WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

シンガポール金融当局、仮想通貨を厳しく規制すると発言=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「不正行為を厳しく取り締まる」と発言

シンガポール金融管理局(MAS)のフィンテック分野責任者Sopnendu Mohanty氏は、暗号資産(仮想通貨)を厳しく規制していくと発言した。フィナンシャルタイムスが報じた。

シンガポール通貨庁(MAS)とは

英語で Monetary Authority of Singapore。シンガポールの通貨当局であり中央銀行である。主に金融セクターの管理や通貨制度の維持を役割としている。

▶️仮想通貨用語集

Mohanty氏は「私たちは、いかなる市場の悪行も許さない」、「誰かが悪いことをしたなら、冷酷に容赦なく対応する」と述べている。

さらに、シンガポールの規制当局は、仮想通貨企業のライセンス付与に際して「非常に時間をかけて、極めて厳格なデューデリジェンス(対象企業のリスクなどを調査すること)プロセス」を適用していくとも続けた。

MASはこれまで、仮想通貨関連企業14社のみにライセンスを承認している。今週には、Crypto.com、Genesis、Sparrowに原則的な承認を与えたところだ。

UST騒動に言及

Mohanty氏は、現在の市場の混乱は世界全体が「私的な通貨」に迷い込んだ結果であるとも話している。

この私的な通貨による混乱とは、ステーブルコインterraUSD(UST)のディペッグとその関連トークンであるテラ(LUNA)価格急落による、一連の騒動を示している模様だ。USTなどを提供するTerraform Labsは、シンガポールに拠点を置いている背景もある。

また、もう一つのシンガポール拠点とする仮想通貨ヘッジファンドThree Arrows Capitalは、テラのプロジェクトに約270億円を出資していたが、UST騒動をきっかけとして大きな損失を被り、ポジションを強制清算されるに至った。現在同社は、資産の売却や他社からの救済を含めた選択肢を検討しているという。

関連Three Arrows Capital、資産売却や他社からの救済も検討=WSJ

シンガポールは、仮想通貨に対して比較的友好な国とみなされていたが、最近は規制を強化する傾向にある。

1月には、仮想通貨の広告に関する規制ガイドラインを発表。公共の場や各種メディアで仮想通貨の宣伝をしてはならないとするものであり、放送メディア、雑誌、第三者のウェブサイト、公共イベントや劇場など様々な場所での宣伝を抑制する内容だ。仮想通貨ATMについても、公共の場所に設置してはならないとしている。

関連シンガポール中銀、仮想通貨取引の宣伝を規制へ

各国がステーブルコイン規制に再注目

USTディペッグ騒動の後特に、各国の規制当局はステーブルコインの問題に再注目している。

米FRBは17日、金融政策報告書で充分な裏付け資産を持たないステーブルコインが投資家や金融安定性に対してリスクをもたらすと述べた。

9日には米ニューヨーク州が、米国で初めてステーブルコイン規則を発行。資産の裏付けや償還(換金)可能性、準備金に関する要件、独立した監査などのガイドラインを示した。

関連米NY州、ステーブルコインの規定を提示

また、EU加盟国内では、仏中銀のガロー総裁がUST騒動を受けて「グローバルな規制が早急に必要であるという大きな警鐘」として受け止めるべきと発言。EUにおける仮想通貨規制枠組みを制定する法案「MiCA」の内容を議論する際にも、USTディペッグが念頭に置かれている可能性がある。

