CoinPostで今最も読まれています

「1番承認に近い状況」ビットコインETFの期限迫るBitwise、申請状況を語る

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインETFの承認期限迫る
米投資運用企業Bitwiseのリサーチ部門のトップ Matt Hougan氏が、同社申請のビットコインETFは今が1番承認に近い状態と発言。SECの承認判断期限が10月13日に迫る中、その根拠を語った。

ビットコインETFの承認期限迫る

米投資運用企業Bitwiseのリサーチ部門のトップ Matt Hougan氏が、同社が申請したビットコインETFは今が1番承認に近い状態にある、米メディアCNBCとのインタビューで語った。

Bitwiseが米証券取引委員会(SEC)に申請したビットコインETFは、10月13日が最終判断期限を控える。Hougan氏は「これ以上延期されないため、期限までにSECがイエスかノーか明確な判断を下す」と改めて説明した。

これまで度重なる延期が続いた期間で、ビットコイン市場は成熟してきたとHougan氏は語る。SECのJay Clayton長官は、規制が不十分であることと、機関投資家水準のカストディサービスが欠如していることをビットコインETFの審査における最大の課題として強調してきたが、Hougan氏はその問題は改善されてきていると説明した。

「2年前は規制に準拠し、保険が適用されるカストディサービスはなかったが、今は老舗金融サービスFidelityや仮想通貨取引所コインベースが、保険サービスに加入している」と述べ、規制認可を受けた取引所の増加も引き合い出し、仮想通貨市場の発展の成果を語った。取引高の増加やビットコイン先物が規制の下で提供されている現在の状況も追い風になると説明している。

また「今やビットコインは、スプレッドが狭いこともあり、世界中の機関投資家にとって最も効率の良い商品になり得る」と語ったHougan氏はは、米ウォール街の金融企業も、初めてのビットコインETFの誕生に興味を示すと期待しているという。また、ビットコインだけでなく、その他の仮想通貨やブロックチェーンは現在、富を築く手段として、今や世界で最も注目されている分野にあると続けた。

一方、巨大な金額を動かす機関投資家が安全に仮想通貨取引をできる環境にあるが、それ以外の一般投資家の保護対策は未だ不十分であると、市場の問題点を指摘。ビットコインETFはこのような構造も変えることができると、自信を見せた。最後に、ビットコインETFは、どの投資家にとっても安全でシンプルな金融商品だと語った。

先月VanEck社がビットコインETFの申請を取り下げたため、SECの審査に残っているのは、BitwiseのビットコインETFと、Wilshire Phoenix社のビットコインや米国債がバスケットになるETFだけだ。

