はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨業界に巨大カストディアン誕生 Coinbaseが大手Xapo社を買収で|総ビットコイン(BTC)の4%まで拡大する可能性も

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

大手Xapo社の買収先が決定
米コインベースカストディが、大手Xapo社を、5500万ドル(約58億円)で買収。仮想通貨業界に巨大カストディが誕生する。その重要性とは?

コインベースがXapo社を買収

米コインベースが運営するカストディ企業が、機関投資家向けに仮想通貨保管サービスを展開してきた大手Xapo社を、5500万ドル(約58億円)で買収、巨大カストディアンが仮想通貨業界に誕生した。

カストディアンとは、有価証券(今回は仮想通貨)の保管や売買に係る決済、あるいは元利金・配当金の受領や議決権行使などの幅広い業務を提供するサービスのことで、多額の資金を扱う機関系の投資家の資産管理や、証券などの取引で当たり前の清算の役割を担う。

単一企業の資産を保有するだけであれば、各カストディアンがわかれて運営することは問題ないが、清算の仕組みや決済ネットワークを構築する上で、中間に入る第三者カストディアンが巨大であればあるほど(資産を入れる企業が多いほど)、利便性が向上する。

現在BitGOが有名カストディアンに挙がるが、コインベースがXapo社を買収したことで、一気に巨大カストディアンへと押し上がった。仮想通貨の新たなネットワークが構築される可能性がある。

Xapo社の買収交渉には、世界的金融大手フィデリティら複数の企業が参加していたという。買収先が最終的にコインベースに決定したことによって、70億ドル(約7400億円)の資産を保有するカストディアンが誕生したことになる。

米メディアFortuneの報道によると、Xapo社の顧客の大多数が資産をコインベースに移すことに同意しているようだ。その人数が所有するビットコインを合計すると、51万4000BTCになり、この分がコインベースの管理下に置かれる。コインベースが、まだ資産の移動に同意していない顧客を納得させることができれば、保有するビットコインは86万BTCに増え、その量はビットコイン全体の流通量の約4%に相当するレベルまで拡大する。

買収後もXapo社は、個人投資家向けの取引業務と、スイスのビットコインの保管庫の管理は継続するという。

今回の買収交渉は、短くみても今年の5月から継続していたが、交渉が長期化したのは、顧客の資産の移動やXapo社の保管庫の管理といった重要問題の解決に時間がかかったからだと説明している。

コインベースの子会社が運営する「コインベースカストディ」のCEOであるSam McIngvale氏は、今回の買収について以下のように語った。

 

今回の買収は、長期に渡って、コインベースカストディの成長と革新に寄与する。我々は、機関投資家が利用できるような、最も安全で信頼性の高いカストディサービスを目指してきた。

今回の買収は、我々の歴史において重要な出来事になる。

CoinPost App DL
記事提供:THE BLOCK
THE BLOCKとは

Cryptoにおける”最初で最後の言葉”であること。
The BlockはCryptoにおける最高クオリティで最重要のシグナルをお届けします。日々、Website、Newsletter、Podcast、イベントを通じて、業界で最も影響力のある人々にリーチしています。

