はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

トランプ一族関与のWLFI、初期投資家のトークン完全解放を4年延長する案を提出

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • WLFI、初期投資家のトークン完全解放を4年延長
  • 2030年までロック継続、売り圧抑制狙い

完全解放まで4年とする提案

トランプ大統領の家族が関与する暗号資産(仮想通貨)プロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル(WLFI)は15日、622億枚以上のガバナンストークンのロック条件を再設定する提案を行った。

初期投資家が保有するトークンの80%(約170億枚)は現在無期限にロック(引き出しや売却ができない)されているが、提案は2年間トークンのロックを続け、その後さらに2年間の権利確定(べスティング)期間を設けるとしている。

べスティング期間ではロックが徐々に解除され、4年目までに完全に解放される見込みだ。

これは、初期投資家による売り圧を抑えるための設計である。完全ロック期間とべスティング期間をあわせて合計4年間となり、投資家が保有するWLFIトークンのすべてを取引できるようになるのは、トランプ大統領の退任予定年の翌年となる2030年となる。

また、創業者、チームメンバー、アドバイザーなど内部関係者については、ロックされたWLFIトークン(約452億枚)全体の10%が永久にバーン(焼却)され、総供給量から削除される。

内部関係者の保有する残りの90%については、2年間のロックアップ期間を経て、3年間の段階的な権利確定期間が設定される。完全なロック解除には5年かかる見通しだ。

提案書によると、投資家と内部関係者の両方について、この新しいスケジュールを受け入れない保有者は、既存の条件の下で無期限にトークンをロックされたままとなる。

WLFIはローンチ時から現時点で70%以上下落しているが、投資家がロックアップされたトークンを売ることができるようになるのはまだ先となる形だ。

今回の提案が成立するには、10億WLFIという投票数、そのうち賛成票が過半数であることが必要だ。投票期間は7日間となる。

関連記事:トランプ関連WLFI、市場の早期警告シグナルとなる可能性=研究

トランプ一族のWLFIトークンが10月の関税ショック時、ビットコインより早い段階で下落していた。Amberdataは政治関連トークンが市場の早期警告システムになる可能性を論じている。

投資家から不満も

3月には、アンロック済みのWLFIトークン保有者が引き続きガバナンス投票に参加するには、180日間のステーキングが必要だとする提案も承認されたところだ。これについては、投資家が現在売却可能な唯一のトークンを動かせなくなるような縛りとなる点が批判された。

また、5,000万WLFI以上をステーキングする「スーパーノード」保有者には、WLFIの事業開発チームへの優先アクセスが付与されることになった点についても、投資家は不満を表明している。

関連記事:WLFIガバナンス提案が可決、約8億円で運営チームへの優先連絡権

WLFIのガバナンスステーキング提案が99.12%の賛成で可決。約8億円相当のステーキングでWLFI事業開発チームへの優先アクセスが付与される3段階制度が導入される。

トロン(TRX)創設者のジャスティン・サン氏も、WLFIを批判する発言をしたところだ。同氏は、WLFIのスマートコントラクトには、チームが「予告なし、理由なし、救済措置なしにトークン保有者の財産権を一方的に凍結、制限、事実上没収する権限」を持つ、非公開のブラックリスト機能が含まれていると主張した。

サン氏は、この機能により自身の資産である約900万ドル相当のWLFIを凍結されたと述べる。WLFIを複数のアドレス間で移動させた際、プロジェクトによってウォレットが凍結されたと説明した。

