WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

5/21(月)|ビットコイン価格の反発にUSDT発行とマイニング収益が影響か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場
ビットコインの価格は本日も2%以上高騰を記録し、堅調に推移しています。90万円を切る相場から反発した要因として、USDTの発行とBTCマイニングの収益分岐点が影響している可能性が見えてきました。今後も重要となる内容を解説します。
日米株価市場
先週末のNY市場は長期金利の上昇や、米中における貿易に関する交渉を見極めたい投資家の動きから方向性に欠ける相場展開に。東京市場はドル高円安を追い風に、輸出関連などが買われ、主要三指数揃っての上昇となりました。

仮想通貨市場

仮想通貨全体の価格はコンセンサス2018での大きな価格上昇もなく、Mt.GOXの売り圧力が重なったことなどが要因となり、18日には再度ビットコインが90万円を切ったことで、ここ1ヶ月の最低価格まで下落。

多くの仮想通貨トークンもBTCと同様に大幅に下落し、4月から5月にかけて勢いのあったONT、ICON、0xも市場全体の下落の流れに影響を受けました。

状況の転換時となったのは、仮想通貨市場の指標となるBTC価格が88万円台の価格をつけた後半時点となり、本日21日にかけてBTCの価格は堅調に推移しています。

BTC/JPYは21日20時現在、前日比で2%価格を伸ばし、アルトコインでは時価総額9位のTORNが10%弱、33位のBytomが約17%価格を伸ばしています。

BTC価格の状況

BTC/JPYが88万円で反発した18日、以前より価格操作の疑惑が噂されるテザー社によるUSDT発行が行われており、その額は約2億5千万ドル(約275億円)相当であることが報告されています。

Mt.GOXの相場への影響は、BTCとBCHの売却が売り圧力となるのに対し、USDTはUSDT新規発行を利用した買いが、買い支えとして上昇へ影響している可能性があります。

昨年のビットコインの高騰の約50%が、91回のUSDTの新規発行直後、かつBitfinexのウォレットに着金した2時間後に発生しているなど、架空のUSDを担保に発行したUSDTを利用し、レバレッジ取引でビットコインを売買している可能性が指摘されています。

実際に今回の相場変動時期も一致しており、18日時点で2度の取引量増加が確認できることから、USDTの状況は未だ懐疑的でありつつも、今回の上昇を後押ししている要因となっているかもしれません。

Tether社が約275億円相当のUSDTを発行|BTC上昇相場に影響の可能性
5月18日にTether Limited(テザー社)が約2億5千万ドル(約275億円)分のUSDTを新規発行したと報じられました。実際に発行された日にちとBTC価格が反発した日にちが再度一致し、価格操作への影響も再度浮上しています。

また、BTC価格の反発を引き起こした要因として、1つの指標となっているのが、BTCのマイニング収益問題です。

新規マイナーの参入が盛んに行われていることで、デフィカルティ(マイニング難易度)とハッシュレートは上昇の一途を辿っています。

2017年末に相場が盛り上がりを見せた時点を皮切りに、相場下落が続く状況の中でもハッシュレートは異常な上昇率を見せており、1月時点で2.28EであったBTCハッシュレートは、本日時点で32.2Eと14.12倍まで増加しています。

この状況に反してBTCの価格下落が起こったことで、BTCのマイニング収益は、BTCが88万円台を記録した21日に過去最安値を記録しました。

BTCブロックチェーンを支えるハッシュレートは、他の通貨と比較し圧倒的に巨大で、確固たるセキュリティを誇示していますが、マイニングコストがマイニング収益を上回ることでのマイナーのインセンティブの損失を決める「収益分岐点」が近づいている可能性が指摘されています。

マイニングのコストの中で、開発部門での競争の激化によって新たなマシンが続々と発表されることで高騰する”マイニングマシンコスト”や、規制などでマイニングができる地域が変わりつつあることで、変化する電力コストの問題も、この収益分岐点を上に押し上げる要因にもなっています。

大手マイニング企業がこの分岐点を境に買い支える動きも予測されている状況では、このマイニングの収益に関する動き(特にハッシュレート増加が顕著なBTC)の動向は価格へ影響した可能性もあるでしょう。

