- 仮想通貨市場
- 仮想通貨市場全体は、昨日の下落の勢いが続き多くの通貨が前日比のマイナス域で推移しています。時価総額TOP10の中でプラス域まで浮上したのはXRPで、金融最大規模のMoney2020にRipple社が出席し、注目が集まっています。
仮想通貨市場
仮想通貨市場は昨日に続く形で下落し、2日連続の下落となりました。
時価総額の推移は、2日間で3533億USDから3355億USDまで下落し、178億USDまで日本円で約1.95兆円の下落となりました。
ビットコインの価格は、4日15時からの続く下落が、5日も続く形で、82万円前後で推移しています。
下落はしているものの6月以降は同価格帯で推移するレンジ相場とっています。
昨日Mt.GOXのウォレットに動きがあった事が話題となりました。
今年に入り、Mt.GOXウォレットによる売り圧力が懸念されている状況は、投資家の警戒心を強めており、該当ウォレットからの動きのみで市場への反応が見られている可能性があります。
アルトコイン市場も未だビットコインの価格変動に相関関係が見られ、BTC以上に下落が見られる通貨も多く散見できる状況となっていますが、時価総額10位以上でプラスを保っているのはXRPです。
XRPのデジタル資産を有するRipple社は、金融の最大級カンファレンスMoney 2020に参加しています。
このカンファレンスにはCEO Brad Garlinghouse氏も参加しており、RippleやXRPの進展情報の公開が期待されている状況にあります。
またこのカンファレンス中のCNBCインタビューにて、大手銀行のxRapid採用に関する言及が行われ、話題となっています。
この発表を受けXRPの価格は徐々に回復段階に移行しており、XRPホルダーが望む、xRapidの有用性への大きな動きが見られた形となります。
え、これホント!?
— てにったー (@tenitoshi) 2018年6月5日
「大手銀行がxRapidを今年中に使う」
"I have every confidence that this calendar year major banks will use xRapid as a liquidity tool"https://t.co/sfFQ2wmoZ0
インタビューの注目内容に関して明日記事で公開します。
仮想通貨(ブロックチェーン)関連株
仮想通貨市場の大幅反落に引きずられるような形で、昨日高騰した「SBIグループ(8473)」が-6.37%で逆戻りとなるなど、仮想通貨(ブロックチェーン)関連株は全面安に。
仮想通貨取引所BITPointを運営する「リミックス(3825)」が9.33%安と下げ足を強めたほか、「マネックスグループ(8698)」が4.37%安で600円台を割り込んだことで4月26日以来の終値500円台になるなど、人気銘柄の続落が目立ちました。
この背景としては、新興市場のマザーズ指数大幅下落(-1.85%)も影響しており、指数1110.66ポイントと終値ベースで年初来安値を更新したことで、年初来高値からの下落率は約19%に到達。個人投資家人気の高い中小型株は、時価総額を大きく毀損するなど厳しい市況が続きます。
マザーズの下落は、大型IPOの「メルカリ」上場を控えた購入資金捻出のための換金売りが出たことが主因とされていますが、新興市場におけるレンジ下限では、個人投資家の信用評価損益率が追証水準に接近している可能性もあるため、警戒が必要です。
有望視されている仮想通貨(ブロックチェーン)関連株の最新情報は、以下の記事でまとめているので参考にどうぞ。
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