- イーサリアムのロードマップとの整合性を改善
- ステーキングにETH担保の仕組みを導入
アップグレード計画を発表
暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のリキッドステーキングプロジェクト「リド・ファイナンス(Lido Finance、以下リド)は27日、主要インフラ「リド・コア(Lido Core)」のアップグレード計画を発表した。
このアップグレードは段階的に進め、ステーキングのモジュールの大幅な改善を実現して、分散性を推進しながらプロトコルの健全性と持続可能性を強化したり、イーサリアムのロードマップとの整合性を改善したりすると述べている。
リキッド・ステーキングとは
仮想通貨のステーキング報酬を受け取りながら、その代替資産(ステーキング証明トークン)を運用できる仕組みのこと。従来はロックアップされていた資産の流動性を解放できる利点がある。
例えば、リドのバリデータセットを支えてきた仕組み「Curated Module」をアップグレードした「Curated Module v2(CMv2)」をリド・コアに導入するとし、すでにローンチはしたと説明。これは、プロトコルの持続可能性を実現しながら、リド・コアをイーサリアムのロードマップと整合させる取り組みにおけるアップグレードであるとしている。
リドのチームは、この発展においてCMv2を次の重要なステップと位置付けており、具体的には市場主導型のオペレーター経済フレームワーク、合理化された運用、新しいメカニズム、そしてイーサリアムの分散化を強化することを可能にする専用のノードオペレーターの種類を導入すると説明した。
CMv2の導入は、最大有効ステーク量が32ETHから2,048ETHへと引き上げられたイーサリアムのペクトラ(Pectra)アップグレードに対応することが目的の1つ。CMv2の導入でバリデータをまとめ、リドを含めたイーサリアム全体のバリデータ数を約3分の1減らすことができるようになると説明した。

出典:リド
そして、全体のバリデータ数を減らすことは、ネットワークの混雑、特にコンセンサス層のオーバーヘッド(付帯的な負荷)を減らすことが期待できるとも主張している。
イーサリアムを担保にする仕組み
他にもCMv2では、ノード運用者がETHを担保に預ける仕組みを導入すると説明した。
従来のモジュールは信頼をもとに構築されており、利害の一致や信頼性を保証する手段として、ノード運用者の評判に依存していたとリドのチームは述べている。
一方でCMv2では、ステーキングのエコシステムが成熟してきたため、ETHを担保にしてペナルティを課す仕組みを導入すると説明。ノード運用者のパフォーマンスが落ちたり、運用でダウンタイム(停止時間)が発生したりした場合などに補償が可能になるとした。
なお、リドのチームは、今回のアップグレードでステーカーは何もする必要はないとし、全てプロトコルレベルで変更を行うと述べている。



WebX完全ガイド
TOP
新着一覧
取引所
WebX








