アルトコインのファンダメンタルズ要因

価格上昇をTRONは、再度時価総額9位まで浮上しました。

今回の価格要因と考えられるのは、以下の3点です。

  1. 公式ツイッターによる誇大広告ともとれる、Tronメインネットの発表
  2. イーサリアムブロックチェーンからの離脱の公表
  3. イーサリアムのDappsと相互の互換性を持たせるための機能発表

また 同様に価格を上昇させたBytomは、BITMAINがBYTOM用のASICマイナーを発表しています。

恐ろしいほど月利が高いが高いことで話題となり、現在は購入できない状況が続いています。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連株

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

仮想通貨(ブロックチェーン)関連株では、仮想通貨の最大手取引所コインチェックを子会社化した「マネックスグループ(8698)」が強く、3.53%高。

先日の下落要因となった「日々公表指定」の解除を意識しつつも、再び700円台に乗せたことで、年初来高値の更新も射程圏に収めています。

また、21日の日本経済新聞で、独自通貨である”MUFGコイン”の開発を進める「三菱UFJフィナンシャル・グループ」が、ブロックチェーン技術を使い、処理量を従来のカード決済システムの10倍超まで高めた。」と報じられたことで、キャッシュレス社会が加速するとの思惑が強まり、金融機関向けシステム会社が急動意。

「クロスキャット(2307)」が17.98%高、「IXナレッジ(9753)」が、4.34%高となりました。

そのほかの仮想通貨銘柄では、「グローバルウェイ(3936)」が、ストップ高に。

同社は、個人の空き時間を売買できるサービス「TimeTicket(タイムチケット)」を展開しており、タイムチケット上で個人の時間の価値を定量評価するトークン「タイムコイン」、およびタイムコインプラットフォームの開発にあたり、スイスの現地法人によるICOの実施に向けたFINMA(スイス金融市場監査局)への申請を行っていることを4月16日に発表しています。

有望視されている仮想通貨(ブロックチェーン)関連株の最新情報は、以下の記事でまとめているので参考にどうぞ。

CoinPostの関連記事

仮想通貨(ブロックチェーン)本命銘柄|関連株の最新情報まとめ
株式市場の仮想通貨(ブロックチェーン)の関連株一覧です。仮想通貨(暗号通貨)の将来性と市場の盛り上がりに伴い、時価総額(株価)の大幅上昇を期待できる本命銘柄と最新のポイント解説をまとめています。

NY市場

  • NYダウ 24,715.09(+1.11)
  • NASDAQ 7,354.34(-28.13)
  • S&P500 2,712.97(-7.16)

先週末18日に引けたNY株式市場は主要三指数高安まちまちとなりました。

米国と中国における貿易に関する交渉の結果を見極めたい投資家の動きなどもあり、方向感に欠ける展開であった他、金利も3%以上で高止まりし、WTI原油先物の動きも小動きのものとなりました。

イラン核合意から米国は抜けた事などもあり、地政学リスクの高まりによる供給懸念から原油の上昇が続いていましたが、米国シェールオイルの増産の動き等もあり、WTI原油先物価格の上昇一服の相場となりました。

東京市場

  • 日経平均23,041.33(+110.97)
  • TOPIX 1,818.12(+2.87)
  • マザーズ 1,168.47(+14.06)