CoinPostの関連記事

ビットコインETFの審査期限に向けて、BitwiseはSECに新たな市場報告書を提出
10月13日のビットコインETF判断期限に向けて、申請企業のBitwise社は米証券取引委員会(SEC)に新たな市場報告書を提出した。ここ2年間でBTC市場が大きく成長し、改善している旨を伝えている。
米CME・Bakktのビットコイン先物出来高が5割減=仮想通貨分析企業
CMEやBakktのビットコイン先物取引の出来高やOI(建玉)が、9月25日の暴落を境におよそ5割減少したことがわかった。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/20 土曜日
06:45
Magic Eden、BaseチェーンのNFTに対応へ Open Editionミントも予定
Magic Edenは現在NFTマーケットプレイスのランキングで1位。ビットコイン半減期を背景に需要が高まるビットコインOrdinalsおよびビットコイン上の「Runes」への期待が出来高を押し上げている。
06:15
マイクロストラテジーのセイラー会長、自社株売却で570億円の利益
マイクロストラテジーの株価は仮想通貨ビットコインの3月の高騰に伴い3月27日に1,919ドルまで値上がりした。同株は年初来+71.37%のパフォーマンスを見せた。
04/19 金曜日
18:00
2024年注目の仮想通貨10選 セクター別の主要銘柄
暗号資産(仮想通貨)市場を代表する、注目銘柄10選。ビットコイン現物ETFが承認され半減期を迎える2024年。RWAやAI銘柄などセクター毎に投資活動が活発化。年初来の騰落率を含む各種データを網羅。ソラナのミームコインやエアドロップの効果は業界全体に影響している。
13:53
Yuga Labs、NFTゲームの知的財産権をゲームスタジオ「Faraway」に売却
著名NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club」で知られるYuga Labsは、同社が開発するNFTゲーム「HV-MTL」と「Legends of the Mara」の知的財産権を、ゲームスタジオ「Faraway」に売却したと発表した。
11:54
中東情勢緊迫化で株やビットコインなど急落、リスク回避の動き強まる
中東情勢を巡りイスラエルのイランへの報復攻撃が伝わり、日経平均株価や仮想通貨ビットコインなどリスク性資産が暴落した。先行き懸念からリスク回避の動きが強まっている。
11:30
Ondo Finance、米国債建てトークンUSDYをコスモスで展開へ
資産トークン化企業Ondo Financeは、Noble Chainと提携して米国債建てトークンUSDYなどの資産をコスモス上で展開すると発表した。
11:00
テザー社、USDT超えて最先端技術提供へ 4つの新部門立ち上げ
USDTを発行するテザー社は事業部門を4つに再編する計画を発表した。ステーブルコインを超えた、より包括的なソリューションを提供していく計画だ。
10:10
「BTC半減期後の相場はマクロ経済が主導」10x Research分析
仮想通貨ビットコインの半減期後の相場を主導するのはマクロ経済であると10x ResearchのCEOが指摘。現状ではビットコインの今後価格が5万ドルまで下がる可能性もあると述べている。
09:35
Aptos開発企業、マイクロソフトやSKテレコムなどと提携
アプトス・ラボが数社と共同で開発するAptos Ascendは、金融機関向けのデジタル資産管理プラットフォームだ。この製品はAzure OpenAI Serviceを使用する。
07:55
仮想通貨取引所バイナンス、ドバイで完全な事業ライセンス取得
バイナンスは昨年同局からMVPライセンスを取得したが、同ライセンスには3段階のプロセスがあり、今回は最終段階をクリアしたことになった。
07:20
「半減期後にBTC価格は下落する可能性」JPモルガン
半減期後に仮想通貨ビットコインの価格は下落する可能性があると、JPモルガンのアナリストは分析。17日のレポートで分析の根拠を説明している。
06:30
バイナンス、新たな仮想通貨ローンチパッド「メガドロップ」発表
最初に選ばれたプロジェクトは仮想通貨ビットコインのステーキングプラットフォーム「BounceBit」で、168,000,000 BBトークンがMegadropを通して配布される予定だ。
06:00
コインベース、ソラナミームコイン「WIF」の永久先物提供へ
米仮想通貨取引所大手コインベース(およびインターナショナル取引所)は19日、ソラナ基盤のミームコイン「WIF」のパーペチュアル先物取引を新たに提供する予定を発表した。
04/18 木曜日
17:05
Flare Network、PFP NFT生成AIサービスの一部機能を公開
Flare Network(フレアネットワーク)はデータに特化したブロックチェーンとしてAIを強化。Atrivと提携してコードなしでNFTを生成するプラットフォームを提供。このプラットフォームは、デジタルアートの取引と集大成を容易にし、安全なクロスチェーン取引をサポートする予定。
17:00
ビットコインの新トークン標準「Runes」が注目される理由
仮想通貨 ビットコイン新たな代替トークン基準「Runes」にコミュニティの注目と期待が集まっている。ビットコイン版NFTの発行を可能にしたOrdinalsの開発者が、設計した新たなプロトコルで、ビットコインの半減期に合わせてローンチされる。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/20 ~ 2024/04/21
大阪 京セラドーム大阪
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
重要指標
一覧
新着指標
一覧