はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコインは既に底値であり価格回復が見込める状況|Fundstratアナリストが分析

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Robert Sluymer氏の主張
Fundstrat Global Advisorsのテクニカル戦略責任者を務めるRobert Sluymer氏は、5月31日に、CNBCに対し、ビットコインが底値に到達したと考えられる理由を述べました。
今までの主張
Sluymer氏及び、同僚のTom Lee氏は、以前から、ビットコインが2018年7月に強い上昇トレンドに転換し、その価格が2020年3月までに91,000ドル(約998万円)に到達する予想を出しています。
Fundstrat Global Advisorsとは
ウォール・ストリートに存在する経営戦略会社。研究責任者のTom Lee氏は大胆な価格予測を行う事で有名。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

ビットコインが底値に到達?

Fundstrat Global Advisorsでテクニカル戦略責任者を務めるRobert Sluymer氏(以下、Sluymer氏)は、5月31日に、CNBCの”Futures Now”という番組に電話出演して、ビットコインが底値に達し、今後価格の回復が見込めるという展望を語りました。

「私達は、ビットコイン価格において、7000ドル(約76万円)付近で強力な下支えがあると考えており、この価格から回復に向かっていくのではないかと予想しています。」

出典:TradingView

Sluymer氏は、ビットコインが、底値を更新し続けていると主張されている中で、ビットコイン価格は支持線によって支えられていることを主張しました。

彼は、チャートを用いて、その支持線が、2017年第四四半期から始まり、2018年の2月と4月によって形成されていると語り、5月最終週にも、その価格が、この支持線にまで到達していることから、底値に見られる適切な調整が行われていると言及しました。

さらに、特定期間内の値動きの強弱を示すRelative Strength Index(RSI)に関しても、過剰な売却が見られ、その値が底に近づいていることもビットコイン価格の底値を示唆していると語りました。

RSIとは

投資家の心理状況を表す為に考案されたテクニカル指標。RSIの数字が高いと「買われ過ぎ」、低いと「売られ過ぎ」となり、相場の強弱を教えてくれるテクニカル指標で、株式の世界では、一般的には70%以上だと買われ過ぎ、30%以下になると売られ過ぎとされる。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

最後に、彼は、ビットコイン価格が再び回復し、下降トレンドから脱却するためには、15日移動平均線が、7800ドル(約85万円)を突破することが必要であると主張しました。

今までの主張

Sluymer氏は、以前から、同じくFundtrat Global Advisorで研究責任者を務めるTom Lee氏(以下、Lee氏)と共に、ビットコイン及び、アルトコインに関する市場予測を発表していました。

彼らは、アルトコイン市場の下落トレンドは、150日~175日間続き、2018年の4~6月にかけて価格の下落がピークとなり、その後8月中旬以降に強気市場に転換すると2018年3月時点で予想しており、そのアルトコイン市場が上昇する前の7月頃にビットコイン価格も強い上昇トレンドに転換するのではないかと推測していました。

