い回復が見られたと説明。一方で、まだイーサリアムの投資商品は年初来で唯一、資金が純流出しているとも指摘した。

なお、以下の画像はデジタル資産投資商品への資金フローを国別に見たデータ。今回は米国の需要が強く、全体の純流入の約95%を占めたとバターフィル氏は説明している。

出典:コインシェアーズ

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