- QUICKビットコイン指数を改称、ETH指数を新設
- コインチェックはBTC取引で4社中最大シェアと説明
指数刷新の背景と参照取引所の役割
株式会社QUICKと株式会社JPX総研は29日、共同で算出・運営する「JPX-QUICK暗号資産指数シリーズ」において、既存の「QUICKビットコイン指数」を「JPX-QUICKビットコイン指数」に改称し、新たに「JPX-QUICKイーサリアム指数」を算出・公表すると発表した。同日、bitFlyerとコインチェックはそれぞれ、指数算出に必要な約定情報を提供する参照取引所に選定されたことを明らかにした。
参照取引所とは、指数算出に利用するデータの提供元として、算出者であるQUICKとJPX総研が適当と認めた暗号資産交換業者を指す。コインチェックの発表によれば、両社に加えGMOコインとビットバンクを含めた国内4社が選定されている。
関連記事:仮想通貨保有企業、TOPIXなどの指数への新規追加見送りへ JPXが方針示す
日本取引所グループは、仮想通貨を主たる資産として保有する企業の株式をTOPIXなどの指数に新規で追加することを当分の間見送る方針を示した。まずは意見を募集してからルールを適用する。
試験算出から本格運用へ
QUICKとJPX総研は、国内の暗号資産交換業者における口座開設数や利用者預託金残高が拡大し、暗号資産(仮想通貨)の投資対象化が進んでいるとする金融庁資料を踏まえ、両社の知見を生かした指数設計と運営体制の構築を検討してきたとしている。
QUICKビットコイン指数は「暗号資産ベンチマーク研究会」での議論を経て2025年4月に試験算出を開始し、同年12月から日次で指数値を公表する本格算出に移行していた。
コインチェックは、2026年上半期のビットコイン現物取引高について参照取引所4社の中で最大シェアを有しているとしている(同社調べ)。同社専門役員の德力創一朗氏は、信頼性の高い指数の提供により暗号資産を対象とした金融商品開発が進むことへの期待を示した。



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