21日の東京株式市場は主要三指数揃って上昇。

111円30銭台までドル高円安が進行した事で、輸出関連銘柄を中心に上昇し、約3ヶ月半ぶりの2万3000円台を回復し、日経平均は110円高となりました。

ファナック、ファストリ、TDK、トレンドマイクロ、日東電工5銘柄だけで日経平均の押し上げは約56円に。

ただ、戻り売り等も意識された事で、東証一部売買代金は2兆1000億円と低調になりました。米中貿易問題の行方をもう少し見たいという投資家の手控え等もあったようです。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06/25 木曜日
18:32
サークルと野村HD、ステーブルコインUSDCで外貨即時決済 2027年にも開始見通し=日経
米サークルが野村HDと組み、USDCを活用した外貨即時決済を2027年にも日本企業向けに開始すると日経が報じた。従来半日程度かかっていた大規模為替取引の即時化で、企業の資金効率向上を狙う。
17:04
ビットサム、個人情報の無断韓国国外移転で制裁 約2300万円課徴金
韓国個人情報保護委員会が仮想通貨取引所ビットサムに課徴金2.1億ウォンを課した。オーダーブック共有時に同意とは異なる海外先へ個人情報を移転したほか、13の海外取引所への資産移転時にも法令違反が確認された。
16:15
コインチェック、仮想通貨送金にJPKI本人確認を導入 国内初と発表
コインチェックが6月19日、仮想通貨の送金時にマイナンバーカードのJPKIを使った追加の本人確認を導入。国内初の取り組み(同社調べ)で、不正送金防止をさらに強化する。
15:41
SBIグループ、ビットバンクを完全子会社化へ
国内大手暗号資産取引所「bitbank」のビットバンクが、SBIグループの完全子会社となる基本合意書と株式譲渡契約を締結した。MIXI・セレスも譲渡側に参加し、10月に完全子会社化が完了する予定。bitbankのサービスは継続。
15:00
Startale App日本版リリース、円建て表示・日本語UIに対応
Startale Groupが仮想通貨スーパーアプリ「Startale App Japan Edition」の提供を開始。イーサリアムとソニューム(Soneium)を開発対応の非カストディアル型ウォレットで、円建てポートフォリオ表示や日本語UIに対応。7月25日まで入金キャンペーンも実施。
14:31
ビットコイン4年サイクルは健在、年末目標10万ドル=21シェアーズ
ETP大手・21シェアーズが2026年上半期の中間レポートを発表し、年初の業界予測の進捗を評価した。ビットコインの4年サイクル継続を認め、年末の基本シナリオを10万ドルと予測している。
12:35
KDDIとSecuritize Japan、RWAトークン化で基本合意 au基盤と組み合わせ
KDDIとSecuritize Japanが6月22日、RWA(現実資産)のトークン化技術を活用した次世代金融サービス共同検討の基本合意書を締結。KDDIの3,000万人超の顧客基盤とSecuritizeの発行プラットフォームを組み合わせた事業化を目指す。
11:51
ビットコイン市場は買い手待ち、一部で底打ち段階初期の特徴も=グラスノード
グラスノードが仮想通貨市場週間レポートを公開。ビットコインは慎重さが目立つ一方、底値形成の初期段階の可能性を示す特徴も存在すると分析した。
11:20
バイナンス、欧州MiCAライセンスのギリシャでの申請を取り下げ
仮想通貨取引所バイナンスは、EU規制のMiCAに基づいてギリシャで行った事業ライセンス申請を取り下げたと発表。今後の計画などについて説明している。
10:10
トランプ大統領、CBDC条項含む住宅法案への署名延期 クラリティー法案への影響可能性
トランプ大統領が「米国救済法」の成立を優先し、CBDC禁止条項を含む住宅関連法案の署名式を中止。仮想通貨市場構造を定めるクラリティー法審議日程への影響も懸念される。
09:40
ビットコイン急落し年初来安値を更新 AIブームに陰りとクラリティー法案難航が重し|仮想NISHI
ビットコインが6月25日未明に年初来安値を更新。AI株調整・地政学リスク後退・クラリティ法案難航が重なり急落。ショートカバーで半値戻すも、投資家心理は依然冷え込
09:21
米議会、仮想通貨企業のFRB直接接続を審議 リスク論争が本格化
FRBの決済システムへの仮想通貨・フィンテック企業の直接接続を認める「スキニー口座」構想をめぐり、米下院金融サービス委員会が公聴会を開催。クラーケン承認・トランプ大統領令を受け、安全性論争が本格化。
06/24 水曜日
17:53
SBI VCトレード、米ドル建てステーブルコイン「RLUSD」取扱い開始
SBI VCトレードがVCTRADEで米ドル建てステーブルコイン「RLUSD」の取扱いを開始。同社は国内初の4号電子決済手段と位置づける。USDCに続く2銘柄目で入出庫手数料は無料、対応チェーンはイーサリアム。発行体や裏付け資産の仕組みも整理した。
17:34
SBIグループ、国内初の信託型円建てステーブルコイン「JPYSC」提供開始
SBIグループとStartale Groupが信託型円建てステーブルコイン「JPYSC」を2026年6月24日に発行。SBI VCトレードの口座内で先行提供を開始し、100万円の送金上限がない第3号電子決済手段として国内初の発行となる。
17:00
カントンのスーパーバリデーターZenith、Progmat主催の国債トークン化WGに参画
カントン主要バリデーターのZenithが、Progmat主催のDCCのWGに参画。三メガバンクやブラックロック・ジャパンらと、約1.6兆ドルの国債レポ市場でトークン化国債を用いたオンチェーン・レポ取引を共同検討する。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