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ウェスタンユニオンCEO:仮想通貨送金サービスの採用は当面見送る

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ウェスタンユニオンCEOが難色を示す
世界最大級の国際送金・海外送金サービスであるウェスタンユニオンのCEO、Hikmet Ersek氏は、仮想通貨送金ソリューションを取り入れる方針が当面ないことを表明。中央銀行が仮想通貨に対して懐疑的な立場を一貫していることを理由の一つに挙げた。
ウェスタンユニオンとは
ウェスタンユニオンとはアメリカ合衆国に本拠を置く世界最大級の国際送金・海外送金サービス。160年の歴史を持ち、全世界の約200ヶ国で個人送金、企業支払と貿易業務を代行している。

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ウェスタンユニオンCEOの見解

世界最大級の国際送金・海外送金サービスであるウェスタンユニオンのCEOHikmet Ersek氏は、今後も仮想通貨送金ソリューションを取り入れない方針を発表しました。

Ersek氏は今週水曜日、米NYの経済クラブ「Economic Club of New York」で以下のように述べました。

顧客は、仮想通貨よりも幅広いユーザビリティがある現金や紙幣を圧倒的に好む。

需要を教えてくれるのは消費者であり、消費者は医療費を仮想通貨で決済していない。

Ersek氏は、デジタル資産へのサービスが拡大しない一因として、中央銀行の仮想通貨に対する懐疑的な立場を一貫している現状を挙げ、中央銀行が分散型デジタル資産に支配権を奪われる選択は考えにくいと述べました。

電信送金取引を禁止

仮想通貨は、2007〜2009年に起きた経済危機の後に生み出されました。

当時は連邦準備理事会、欧州中央銀行(ECB)などが制定した金融緩和政策の波によって緩和されましたが、中には政策とその規制方法に対し不満を持つ者もいました。

仮想通貨の支持者は、デジタル資産の主なメリットとして、政府や中央銀行による規制や管理が必要ないというメリットを訴えています。

ウェスタンユニオンは昨年12月、社内規定によりデジタル通貨交換を伴う電信送金取引を禁止するキャンペーンを開始していました。

Reddit上の投稿によると、ウェスタンユニオンは同社の内部ルールに違反していた海外取引所Krakenの仮想通貨に関連する取引の処理を停止した模様です。

ブロックチェーン決済システムへの関心

ウェスタンユニオンのErsek氏は、2月にリップルのブロックチェーン決済システムを試行していたことを認めており、決して無関心なわけではありません。判明した際、以下のように語っています。

我々は、決済処理能力や運転資本の最適化の調査を進めており、規制面などブロックチェーン機能のコンプライアンスについても検討している。

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