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夕刊CoinPost|5月29日の重要ニュースと仮想通貨情報

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夕刊CoinPost
学校や会社帰りにまとめて読めるイブニングニュース(仮想通貨の投資情報)をコインポストで定期配信。仮想通貨市場に大きく影響するニュース速報など、投資の参考情報として是非どうぞ。

CoinPost重要ニュース3選

まずは、CoinPost記事のニュースから。

イーサリアム価格暴落の売り圧力はEOSによる大量売却か|過去の状況から考察

昨日、イーサリアムの価格が急落し、取引所BitfinexのETH/USDにて取引量の急騰が見られた。

この取引量の急騰と下落の裏にはEOSがICOで集めたイーサリアムの売却が絡んでいる可能性が浮上し、過去にも同様の出来事があったことがわかった。

イーサリアム価格暴落の売り圧力はEOSによる大量売却か|過去の状況から考察
イーサリアムの価格が急落し、取引所BitfinexのETH/USDにて取引量の急騰が見られ、大きな下落を記録。この取引量の急騰と下落の裏にはEOSがICOで集めたイーサリアムの売却が絡んでいる可能性が浮上しました。

米証券取引所が有価証券トークン化を義務付ける日が近い:有名投資家がコメント

Morgan Creek Blockchain Capital社の共同経営者のAnthony Pompliano氏が、米証券取引委員会(SEC)は有価証券のトークン化を義務付けるだろうという見解を公表し、有価証券のトークン化が進むと、規制に準拠したプロトコル統制システム自体が市場の違法行為を未然に防ぐことが可能になるメリットがある。

Pompliano氏は、この新しいアイディアは一般の理解を得られるまでには時間がかかるだろうとしながらも、資本の所有者、投資家、そして規制当局者によって徐々に受け入れられると予想している。

米証券取引所が有価証券トークン化を義務付ける日が近い:有名投資家がコメント
Morgan Creek Blockchain Capital社の共同経営者のAnthony Pompliano氏が、米証券取引委員会(SEC)は有価証券のトークン化を義務付けるだろうという見解を公表しました。このアイデアは、市場のみならず規制機関にとってのメリットも大きいようです。

仮想通貨を狙う51%攻撃の脅威は今後も業界を苦しめるのか?対応策は?

ここ2か月の間に立て続けに起こったビットコインゴールド(BTG)や、Verge (XVG)の二度ハッキング事件で、巨額の損失を被り、そのネットワークハッシュレートの問題により、仮想通貨の価格へも影響を及ぼしている。

どの程度の資金で51%攻撃が行えるかなどについては、下記記事に記載している。

従来のマイニングビジネスの観点からコストが大幅に削減されて試算されているものの、通貨によってはかなり低いコストで51%攻撃が可能と示されている。

仮想通貨を狙う51%攻撃の脅威は今後も業界を苦しめるのか?対応策は?
ここ2か月の間に立て続けに起こった「51%攻撃」と呼ばれるハッキングで、ビットコインゴールド(BTG)や、Verge (XVG)に至っては二度、巨額の損失を被り、そのネットワークハッシュレートの問題により、仮想通貨価格へも影響を及ぼしています。

Pick Up(全般)

独検察庁、押収した仮想通貨をオークション 約15億円の売り上げ

バイエルン州のドイツ連邦検察局は、1200万ユーロ(約15億円)分の押収された仮想通貨を売却した。

  • 1312 Bitcoins (BTC)
  • 1399 Bitcoin Cash (BCH)
  • 1312 Bitcoin Gold (BTG)
  • 220 Ethereum (ETH)

全仮想通貨が、大きな価格変動、もしくは完全に無くなるかもしれないリスクにさらされていると考えられ、緊急セールが命じられた。

参考記事はこちら

インフォテリア社:誤報で株価急落

本日の東京株式市場大引け直前に「インフォテリア、モナコイン消失で6月1日に説明会」と、あたかもインフォテリア社のモナコインが消失したと読み取れるような報道がなされて、同社の株価は退け際に急落。

CoinPost編集部でも事実確認を行い、担当者から「あくまでBCCC側がモナコイン消失問題についてレクチャー、説明会を行うだけであり、当社が流出したものではありません」と回答をいただき、ツイートした。

中国のライドシェアサービス創設者:ブロックチェーンベースの配車アプリを立ち上げる

5月27日に2018年中国国際ビッグデータ産業展覧会で、Kuaidi Dache(快的打車)の元創設者であるWeixing Chen氏が、ブロックチェーンベースの配車アプリ(タクシーやUberのようなサービスのこと)を計画していると発表。

