IOSTとETHのIOSTスワップ・アプリケーション、EVM互換機能とWasmサポートを開発
IOSTはイーサリアム・プロトコルをIOSTブロックチェーン上で統合することを可能とするクロスチェーン・ブリッジ・プロジェクト「Entroverse(エントロバース)」を発表致します。IOSTユーザーは、EVMベースのアプリケーションとそのオンチェーンアセットがIOSTネットワークに加わることで、より幅広いDappsとより向上したユーザーエクスペリエンスの恩恵を受けることができます。
エントロバースは、IOSTスワップのクロスチェーン・ブリッジから始まり、Ethereum Virtual Machine(EVM) の互換性、Web Assembly(Wasm) サポートの開発、そして開発者への⽀援などさまざまなソリューションを含んでいます。プロジェクトの詳細は2022年4⽉以降順次発表される予定です。
エントロバースは開発者やユーザーにどのようなメリットをもたらすのか
- 開発者は、イーサリアムのプロトコルをIOSTで簡単に統合することができます。コントラクトを再利⽤することで、コントラクトやコードを書く時間とエネルギーを節約し、開発者に簡単にチェーンを移動する機会を与えます。
- EVMユーザーはIOSTネットワーク上で、使い慣れたイーサリアム・アプリケーションを運⽤するときに、低いガス・コスト、⾼いトランザクション・スループットなどのIOSTブロックチェーンの優れた利点を享受し、ユーザー体験を改善することが可能になります。
IOSTのCEOであるJimmy Zhongは次のように強調します。
「IOSTチームは、イーサリアムのブロックチェーンとそのコミュニティに近づくことで、競争から共創を可能にし前進と上昇を遂げることができると考えています。個々のプロジェクトがますます多くのコラボレーションと相互作⽤に依存しているクリプトの世界において、IOSTがクロスチェーンブリッジ、EVM互換機能、そしてプロジェクト・エントロバースを開始することは望ましいだけでなく不可⽋なことです。ブロックチェーン業界でシェアを獲得するための競争はますます困難になっていますが、私たちはこれらの挑戦に決して負けることはありません。この⼤きなマイルストーンと、それがもたらす無限の可能性に興奮しています。」
エントロバースの第1フェーズでは、IOSTスワップの双⽅向クロスチェーン・ブリッジにより、ユーザーはIOSTからイーサリアムへ、またはその逆⽅向へ⾃由にトークンを転送できるようになり、資産にさらなる使⽤例を追加してエコシステムに活⼒をもたらすことが可能になります。また、IOSTスワップはIOSTメインネットやイーサリアム・メインネットと同じセキュリティレベルであることも特筆すべき点です。
エントロバースの第2フェーズでは、より多くのアプリケーションを統合し、より多くの開発者をIOSTにオンボードさせることです。IOSTネットワーク上のEVM(Avalanche、Polygon、NEARなど)をサポートするイーサリアムや他のパブリックチェーンのための互換性レイヤーを作成し、開発者に完全なソリューションセットを提供する予定です。また、Web Assembly(Wasm)のサポートも⾏っていきます。
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IOST ブロックチェーン について
IOSTは次世代コンセンサスアルゴリズム"Proof of Believability(PoB)"に基づく超⾼速の分散型ブロックチェーンネットワークです。分散型経済のセキュリティとスケーラビリティのニーズを満たすオンラインサービスの基盤となるアーキテクチャを⽬指しています。ディプロイ後の修正機能を備えた、JavaScriptをサポートする、スマートコントラクトと限りなく低い開発コストは、エンタープライズソリューションとして受け⼊れられます。
URL:https://iost.io
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