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ハイパーリキッド、オフチェーンイベント対応の正規予測市場を新たに展開

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • バリデーターが投票でルール審査・決済まで担う分散型ガバナンス構造
  • CPIなどマクロ指標や選挙結果にも対応、HIP-4がさらに進化

バリデーターによる投票で市場の展開・決済を管理

ハイパーリキッド(Hyperliquid)は26日、オフチェーンイベントに基づく「カノニカル(正規)アウトカム市場」のサポートを開始したと発表した。

今回の更新は、同プロジェクトのプロトコル改善提案「HIP-4」をさらに拡張するものであり、仮想通貨プラットフォームとしての機能が予測市場領域へと大きく広がる。

関連記事:ハイパーリキッド最高値更新 アナリストが指摘する3つの買い支えメカニズム

仮想通貨HYPEの上昇についてアナリストが分析。ETF上場よりも、取引手数料による買い戻しなど3つの要因が価格の後押しになっているとの見解を示した。

新たに導入された仕組みでは、バリデーターが通常のノード運営の一環として稼働させる自動ニュースフィードソフトウェアが、市場情報の公開を担う。バリデーターはその情報をもとに、ルールの明確性・正確性・市場の質といった観点からオンチェーン投票を行い、各市場の展開および決済を決定する構造となっている。

この設計により、外部のオラクルプロバイダーに依存せず、ネットワークを守るバリデーターセットが市場の結果決定にも直接関与するクローズドループ型の仕組みが実現する。

スポーツ試合の結果、マクロ経済指標の発表、選挙、法的判断など、オンチェーンの価格データからは直接決済できないあらゆる現実世界のイベントに対応可能となる。

すでにその実例として、ハイパーリキッドは米国の消費者物価指数(CPI)の結果を対象とした予測市場を展開。2026年5月分のCPI前年比数値について、米労働統計局(BLS)のデータをもとに6月10日に決済される仕組みで運営されている。

ポジションは同プロトコルのネイティブステーブルコイン「USDH」で全額担保され、清算リスクは存在しない。

ハイパーリキッドは2026年5月2日にHIP-4をメインネットで稼働させ、初日だけで605万件以上のコントラクトが取引されるなど、予測市場分野への参入を急速に進めている。

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