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国税庁、仮想通貨の取得価額認定などで新たな通達 税制優遇の可能性も

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

国税庁|仮想通貨の取得価額の認定などに関し通達
国税庁は6月28日、「所得税基本通達の制定について」の一部改正についての法令解釈通達を出した。仮想通貨の取得価額の認定についての言及があり、投資家の注目を集めている。

仮想通貨の売却収入の100分の5を取得価額として認定

「所得税基本通達の制定について」の一部改正についての法令解釈通達で示された新旧対照表には、仮想通貨に関する条項がいくつか新設され、仮想通貨の取得価額に対して、一部税制優遇の可能性が見えてきた。

「仮想通貨を売買した場合における事業所得の金額又は雑所得の金額の計算上必要経費に算入する金額は(略)、仮想通貨の売買による収入金額の100分の5に相当する金額を仮想通貨の取得価額として事業所得の金額又は雑所得の金額を計算しているときは、これを認めて差し支えないものとする」

出展:新旧対照表

売却収入が100万円であれば、5万円を取得価額とすることができるということだが、この条文に対して、以下のような可能性が指摘されている。

  • 取得金額が5%に満たない場合、税金の優遇措置になり得る
  • 取得金額が不明の場合にも適用できる可能性

長期レンジで高い高騰率を記録する仮想通貨市場では、長期保有、いわゆるガチホに伴い、取得価格が5%に満たないケースも多くあると見られる。このケースが適応された場合、取得計算がミニマム5%に設定されることになるため、税制優遇の可能性として投資家から注目が集まっている。

CoinPost編集部では、同条文の明確な解釈と利用ケースについての国税庁へ問い合わせを行なったが、「現状ではこの通達の文面以上のことはコメントできない」とし、具体的な事案の相談がある場合は所轄の税務署に問い合わせてほしいと回答。具体的な事例に関しては明言を避けた。

コインポストでは近く、税理士にもこの通達と、新旧対照表の注目ポイントについて、確認をすることを予定している。

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