Kuaidi Dacheは2015年にDidi Dache(滴滴打車)と合併し、中国最大の配車サービスであるDidi Chuxing(滴滴出行)になった。

Chen氏は、既存のアプリに比べてより効率的で安全と考えている模様。

ローカルサービスの電子商取引市場のMeituanの共同設立者Yang Jun氏とパートナーシップを結び、配車と配達に関連したライフスタイルサービスを提供できるプラットフォームを作ることが狙いだ。

スコットランド:仮想通貨取引中毒者向け治療開始

スコットランドの病院が、英国で初めて仮想通貨取引の中毒患者の治療にあたっている。

スコティッシュ・ボーダーズのピーブレスシャーにあるキャッスル・クレイグ病院が、仮想通貨中毒と思われる人向けに療養施設での治療を開始した。

専門家によると、仮想通貨の高いボラティリティ相場に熱中し、一種の行動中毒が起きる可能性があり、治療プログラムはギャンブル中毒向けの療法に近いとのこと。

参考記事はこちら

Bithumb:仮想通貨トレーダーで本人確認を行なっていない場合、引き出し限度額を低くする

韓国最大の仮想通貨取引所の1つであるBithumbは、金融犯罪のリスクを挙げて、本人確認が未認証の場合、引き出し限度額を徐々に下げると発表したという。

Bithumbによると、ユーザーの約60%が認証済みアカウントに切り替わることはないとの見通しを立てているようだ。

現在の1日の引き出し限度額は5000万ウォン(約498万円)で、月の引き出し限度額の合計は3億ウォン(約2980万円)に設定されている。

同取引所は、今回の対策でも未認証だった場合、翌月から1日の引き出し限度額を4500万ウォンに減らすと明らかにした。

ビットコイン:手数料が過去最低値まで減少

ビットコインネットワークの手数料は7年間の中で最も低くまで下がり、現在BTC送金でかかるコストは0.11ドルだ。

BTCの手数料が低くなった理由は複数あり、そのうちの1つは、ネットワークを使用するユーザーが減少していることで、1日の取引件数は昨年より大幅に減少し、過去1ヶ月ではさらに減少しているという。

昨年の12月14日には、1日約50万件のBTC取引が記録され、そこから2月までに1日平均20万件以下まで減少した。

今年の4月24日には254,000件をピークに減少し、5月26日には158,000件まで減少した模様。

2018年6月に注目すべき仮想通貨プロジェクトトップ5

仮想通貨市場全体が現在は落ち込んでいるが、6月には多くのアルトコインの開発が進展するとされている。

EOS (EOS)

  1. メインネットのローンチ:6月2日にメインネットへ移行
  2. スケーラビリティ戦争:スケーラビリティは2018年に最も話題になっている問題の1つであり、EOSはその価値を捉える高性能のブロックチェーン。1000-6000 TPSでローンチを計画中であり、実現すれば最も速いブロックチェーンの1つとなる。
  3. エアドロップ:6月に予定されているエアドロップは少なくても5つ。特にEveripediaの IQ tokenが控えている

Zilliqa (ZIL)

  1. メインネット:2018年4月にテストネットを公開し、Q3でメインネット開始予定
  2. シャーディングを初の実装プロジェクト:ネットワークが大きくなればなるほど、トランザクションを高速処理が可能で、ビットコイン/イーサリアムとは対照的
  3. 複数のリスク:新しいプログラミング言語Scillaとシャーディングプロトコルには課題が存在する
  4. 新たな新たなパートナーシップ:広告アプリケーションのMindshareと、日本企業のインフォテリア(3853)

Neblio (NEBL)

Neblioは、API、教育、複数のプログラミング言語、豊富なドキュメントを提供することで、「ブロックチェーンを簡単にする」ことに重点を置いているプロジェクト。

  1. 様々なプログラミング言語をサポート:Python、Java、JS、Node.Js、.NET、Go、Objective-C、PHP対応
  2. 成長段階:ICO価格は0.20ドルから始まり、45倍以上に上昇しているが、時価総額で見るとまだ低い
  3. Neblio API Suite v2のベータ版リリース:第3四半期に、Neblio API Suite v2のベータ版を正式に発売する予定
  4. NTP-1トークンプロトコル:ERC20トークンのような独自NTP-1トークンプロトコルを作成

Ontology (ONT)

ONTは、NEOブロックブロックチェーン上のNEP-5トークンの内の一つ。

  1. 6月メインネットのローンチ:4月にBinance上場してから印象的なスタートを見せている
  2. 強大なチームサポート:Sequoia Capital, Danhua Capital, and Matrix Chinaといったハイテク企業との提携
  3. ネオのエコシステムの強み:時間が経つごとにネオのエコシステムはさらに大きくなる

QASH (QASH)