関連EUの仮想通貨規制法案「MiCA」、間もなく合意か=報道

関連参院選公約、維新の会らが仮想通貨税制改革を宣言

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/18 金曜日
18:12
日米豪独7機関、北朝鮮ハッカー「WaterPlum」が仮想通貨17億円窃取と公表
警察庁・FBIなど日米豪独7機関が北朝鮮系ハッカー集団WaterPlumによる仮想通貨窃取の実態を共同公表した。7,000超のウォレットから17億円相当を窃取したと認定し、国内初のラップトップファーム摘発事例も判明した。
17:00
AI・オンチェーン金融サミット、平将明氏やメガバンク幹部が登壇
HashPortは18日、10月1日に東京・高輪で開く「AI・オンチェーン金融サミット」の 登壇者を先行公開した。ローソンでの円建てステーブルコインJPYCの店頭決済実証や、 ウォレットの現在地を扱う5セッションを予定する。
16:01
NYSE親会社ICE、アバランチを24時間取引の基盤候補に
NYSE親会社ICEの幹部が、開発中の24時間取引基盤ATSの有力候補としてアバランチ(AVAX)に言及した。9月17日のアバランチ公式Xアカウントの投稿で判明。選定なら機関投資家の株式取引インフラを担うが、正式契約はまだ発表されていない。
14:40
JPYC、韓国アップビット上場後に想定1円から乖離
電子決済手段型ステーブルコインのJPYCが韓国アップビットに上場し、二次流通市場で想定1円から一時乖離した。入出金対応はイーサリアムのみで、発行予約は一時停止後に復旧した。
14:00
ブロックチェーン悪用のサイバー攻撃が急増、前年比5.2倍 国家関連活動が拡大=チェイナリシス
チェイナリシスの最新レポートによると、ブロックチェーン上にマルウェアの指令情報を隠す「デッドドロップ」攻撃が過去12カ月で前年比5.2倍に急増した。北朝鮮・イランなど国家関連の関与も拡大しており、オープンソースAIの普及が参入障壁を下げていると指摘する。
13:35
ECBラガルド総裁が自ら介入か、バイナンスEUライセンス取得の阻止めぐり
欧州中央銀行のラガルド総裁が、バイナンスのEU向け仮想通貨ライセンス取得を個人的に阻止していたことが報じられた。デジタルユーロ保護とドルステーブルコインへの警戒が背景にあるという。
12:21
SBIグループ、ステーブルコイン決済dtcpayに戦略出資
シンガポールの決済企業dtcpayがステーブルコイン決済向けシリーズAを2,500万ドルに拡大完了。SBIグループが戦略的投資家として参画し、Genedant Capital等も加わった。規制対応の決済網拡大に資金を充てる。
11:35
ステラ、アップグレード「Adapter」をメインネットで稼働開始
仮想通貨ステラがプロトコルアップグレード「Adapter」(Protocol 28)のメインネット稼働開始を発表。コンセンサス高速化など開発者向け機能を強化している。
11:20
サム・アルトマンの『ワールド』、金融スーパーアプリを150カ国超で展開
OpenAI創業者のアルトマン氏が共同創業した『ワールド(旧ワールドコイン)』が、金融アプリ「ワールドマネー」を150カ国以上で展開開始した。ステーブルコイン管理や資金追加の手段が広がり、利用者の資産運用の選択肢が増える。
10:50
コインベース、地銀の仮想通貨取引サービス提供を支援
米コインベースは地銀・信用組合向けにステーブルコアと提携し、既存の銀行システムを通じて仮想通貨サービスを提供できる体制を整えた。
10:45
ヴィタリック氏「セキュリティは防御側が有利」、AIハッキング悲観論に反論
イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏は9月17日、AIハッキング増加でサイバーセキュリティが崩壊するとの悲観論にXで反論。形式検証への期待と資産の9割を仮想通貨で保有する理由を解説する。
10:30
米財務省、イラン仮想通貨取引所BitBankを制裁
米財務省OFACは9月17日、イラン人金融家ザンジャニ系の仮想通貨取引所BitBankを制裁指定した。同取引所は6月以降、数億ドル相当のビットコインをIRGCに送金したとされる。開発元と側近3人も同時に制裁対象となった。
10:15
ビットコインETFのヘッジ減れば、需要が金超えに=JPモルガン
JPモルガンは、ETFのヘッジ需要が緩和されればビットコインがゴールドより需要を得やすくなるとの見方を示した。IBITの空売り比率はGLDより高く、投資家のポジション動向が今後を左右しそうだ。
09:45
グレースケール「米利上げは中期調整」ビットコインへの影響限定的
米FRBは17日、政策金利を3.75%から4.00%に引き上げた。グレースケールの調査部門は「循環的な変化ではなく中期調整」との見解を示し、想定される追加利上げが仮想通貨市場の資金配分に与える影響は限定的と分析した。
09:30
「ビットコインは依然として強気圏内も勢い鈍化」=クリプトクアント
クリプトクアントの仮想通貨週次レポートによると、ビットコインは強気圏を維持しつつも勢いが鈍化。クラリティー法案審議停滞とFRBの利上げ観測が目先の重しとなっている。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