仏財務大臣、EUの仮想通貨ルール作りとパブリック・デジタル通貨の発行を呼びかけ

フランスの財務大臣ブルーノ・ル・メール氏はEU領域における仮想通貨ルール作りとEU内で利用する「パブリック・デジタル通貨」の発行を呼びかけている。

フランス、EUのパブリック・デジタル通貨を呼びかけ

フランス政府はEU領域における仮想通貨ルールとEU内で利用する「パブリック・デジタル通貨」の発行を呼びかけている。

ロイターの報道によると、フランスの財務大臣ブルーノ・ル・メール氏は28ヵ国の加盟国に適用する「仮想通貨の一般フレームワーク」とのルール作りが必要と話した。

具体的には説明していないものの、欧州パブリック・デジタル通貨は、中央銀行のデジタル通貨(いわゆるCBDC)になる可能性もあると見られる。最近では、中国の中央銀行が5年間の研究開発を重ねてCBDCの発行準備が整っているとの報道があった。

IMFの元理事長Christine Lagarde氏も以前、現金需要が減少する一方、デジタル通貨の需要が増えているとして、CBDCの検討を進めていた。Lagarde氏は今年の11月1日より欧州中銀(ECB)の新たな総裁に就任するため、ECBによるデジタル通貨導入が実現する可能性も期待されている。

ル・メール氏は昨日、フェイスブック社主導のリブラに対して、「通貨集権の脅威になりかねないため、欧州におけるリブラの開発は認めない」と改めて厳しい見解を示している。その一方でル・メール氏は、「仮想通貨間取引(仮想通貨と仮想通貨の取引)については課税されない政策になる」と言及し、法定通貨との取引による利益に対して課税すると説明した。

関連仮想通貨間取引は非課税 仏財務大臣


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