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Twitterで仮想通貨ビットコインの投げ銭機能が利用可能に 同社CEOからは賞賛の声

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Twitterで仮想通貨ビットコインの投げ銭機能が利用可能に
ツイッターで利用が可能なビットコインの投げ銭機能を、ライトニングネットワークを利用したウォレットサービスを提供するTippinが発表した。同機能に関して、ツイッター社CEOも賞賛し、多くの反響を得ている。

Twitterで仮想通貨ビットコインの投げ銭機能が利用可能に

仮想通貨業界では最も利用されるツイッターで利用が可能な仮想通貨ビットコインの投げ銭機能が、ライトニングネットワークを利用したウォレットサービスを提供するTippinから発表された。

同機能は、GoogleChromeやFirefoxといったブラウザAPPの拡張機能として追加が可能で、従来のツイッター画面のいいねボタンなどの横に、ライトニングネットワークを示す「イナズマ(雷)マーク」が表示されるようになる。同マークを押す事で、ビットコイン投げ銭に必要なQRコードの読み込みを行うことができるという。

ライトニングネットワークとは

ビットコインのスケーラビリティ問題解決のため、取引承認をブロック以外でも可能にする、パブリックブロックチェーンの2nd Layerに当たる技術。直接繋がりのない2者間でのマイクロペイメント(1円以下の小額送金・少額決済)を実現することができる。

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重要な点はここからであり、同機能はあくまでも拡張機能での利用に限定されている機能だが、同投げ銭サービスを、ツイッター社CEOのJack Dorsey氏が、自身のツイッター上で紹介、「This is excellent(素晴らしい)」との賞賛のコメントを公開した。

同氏のツイッターフォロワー数は414万人とその影響力も多大で、同ツイートには1000件弱のリツイートと2900件のいいねが寄せられている。

利用方法に関して:Tippinのプラグインで投げ銭を受け取る場合、ツイッターのユーザーはTippinサイトで自身のアカウントにログインするだけで、投げ銭はサービス側で発行するカストディウォレットに保管されるため、簡易的な利用が可能だが、投げ銭を送る側は一手間必要であり、ライトニングネットワークを駆使するため、ライトネットワーク・ウォレットとTippin上のチャンネル登録を行う必要がある。

まだ、一般人の利用普及にはハードルが見受けられるが、一般的に利用されるTwitterでの活用事例だけでなく、Dorsey氏のサポートによって、認知度を大きく向上させたと言えるだろう。

Jack Dorsey氏とライトニングネットワーク

このようにツイッターのビットコイン投げ銭機能に興味を示したツイッター社CEOのJack Dorsey氏は、これまで仮想通貨を支持する意向を表明している人物で、ビットコインのスケーリング問題を解決する技術「ライニングネットワーク」を開発するスタートアップ企業「Lightning Labs」の初期投資家でもある。

今回の投げ銭で利用されるライトニングネットワークに初期の頃から注目しており、先日行われたライトニングネットワークの普及を目指す運動「ライトニング聖火リレー(Lightning Torch)」にも参加した。実際に同運動では今回の投げ銭を提供するTippin社の「tippin.me」が利用されている。

なお、「ビットコインはインターネットのネイティブ通貨になると確信している」などと仮想通貨を擁護する発言を行う同氏は、ビットコインの保有も明かしている。

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