はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米NBA「キングス」がイーサリアムブロックチェーン導入 グッズオークションで活用へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

オークションにブロックチェーン活用

米プロ組織NBA所属のバスケットボールチーム「サクラメント・キングス」は、イーサリアム(ETH)のブロックチェーンでスポーツアイテム用のオークションプラットフォームを構築するため、ETH関連のブロックチェーン企業ConsenSysと提携した。

本プラットフォームは15日にローンチされている。システムにはConsenSysがサポートするサプライチェーン向けプラットフォーム「Treum」を利用。オークションアイテムを真贋鑑定し、取引履歴を記録して透明性の高い監査証跡を残す。またセールやローン、グッズの展示にも活用するという。

最初にオークションにかけられるのはBuddy Hield選手が試合で着用したジャージで、15日のダラス・マーベリックスとの試合直前に開始し、現地時間23時59分で終了となる。

オークションへはチームのホームページから参加できる。収益はハリケーン「ドリアン」の救援活動に当てられるという。落札者はグッズだけでなく、権利証明書とアイテム内容が記録されたデジタルトークンを受け取る仕組みだ。

今回の提携におけるConsenSysの目的は、ブロックチェーンを活用して、米スポーツのコレクション市場に真正性を提供すること。スポーツグッズコレクションのデータベース「Collectable.com」によると、本市場価値は推定で年間54億ドル(約5900億円)に上る。

サクラメント・キングスの取り組み

サクラメント・キングスは2014年、NBAで初めてビットコイン(BTC)による決済を導入した。2018年には「MiningForGood」というチャリティプログラムを開始。仮想通貨をマイニングし、その収入を教育プログラムに寄付に充てている。

また昨年、英ブロックチェーンスタートアップ企業「クリプト怪獣」と提携して、限定の仮想通貨関連のコレクターズアイテムをローンチ。さらにNBAで初めてブロックチェーンを使ったゲームアプリも製作した。

サクラメント・キングスの技術責任者は「我々は報酬プログラムなど、ビジネスで使う様々なプラットフォームにブロックチェーンを導入している。ブロックチェーンのソリューションを活用することによって、今ではファンもリアルタイムで、ゲームで使用された真正なアイテムを安全に購入できるようになった」と語っている。

関連米NBA「キングス」、熱心なファンに向けた独自通貨発行を発表

CoinPost App DL
記事提供:THE BLOCK
THE BLOCKとは

Cryptoにおける”最初で最後の言葉”であること。
The BlockはCryptoにおける最高クオリティで最重要のシグナルをお届けします。日々、Website、Newsletter、Podcast、イベントを通じて、業界で最も影響力のある人々にリーチしています。

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/24 水曜日
08:30
米Amplify ETFs、ステーブルコインとトークン化特化の新ETFを上場
米Amplify ETFsがステーブルコイン技術とトークン化技術に投資する2つの新ETFを発表した。ステーブルコイン市場は2030年に3兆7000億ドル、トークン化資産は3兆6000億ドルへの成長が見込まれている。
07:20
ロシア中銀、適格投資家以外の仮想通貨購入の認可を政府に提案
ロシア中銀は、仮想通貨規制のコンセプトを考案して政府に対して法改正の提案を行ったと発表。提案の内容や今後の計画を説明している。
06:55
ソラナ特化型ウペクシ社、シェルフ登録で柔軟な資金調達体制を構築
米上場のソラナ特化型企業ウペクシが米SECにシェルフ登録届出書を提出し、未使用のエクイティラインを解約する計画を発表した。資本調達の効率性向上とコスト削減を目指す動きとなる。
06:20
ビットコイン、金・銀と乖離し上昇に遅れ 大口売り圧力が要因に
仮想通貨ビットコインは金や銀と異なり最高値から30%下落したまま推移。8月以降ナスダックとの相関が乖離し、大口プレイヤーからの売り圧力が上昇を阻んでいると分析された。
05:35
米アリゾナ州、仮想通貨免税法案を提出
米国アリゾナ州で仮想通貨を州税から免除する法案が提出された。連邦レベルでは200ドル未満のステーブルコイン取引を非課税とする超党派法案の草案が発表された。
12/23 火曜日
18:30
CircleのStableFXとは?外国為替をステーブルコインで効率化する戦略を読み解く
1日1,400兆円超のFX市場に、Circle社がステーブルコインで挑む。StableFXの仕組み・強み・日本円ステーブルコインJPYC採択の背景まで、戦略を読み解きます。
18:16
ビットコイン、インフレ調整後の購買力ベースでは10万ドル突破せず=Galaxy分析
ギャラクシー・デジタルの研究者がインフレ調整後、ビットコインは「真の10万ドル」に未達と指摘。しかし日本の投資家は円安効果により米国投資家を大きく上回る実質リターンを獲得。円キャリートレードの典型例を分析。
18:00
edgeX(エッジエックス)とは?エアドロップ情報・使い方を解説
edgeX(エッジエックス)は累計取引高5,900億ドル超の永久先物DEX。独自トークンの発行やエアドロップも予定されています。本記事では特徴や使い方、流動性提供の方法、手数料・リスクまでわかりやすく解説します。
18:00
SBIホールディングス株式会社、次世代金融カンファレンスMoneyX 2026の企画・運営として参画決定
SBIホールディングスが、2026年2月27日にザ・プリンスパークタワー東京で開催される次世代金融カンファレンス「MoneyX 2026」に共催企業として参画。通貨のデジタル化と社会実装をテーマに開催される。
15:46
予測市場カルシ、BNBチェーンでの入出金サポートを開始
CFTC規制下の予測市場カルシがBNBチェーンの入出金に対応。BSCユーザーはブリッジ不要で直接アクセス可能に。予測市場業界は2025年に急成長、取引高は400億ドル規模へ。
14:34
ソラナ財団、手数料代行サービス「Kora」を発表 SOL不要で取引可能に
ソラナ財団が12月23日に発表した「Kora」により、ユーザーはSOLを保有せずにUSDCなど任意のトークンで取引手数料を支払えるようになる。手数料代行の仕組みと応用例を解説。
13:15
仮想通貨ウォレット狙う情報窃盗マルウェア「Stealka」検出=Kaspersky
Kasperskyが仮想通貨ウォレットなどを狙う高度マルウェア「Stealka」を報告した。海賊版ソフトなどに偽装し100種類以上のブラウザやウォレットを標的に。被害を防ぐ対策も解説。
12:39
ビットコイン採掘者の降伏、価格底打ちのシグナルか=VanEck分析
資産運用会社VanEckは、ビットコインのハッシュレートが4%低下したことについて、価格底打ちを示唆する強気シグナルと分析。過去のデータでは180日後に77%の確率で価格上昇。ただし一部専門家は慎重な見方も。
12:16
ビットポイント、P2P.orgを含む3社連携 法人向けETH活用支援を強化
SBIグループのビットポイントジャパンが世界最大級のステーキング企業P2P.orgと連携。東証上場のDef consultingが進めるイーサリアムトレジャリー戦略を、グローバル基準の技術で支援する体制を構築した。
10:50
メタプラネットの臨時株主総会、5議案を全て承認
仮想通貨ビットコイン財務企業メタプラネットは、同日開催した臨時株主総会で5つの議案が全て承認されたことを発表。優先株式の定款変更や発行に対する承認が特に注目を集めている。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