Cosmos 情報（日本語要約）

2020年四半期の主要な財務と資金調達に関する活動状況を公表。同財団はCosmosプロジェクトを数年間に渡って維持するためのアプローチを取っている。

このレポートでは、2020年9月にワーキンググループによる会議の開始以来、作業の第1フェーズが達成されたことを発表。今後の見通しとして、2021年第1四半期末までにInterchain規格の草案を形式化することを目標としている。

2021年1月14日、ICFアップデートでは、ICFRFPガバナンスモジュールの改善について、コスモスハブのスターゲートアップグレードについて、NFTとメタデータ規格の進捗レポートについて、Onur AkpolatによるInterchain GmbHへの参加などについて発表されている。

Sifchainは、Monkey Bars テストネットにPeggy（CosmosとEthereumブリッジ）が正常にデプロイされたことを発表。

Interchain GmbHのIBCチームは、Cosmos SDKを使用してIBC1.0の実装を目的に開発を進めている。約1ヶ月前、私たちは1.0の実装マイルストーンを完了させた。その後、Informal Systemsと共同でコード監査を行い、最終版をマージした。

今回のICFアップデートでは、過去2週間におけるインターチェーン財団の活動について報告。報告内容は7種類に分けられ、ハイライトとして2種類の報告を行なっている。

ハッカソンイベントであるHackAtomVは大成功を収め、さまざまなプロジェクトの提出が行われた。HackAtomVには5つの受賞カテゴリーがあり、各カテゴリの上位入賞者を紹介。また、当選者はInterchainFoundationによって配布された賞金として合計50,000米ドル近くを受け取った。

仮想通貨ウォレットであるLunieは、11月末でホスティングサービスの終了を発表。Lunieは、Tendermintの製品であり、Cosmosエコシステム上における、最古のウォレットとなる。

Cosmos SDK 0.39シリーズ（コードネーム：Launchpad）に新たなアップデートが追加された。Launchpadのリリースポリシーに従い、v0.39.2はバグフィックスのみのリリースとなっており、以前リリースされたLaunchpadのバージョンとの下位互換性はない。また、このリリースアップデートにはTendermint v0.33.9が搭載されており、修正と改善が行われている。

2020年11月26日、ChainSafeはイーサリアムテストネットの開始を発表。また、ユーザーがTwitter経由でこのテストネットに接続するためのエンドポイントのリリースを行う。

HackAtom Vの終了に伴い、受賞者を発表。世界中から340人以上の参加者が2週間リモートでハッキングを開始。チームは、Cosmos SDK、IBC、Starport、Ethermint、CosmWasm、AgoricなどのCosmosエコシステムの最先端テクノロジーを利用し、すばらしいプロジェクトの構築に成功した。

Cosmos Hub Stargateテストネットシミュレーションは、アップグレード提案前の最終ステップとなる。テストネットシミュレーションでは、ノン・ハルトアップグレードのためのCosmovisor、高速でチェーンの同期を行うStatesync、Cosmos Hub上でのアセット作成と伝送のためのIBCを含む新機能のテストが可能となる。