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/12 火曜日
17:41
ブータン、100BTCを売却 保有残高は9月末に枯渇の可能性=アーカム
アーカムの分析により、ブータン政府が2026年に入り約362億円超のビットコインを売却済みと判明。現在の売却ペースでは9月末に保有残高が枯渇する見通し。
16:19
ビットコイン、オンチェーン活動・収益性が同時改善 グラスノードが指摘
グラスノードの週次レポートによると、BTCのオンチェーン活動・収益性・ホルダーポジションが同時改善。ただし資本流入は鈍化しており、市場は依然としてリスク変化に敏感な状態が続いている。
15:35
米上院銀行委、「クラリティ法案」草案を公開 ステーブルコイン利回り禁止など盛り込み
米上院銀行委員会が309ページのクラリティ法案草案を公開。SECとCFTCの管轄区分明確化、ステーブルコイン利回り禁止、CBDC規制など包括的な仮想通貨規制の枠組みを提示。5月14日に委員会審議へ。
14:43
三井物産デジタルAMが底地デジタル証券を発行、イオン大宮の土地に10万円から投資可能
三井物産デジタルAMが日本初の底地デジタル証券を発行。イオン大宮の土地に10万円から投資でき、年3.4%の予想利回りとWAON POINT優待が魅力。
13:05
マラソン決算、AIインフラ開発もビットコイン採掘は「基盤事業」
クリーンスパークが2026年1〜3月期決算を発表。BTC評価損が影響して純損失を計上、売上高が前年同期比で18%減少した。BTC採掘を基盤としつつAI対応データセンターを開発している。
12:44
アーサー・ヘイズ、AI投資とドル流動性拡大でビットコインに追い風と分析
アーサー・ヘイズが新論考を公開。AI覇権争いによる信用膨張と米イラン開戦を背景に、ビットコインの強気相場が本格化すると主張した。
11:45
メルカリ第3四半期決算、営業利益70%増 メルコインの仮想通貨収益は横ばい
メルカリが2026年6月期第3四半期決算を発表。売上収益は前年同期比16.1%増の1672億円、コア営業利益は74.5%増。メルコインの仮想通貨収益は13億6200万円と前年同期から横ばいで推移した。
10:46
アンソロピック、トークン化された自社株に警告 権利は認めず「無効」を明言
Anthropicが未承認の株式譲渡を「無効」と警告。SPVやトークン化証券、先渡契約を対象とし、HiiveやForgeなどを名指しした。二次市場の評価額は1兆ドル超え規模に達している。
10:44
バイナンスがユーザー保護にAI活用、15カ月間で計約1.7兆円の潜在的被害を阻止
仮想通貨取引所バイナンスは、2025年1月から15カ月間にAIを活用して詐欺による潜在的被害から合計で約1.7兆円を保護したと公表。取り組みの成果に加え、ユーザー保護策を説明している。
09:50
クリーンスパーク、1~3月期に590億円超の損失 保有ビットコインが大きく影響
ビットコインマイニング企業クリーンスパークが2026年1〜3月期決算を発表。ビットコイン評価損で純損失を計上。AI・HPC関連の事業開発を進めている。
08:15
イーサリアム財団、78億円相当のETHをステーキング解除 Glamsterdam準備と体制刷新も発表
イーサリアム財団は2万1271ETHをアンステーキング。同時に開発者会合でGlamsterdamの準備状況を公表し、200Mガスリミット下限とプロトコルクラスター長3名の刷新も発表した。
07:50
イーサリアムDAT企業シャープリンク、2026年1Qは純損失1100億円相当
米上場のシャープリンクは2026年第1四半期決算で純損失6億8560万ドルを計上。ETH保有量は5月4日時点で87万2984枚に拡大し、ギャラクシー・デジタルと共同で1.25億ドル規模のオンチェーンファンド設立を発表した。
07:22
仮想通貨ETFなど、先週は1300億円超が純流入
コインシェアーズは、仮想通貨投資商品全体の先週における資金フローは約1,349億円の純流入だったと報告。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなどの商品に広く資金が流入した。
06:50
リップル・プライム、ニューバーガー・バーマンから2億ドル融資枠を確保
リップル社のプライムブローカー部門「リップル・プライム」が、米運用大手ニューバーガー・バーマンから2億ドルの融資枠を確保した。株式、債券、仮想通貨を一つの与信枠で取引できる次世代の金融インフラを構築し、機関投資家の資本効率を最大化する狙い。
06:25
ソラナの新コンセンサス「Alpenglow」、テストネット稼働開始
ソラナの研究開発企業Anzaは11日、新コンセンサス「Alpenglow」がテストクラスターで稼働開始したと発表。メインネット移行は今年第3四半期末から第4四半期初めを想定。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