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イーサリアム2.0、2021年中期にアップグレードを計画

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーサリアム2.0をアップグレードへ

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の次世代ネットワーク「ETH2.0」において、2021年中期にアップグレードが予定されている。

一部では「ハードフォークを行う」と言われているが、ETH2.0の開発・運用について意見が分かれているわけではなく、現行の「ETH1.0」ネットワークを統合するための準備だとしている。並列して処理を行う技術(シャーディング)として複数のチェーンは作られるが、分岐するわけではないという。

ETH2.0の中心となるビーコンチェーンは先月1日にローンチされた。ETH2.0へのアップグレードはコンセンサスアルゴリズムの変更やシャーディングの実装など大規模に実施されるため、今後数年かけて進められる。

以前は開発の各段階を「フェーズ」に分けて1つずつ進められる予定だったが、各段階を並行して進める計画にシフトしており、過去の予定よりも早くETH2.0への移行が完了することを期待する声も聞かれている。

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今年中頃に予定されるETH2.0のアップグレードでは、以下の内容で変更が行われる予定。アップグレードについて意見が分かれているわけではないが、まだ全てにおいて完全に合意に至っているわけではない状況だ。

  • ノード機能を制限した「ライトクライアント」のインフラ整備
  • ブロック生成に関するペナルティの処理
  • ブロック生成に関する報酬の処理

このアップグレードによって、エポック(ビーコンチェーンのブロック単位)の最初の段階における検証間違いの減少や、ペナルティの処理の効率性向上が実現できるという。

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ETH1.0のアップグレード

一方、現在も稼働を継続しているETH1.0のブロックチェーンでは、「ベルリン」という名称のアップグレードが予定されている。

ベルリンでは5つの改善案(EIP)が提案されており、コミュニティからのフィードバックの募集を開始した。

今回提案されている改善内容は以下の通り。

  • EIP-2565:ModExpガスコスト(ModExp(0x00..05)precompileのガスコストを定義)
  • EIP-2315:EVMのシンプルサブルーチン(BEGINSUB、JUMPSUB、RETURNSUBというサブルーチンをサポートする3つのオプコードを導入)
  • EIP-2929:ステイトアクセスオップコードのためのガスコスト増加(SLOAD、*CALL、BALANCE、EXT*およびSELFEDESTRUCTが初めてトランザクションで利用される際に、ガスコストを引き挙げる提案)
  • EIP-2718:Typedトランザクションエンベロープ(将来のトランザクションタイプにおけるエンベロープという新たなトランザクションタイプを定義)
  • EIP-2930:オプショナルアクセスリスト(アクセスリスト、アドレスリストおよびストレージ鍵を含めるトランザクションタイプを追加。リスト以外のものにアクセスすることもできるが、コストがより高くなる)

関連:イーサリアム次期大型アップグレード「ベルリン」に進展

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