QASHプロジェクトは非常に野心的であり、ビジョンを達成できれば、更に注目度が高まる可能性がある。

  1. ワールドブック:QASHチームは、すべての取引所のオーダーを1つのプラットフォームに組み合わせることで、”流動性サイロ化(流動性の孤立化)”の問題の解決に取り組んでいる
  2. LIQUIDプラットフォームが6月にライブで登場:待望のプラットフォームの公開か
  3. QASHはICOをホスティング:ICOユーザーと開発者の双方に利益をもたらし、すでにVUULRプロジェクトのICOを行なっている

以上の通貨は6月に注目すべきイベントが待っている。

2018年の仮想通貨の傾向に関して良い立ち位置に存在しており、長期的に見て成功する可能性があるだろう。

ただし成功とは、これらの通貨価格が上昇することが保証されている、ということではなく、プロジェクトとしての成功を意味している。

参考記事はこちら
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注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/22 金曜日
08:20
マイクロストラテジー、ビットコイン追加購入のための30億ドル調達を完了
米マイクロストラテジーは21日に仮想通貨ビットコイン追加購入のための、2029年満期の無利息転換社債の募集を完了したと報告した。
07:50
金融庁、仮想通貨仲介業の新設を検討
仮想通貨のイノベーションと利用者保護の両立に向けて、金融庁が仲介業の新設を検討。この会議ではステーブルコインも議題に上がった。
06:45
トランプ氏のメディア企業、「TruthFi」仮想通貨決済サービスの商標出願
トランプ次期大統領が保有するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは今週、デジタル資産取引やその他決済処理サービスのプラットフォーム「Truthfi」の商標出願を行った。
06:25
SECがソラナ現物ETFの審査開始、2025年承認へ期待高まる
米証券取引委員会はソラナ現物ETFの上場申請に関する審査を開始したようだ。SOLは本日8%上昇している。
06:08
トランプ次期政権の仮想通貨諮問委員会、ビットコイン準備金設立の可能性=報道
トランプ次期大統領が提案した仮想通貨諮問委員会は、米国のビットコイン準備金を設置する可能性があると報じられた。
05:45
SOLやXRPが上昇、ゲンスラーSEC委員長の退任確定を受け
仮想通貨のソラナやXRPなど、SECが規制の標的としている銘柄は22日、ゲンスラーSEC委員長の退任が確定したことを受けて大幅に上昇した。
11/21 木曜日
17:00
BitwiseがソラナETF準備開始 デラウェアで信託登録完了
暗号資産運用大手Bitwiseが、ソラナ(SOL)ETF組成に向けデラウェア州で信託登録を完了した。VanEck、21Sharesに続く参入となる。
16:59
バイナンス、5種類の仮想通貨取引ペアを11月22日に取扱い中止
大手取引所バイナンスが、THETA/ETHやRARE/BRLなど5種類の仮想通貨取引ペアの取扱い中止を発表。11月22日12時より取引停止へ。各トークンは他の取引ペアで継続取引可能で、価格への影響も限定的。スポット取引ボットサービスも同時終了。
15:27
ビットコイン1500万円突破 ETFオプション解禁で資金流入加速
ビットコインが史上初めて1500万円を突破した。米国でETFオプション取引が解禁され、機関投資家の参入が加速。IBITへの1日1000億円規模の資金流入が継続する中、トランプ政権への期待も相場を押し上げる。バーンスタインは3100万円到達の強気予想を見立てている。
13:10
ソラナPhantomウォレット、米AppStoreの無料ユーティリティアプリ部門でトップに
ソラナ基盤のPhantomウォレットが米AppStoreで無料ユーティリティアプリ部門1位を獲得。無料アプリの総合部門でも5位に躍進した。
11:25
半導体大手エヌビディア決算報告 過去最高の売上高
エヌビディアが8~10月期決算を発表。売上高は再び過去最高を記録した。AI需要拡大で業績好調も、成長率の鈍化予想で株価は下落している。
11:05
米SEC、仮想通貨指数ETFの上場判断を延期
ゲンスラー率いる米国証券取引委員会は、米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンの仮想通貨指数ETF「EZPZ」の承認判断を延期した。
09:40
「仮想通貨は申告分離課税で20%に」国民民主党の玉木代表が与党に要望
国民民主党の玉木代表が仮想通貨税制改正を与党に要望した。雑所得から申告分離課税にすることを提案している。
07:50
テザーUSDTが3000億円分新規発行、市場に流動性注入
今週仮想通貨ビットコインの上昇に際し、ステーブルコインのテザー(USDT)が大量に発行されたことが明らかになった。
06:50
米上場のバイオ企業、ビットコイン財務戦略を採用
米上場のバイオ医薬品企業のHoth Therapeuticsは、最大100万ドル相当の仮想通貨ビットコイン購入を取締役会で承認した。

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2024/12/01 09:30 ~ 20:00
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