さらに、Lee氏は、既述の予想を出した同月3月に、ビットコイン価格が2020年3月までに、91,000ドル(約998万円)に到達すると予想しています。

よって、もし今回の底値が確かであり、今後、ビットコイン価格が上昇トレンドに切り替わっていくのであれば、彼らのシナリオ通りに事が進んでいると言えるでしょう。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
14:50
日本の暗号資産規制、具体的な方向性は?──金融審議会WG
金融審議会WGが暗号資産規制の報告書案を取りまとめ。資金決済法から金商法へ移管し、インサイダー取引規制や課徴金制度を新設する。銀行子会社の参入も解禁。座長は「お墨付きを与えるものではない」と強調した。
14:12
仮想通貨企業のベンチャー投資、価格上昇でも活動は低調=レポート
仮想通貨金融大手ギャラクシーデジタルは、2025年第3四半期(Q3)の仮想通貨ベンチャーキャピタル(の現状について、市場心理は改善し活動も増加しているものの、以前の強気相場の水準には大きく及ばないと指摘した。
13:35
F・テンプルトン、ソラナETFの最終上場手続きを完了 まもなく取引開始へ
運用資産255兆円を誇るフランクリン・テンプルトンがソラナETFのForm 8-Aを提出。取引開始が目前に迫る中、既存のソラナETFは20日連続で純流入を記録し、累計858億円の資金が流入している。
13:10
米CFTC、民間企業CEOにイノベーション評議会への参加を呼びかけ 仮想通貨にも対処 
米CFTCのファム代理委員長が「CEOイノベーション・カウンシル」参加者の候補者推薦を呼びかけた。仮想通貨や予測市場の規制策定に向け、業界リーダーを募集している。
11:15
VanEck、BNB現物ETFのステーキング計画を撤回 方針転換に
VanEckが米SECに提出したBNB現物ETFの修正届出書で、当初予定していたステーキング機能を撤回。BNBの有価証券分類をめぐる規制リスクが背景にあるとみられる。
11:05
米上場のリライアンス社、デジタル資産トレジャリーをジーキャッシュ(ZEC)に一本化
ナスダック上場のリライアンス・グローバル・グループがデジタル資産トレジャリーを仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)に統合した。プライバシー機能を持つ仮想通貨への需要が高まる中、サイファーパンク・テクノロジーズも追加購入を発表している。
10:25
予測市場ポリマーケット、CFTC承認受け米国市場に正式復帰
予測市場大手ポリマーケットが米CFTCの承認を受け、3年ぶりに米国市場に正式復帰。2022年の罰金処分後、QCX買収とICEからの投資を経て、完全規制下での事業再開へ。
10:10
スタンダードチャータード銀行、21Sharesの仮想通貨カストディアンに選定
スタンダードチャータード銀行が21Sharesの仮想通貨カストディアンに選定された。機関投資家の需要に対応し安全な保管サービスを提供。様々な仮想通貨企業とも提携を進めている。
10:05
「仮想通貨交換業者の販売所誘導に懸念の声」金融庁の作業部会
金融庁は、仮想通貨制度に関する作業部会の報告書案を公開。報告書案には、仮想通貨交換業者の販売所誘導に対する懸念が指摘されているとも記載されている。
07:35
仮想通貨支持派のホワイトハウス経済顧問ハセット氏、次期FRB議長の最有力候補に浮上
ホワイトハウス国家経済会議のケビン・ハセット委員長が次期FRB議長の最有力候補として浮上。トランプ大統領の信頼が厚く金利引き下げ方針に賛同する人物で、デジタル資産市場作業部会で中心的役割を果たしコインベース株も保有。
06:58
米銀大手USバンコープ、ステラで独自ステーブルコインをテスト
米国第5位の銀行USバンコープがステラブロックチェーン上で独自のステーブルコインをテストしている。資産凍結機能などのセキュリティを評価し、バンク・オブ・アメリカやシティに続いてデジタル資産への取り組みを拡大。
06:40
メタプラネット、ビットコイン担保に約200億円を借入れ
メタプラネットは、約203億円の借入れを行ったことを発表。調達した資金は、ビットコインの追加取得やビットコインインカム事業、市場環境に応じては自己株式の取得に充当する予定だと説明した。
06:30
ビットワイズのドージコインETFも承認、水曜日にも取引開始見込み
ニューヨーク証券取引所がビットワイズのドージコインETFの上場を承認した。水曜日にも取引が開始される見込みで、グレースケールとREX-オスプレイに続く3番目のドージコインETFとなる。
06:15
JPモルガン、高リスクのビットコインETF連動仕組債を提案
JPモルガンがブラックロックのビットコインETFに連動する仕組債を提案した。1年後に16%の固定リターンを保証し、2028年には投資額の1.5倍を上限なく受け取れる設計だが、30%超の下落時は損失を全額負担する高リスク商品となる。
05:50
JPモルガンが仮想通貨業界関係者の口座を相次ぎ閉鎖、シェイプシフトも対象に=報道
JPモルガンがシェイプシフトとストライクの関係者の銀行口座を警告なしに閉鎖した。トランプ大統領の禁止令にもかかわらず、仮想通貨業界へのディバンキングが続いているとの懸念が高まる。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