一方で、WLFI側はサン氏の主張には根拠がないとして法廷で争う構えを見せている。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/11 月曜日
14:54
ビットコイン現物ETF、6週連続の純流入 先週は約975億円の資金流入
ビットコイン現物ETFに先週約975億円の純流入、6週連続のプラス。IBITが流入をけん引し、累積純流入額は593億ドル超に。
14:14
スイ、今年中に秘匿取引を導入へ プライバシー決済と大規模決済に対応
Mysten LabsのアビオドゥンCPOが、Suiブロックチェーンで2026年中に秘匿取引機能を導入すると表明。プライバシー決済と大規模決済への対応を目指す。
13:30
ブラックロック、トークン化MMF関連商品2件をSECに申請
ブラックロックがステーブルコイン保有者向けのオンチェーン対応MMF関連商品2件をSECに申請した。両ファンドは、ステーブルコインで資産を保有する投資家が、規制準拠型の安全資産で利回りを獲得できるように設計されている。
13:02
ストラテジーのセイラー会長、ビットコイン売却可能性について詳細語る
ストラテジーのセイラー会長が仮想通貨ビットコイン売却の可能性と戦略的意図を解説した。損益分岐点や、純購入者の立場を維持する意欲も示している。
10:56
12年以上休眠の古参ホルダー、500BTCを移動 含み益は約88倍に=Lookonchain
12年以上休眠していたビットコインの古参ホルダーのウォレットが500BTCを移動。取得時の約88倍となる約4,062万ドル相当で、含み益は約4,017万ドルに達する。
10:23
カントン・ネットワーク、470億円規模の資金調達を計画=報道
金融機関向けブロックチェーン「カントン・ネットワーク」運営会社が、a16zクリプト主導で約470億円の資金調達を目指している。大手企業から注目を集める中での動きだ。
08:43
モルガン・スタンレーのビットコインETF、運用開始1カ月で約304億円を純流入 日次流出はゼロ
モルガン・スタンレーのビットコインETF「MSBT」が運用開始1カ月で約304億円を純流入。日次流出ゼロという記録を達成し、機関投資家の強い需要を示した。
08:13
韓国の仮想通貨保有額、1年余りで半減 株式市場好調が資金吸収
韓国の仮想通貨保有額が1年余りで半減。株式市場への資金流出に加え、AML規制強化や2027年の22%課税方針が市場の重しとなっている。
05/10 日曜日
09:30
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ETHのグラムステルダム集中作業やソラナとグーグルのAI決済発表など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
09:25
週刊仮想通貨ニュース|ビットコインの量子脅威対策や5年以内100万ドル到達の強気予測に高い関心
今週は、仮想通貨ビットコインの量子コンピュータ対策、VanEckのマシュー・シーゲル氏によるビットコイン価格の強気予測、ホワイトハウスによるクラリティー法案の成立目標設定に関する記事が関心を集めた。
05/09 土曜日
13:15
トランプ・メディア1〜3月期決算、仮想通貨下落などで大幅損失 キャッシュフローは黒字維持
トランプ・メディアが2026年1~3月期決算を発表。仮想通貨などの含み損が響き大幅な純損失を計上。一方、金融資産は前年比3倍に拡大し営業キャッシュフローは黒字だ。
11:00
ジーキャッシュ、量子コンピュータ耐性ロードマップを公表 クロスチェーン流入も好調
プライバシー仮想通貨ジーキャッシュの開発企業CEOは、量子回復性ウォレットを1か月以内に展開し、18か月以内に完全なポスト量子化を目指すと表明した。
10:20
米上院銀行委員会、クラリティー法案を5月14日にマークアップ予定
米上院銀行・住宅・都市問題委員会が5月14日の正式会合で注目の「クラリティー法」のマークアップを実施する予定だ。利回り条項は妥協済みだが、トランプ一族の仮想通貨利益をめぐる倫理条項が新たな焦点に浮上した。
08:10
コインベース、サービス障害発生後に取引再開
仮想通貨取引所コインベースは、サービス障害が発生したと発表。その後、主要な問題は完全に解決したと説明しており、停止していた取引サービスを再開している。
07:55
アプトス、機関取引・AIエージェント向け基盤に78億円超を投入
アプトス財団とアプトス・ラボが8日、機関投資家向け取引と自律AIエージェントの2分野に特化した5000万ドル超のエコシステム投資を公表。自社プロダクト、研究、プロトコル基盤、戦略ファンドに資金を配分する。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