はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

半導体大手エヌビディアがダウ平均の構成銘柄に、インテルと入れ替わる

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

インテルは除外に

米エヌビディアが半導体業界の巨人であるインテルに取って代わり、ダウ工業株30種平均に加わることが発表された。この変更は2024年11月8日から適用される。

インテルは1999年からダウ平均の構成銘柄だったが、25年の歴史に幕を下ろすことになる。

インテルがダウ平均に加わった1999年当時の株価は42.25ドルだったが、2024年11月1日時点では約23.2ドルまで下落している。一方、エヌビディアの株価は2024年に入って180%以上上昇し、時価総額は3.32兆ドルに達した。

出典:グーグル

関連若者のための「攻めるNISA」活用術:米国株&ETFつみたて編

エヌビディアの急成長の背景には、AIチップ市場での圧倒的な優位性がある。同社のGPUは、マイクロソフトやメタ、グーグル、アマゾンなどの大手テクノロジー企業がAI開発のために大量購入している。特に最新のH100チップはin〜30,000ドルという高価格にもかかわらず、需要が供給を大きく上回っている状況だ。

一方のインテルは、PCチップ市場でのシェア低下やAI市場への参入の遅れなど、様々な課題に直面している。2024年の株価は50%以上下落し、ダウ平均構成銘柄の中で最悪のパフォーマンスとなった。

出典:X

エヌビディアはAIブームの恩恵を最大限に受けている。同社の四半期売上高は過去5四半期連続で2倍以上に拡大し、3四半期では3倍以上になった。次世代AIチップ「Blackwell」への需要も「狂気的」と表現されるほど高まっている。一方、先週には初期の生産段階で設計上の問題が発覚し予想以上に製造効率が低下する事態に陥ったことが確認された。

今回の指数銘柄の入れ替えにより、ダウ平均は時価総額1兆ドル以上のテクノロジー企業6社のうち4社を含むことになる。残る2社はアルファベットとメタだ。エヌビディアの参入は、半導体業界の勢力図の変化とAI技術の重要性の高まりを象徴する出来事と言える。

関連注目の新興仮想通貨10選、セクター別主要銘柄と重要ファンダを解説【2024年下半期版】

CoinPost App DL
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/10 火曜日
18:00
NIDT保有者にエアドロしたGET Projectとは?グローバルへの挑戦と今後の展望|CoinPostインタビュー 
国内IEO銘柄NIDT保有者にエアドロしたGlobal Entertainment Token(GET)。運営するGET Projectについて、関係者にグローバルへの挑戦と今後の展望をインタビューした。
16:00
仮想通貨ハードウェアウォレット Ledger、創業10周年の挑戦と革新:独自インタビュー
創業10周年を迎えた仮想通貨ハードウェアウォレットのLedgerのJean-Francois Roche執行副社長に、セキュリティ、新製品、日本市場戦略について独占取材した。
14:50
マイナンバーカードでWeb3決済、「マイナコイン」商標出願が明らかに
a42x社がマイナコイン商標を出願。マイナンバーカードを活用したWeb3ウォレット「マイナウォレット」の展開が加速。政府との連携や実証実験も進み、次世代デジタル資産管理の展開へ。
14:30
リミックスポイント、ビットコインを2億円分追加購入 仮想通貨投資は40億円規模に
株式会社リミックスポイントが暗号資産追加投資を実施。ビットコインを13.24BTC(約2億円)購入し、投資総額40億円規模に。6銘柄で構成される暗号資産ポートフォリオの評価益は9.7億円に到達。
13:30
仮想通貨の暗号技術への影響は? グーグル 量子チップ「Willow」を発表
米Googleは105個の量子ビットを搭載する新量子チップ「Willow」を発表した。この発表を受け、量子コンピューティングの進展が仮想通貨やブロックチェーンの堅牢な暗号技術に与える突破リスクが懸念されている。
13:15
イーサリアム開発者レズニック氏、競合のソラナへ移籍 背景を語る
イーサリアムからソラナへ移籍したマックス・レズニック氏がその背景を語った。トランプ新政権の仮想通貨特命官もソラナへの初期投資で知られる。
11:35
米上場のAI企業Genius Group、総額27億円でビットコイン購入
米NYSE上場のGenius Groupは仮想通貨ビットコインの購入を継続し、追加で3.3億円分のBTCを取得、合計で27億円相当の191ビットコインを保有することになった。
11:05
イラン政府、仮想通貨禁止せずに規制環境を整え活用する方向へ
イランの経済財務大臣は仮想通貨規制を整備し経済的利点を追求する方向性を打ち出した。イラン国民の仮想通貨保有額は4兆円以上と見積もられる。
09:50
ロシア、ビットコイン準備金創設を議員が要望
ロシアでの仮想通貨ビットコインの準備金創設を議員が財務大臣に要望。ロシアの現在の課題やビットコインを保有することのメリットを説明している。
08:50
コインベース株の目標株価を420ドルに引き上げ、米投資銀行ニーダム
米投資銀行Needham&Companyの株式市場アナリストは、12月の堅調な取引高とアルトコイン取引の増加を受けて、仮想通貨コインベースの株価目標を1株あたり420ドルに引き上げた。
08:05
仮想通貨暴落で過去最大級ロスカット、相場状況をプロが解説|仮想NISHI
仮想通貨市場は、東アジア市場が週初開始された12月9日朝9時ごろより下落に転じた。12月10日未明にビットコインは一時9万5千ドルを割り込み、主要アルトコインも軒並み20%前後の下落をみせた。
07:50
価格データサイトのコインマーケットキャップ、仮想通貨版S&P500指数を提供
仮想通貨市場データの主要プロバイダー「コインマーケットキャップ」はトップ100の銘柄の時価総額を測定する指数「CoinMarketCap 100 Index」を新たに立ち上げた。
06:55
エルサルバドル、企業のビットコイン受入義務を撤廃か
エルサルバドルは、仮想通貨ビットコインに関する法律を一部改正する可能性があることがわかった。IMFから融資を受けるための話し合いが進んでいるという。
06:42
ビットコイン10万ドル回復も一時急落 アルトコイン全面安
仮想通貨ビットコインは10日朝、一時94,249ドルまで急落し、デリバティブ市場で約1,130億円の強制清算が確認された。アルトコイン市場も連れ安となった。
06:20
マイニング大手Riot、755億円調達でビットコイン買い増しへ
米上場のBTCマイニング大手Riot Platformsは最大755億円の転換社債を発行し、仮想通貨ビットコイン購入や一般的な企業目的のための資金調達を計画している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
重要指標
一覧
新着指標
一覧