Mina Protocol 情報（日本語要約）

本記事では、Cohort 1プログラムの概要および12週間のプログラム期間中に参加者が取り組む一連の毎週の集まりと課題の詳細について説明している。

Mina Protocolを提供する公益法人Mina財団は、ハーバード・ビジネス・スクール（HBS）の財務教授であるMarco Di Maggio氏を理事に加えたことを発表。Marco Di Maggio氏は、ハーバード大学のフィンテック、仮想通貨、Web3ラボのディレクターで、Web3技術の探求と研究を行う学生を支援しており、全米経済研究所の教授研究員、Coinbase研究所のアドバイザリーボードメンバーでもある。

本記事では、zkIgniteのCohort 0のzkApps開発者および受賞者上位4つの詳細を発表。審査員チームは、20種類のオペレーティングオラクルと28種類のzkAppをプログラムの勝者として認定する。各オペレーティングオラクルには1,500 MINA、各認定zkAppには5,000 MINAが贈られる。

Minaは、エコシステムパートナーのGranolaシステムズより、オンチェーン投票用のリーダーボードが提供されたことを発表。 また、2023年1月4日から過度に供給された報酬を削除する為のMIPの投票が開始されることを発表。

Mina Protocolは、「ZK Tech You Should Know」シリーズの最新作がYouTube上で公開されたことを発表。

コロンビアで14歳から独学でJavaを学んだNicolas Diaz氏は、その後ブロックチェーン技術に特化し、250以上のプロジェクトの開発を支援し、「Cerebrum」の開発をチームとともに開始した。その後、同氏はzkApps開発者プログラムに参加した。Mina zkAppグラント受賞者であるNicolas Diaz氏は、開発者ツールを改善するための新しいプロジェクトを積極的に提案し、自身のプロジェクトに取り組み続けている。

Minaエコシステム・ロードマップ（2022年第4四半期）を公開した。13種類のプロジェクト進捗状況が記事内に表で公開された。

今後数週間でオンチェーン投票への参加が必要になるMIP、コミュニティコールの詳細、収録、MIPの投票期間などの詳細が公開された。エコシステムパートナーのGranolaシステムズにより、オンチェーン投票のリーダーボードが開発され、ブロック生成者やユーザーは、トークンを使用して投票でき、別のユーザーに投票権を委任、ステークし投票できる。また、投票方法に同意しない場合は、別のブロックプロデューサーの代替アカウント所有者に委任できる。

Mina Protocolは、Mina Ledgerアプリをローンチし、Nano X及びNano Sデバイスとの完全統合を発表した。

CBDC（中央銀行デジタル通貨）のプライバシーに関する懸念が、ゼロ知識証明により解消される可能性が研究により証明された。Mina財団とEtonec共同レポートでは、CBDCがマネーロンダリング防止法に準拠しながら、現金と同じプライバシーを提供できることを証明している。現金と同じプライバシーを実現するために、ゼロ知識（ZK）技術を使用し、送信者と受信者の間で取引詳細を機密に保つことができる。

Mina財団は、ゼロ知識証明によってコンプライアンスとプライバシーを維持する法定通貨型のステーブルコインを設計する方法に関するEtonecの研究を発表。このレポートには、Minaのゼロ知識スマートコントラクト（zkApps）を活用して、プライベートかつ規制に準拠したステーブルコインを設計する方法が含まれている。

Mina Protocolのゼロ知識証明は仲介者を排除して、証明可能な情報を提供する。今のコンピュータ化された世界において、ユーザーのプライバシーとセキュリティは当然保護されるべきであり、ゼロ知識証明に他のチェーンを含むすべての人がアクセスできるようにすることは、その鍵となる。Minaのエコシステムに関わるチームも、その可能性をさらに実現するために動いている。非コンセンサスブラウザノードの進展に加え、Minaの貢献者はゼロ知識スマートコントラクト（zkApps）、および他のチェーンがMinaのプライバシーとセキュリティ特性にアクセスできるようにzkBridgeに取り組んでいる。