WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

イーサリアム「上海」 テストネットローンチ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Shanghaiのテストネット

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の次期アップグレードShanghai(上海)のテストネット「Shandong (山東省)」が立ち上がった。

エコシステムの開発を支える非営利組織イーサリアム財団のDevOpsエンジニアParithosh Jayanthi氏はテストネット「Shandong」について、「開発者がEIP(イーサリアム改善提案)候補を試して、問題を模索する場所」と説明。

10月27日の開発者会議「All Core Developers」で、Shanghaiの実装内容(EIP候補)についての議論される予定。

執筆時点、Shanghaiでの実装候補として上がっているEIPの内容は以下の通りだ。

  • EIP-4895:マージ後の出金機能
  • EIP-3540:EVM object formatの導入(主にスマートコントラクトの拡張)
  • EIP-3651:warmCOINBASE(条件付きtx発行機能)
  • EIP-3670:EOF(EVM object format)コード検証
  • EIP-3855:PUSH0 instruction(コントラクトコードサイズの最適化)
  • EIP-3860:Limit and meter initcode (ガス代請求の最適化)

関連:イーサリアム、マージ後ブロックの約2割が米国制裁を遵守

バリデーター報酬の出金

イーサリアムは22年9月15日、待望の大型アップグレード「The Merge(マージ)」の実装を完了。コンセンサス(合意形成)アルゴリズムはプルーフオブステーク(PoS)への移行を無事に果たしたが、次のコミュニティの関心はバリデーターのPoS報酬が引き出せるかにシフトしている。

バリデータとは

承認者の意で、取引履歴を検証する役割などを持ち、その役割を果たすと仮想通貨で報酬が与えられる。

▶️仮想通貨用語集

データサイトDuneによると、イーサリアムのステーキング・ネットワーク(コンセンサスレイヤー)には10月18日時点に44.6万のバリデーターが存在し、ETH供給量の11.8%に当たる1,427万ETH(約2.8兆円相当)がロックされている。

こうしたバリデーター(トランザクション検証者)及びステーキング参加者には年利4%~6%の報酬が日々配分されているが、彼らが預けたETHや受け取っている報酬はマージ完了後もロックされたままである。

これらのETHは、マージ後の次のアップグレード「Shanghai」で出金できるようになると期待されている(但し、Shanghaiのプランはまだ確定していない)。

Shanghai実施時期

イーサリアム財団のウェブサイトは以前、Shanghai実施時期の見通しとして、「マージ完了から6か月~1年後」と記載していたが、執筆時点にそうした文言は削除されている。

こうした対応はユーザーの混乱を招くとして批判を集めた。米CoinbaseのプロトコルスペシャリストViktor Bunin氏は、「コミュニティの善意に取り返しのつかない損害を与えることになる」として、バリデーター報酬の出金に関するタイムラインを示すよう要請した。

関連:イーサリアム大型アップグレード「マージ」実装完了

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/11 金曜日
17:32
ビットコイン市場が弱含み、変わらねば調整局面も=アナリスト
アナリストのダークフォスト氏が9月11日、ビットコインの需給動向を分析。現物・先物需要は減速し、機関投資家の指標も悪化。ビットコインETFは2カ月ぶりの大幅流出となり、早期に改善しなければ調整局面もあり得ると指摘した。
16:40
金融庁、4〜6月期の投資商品・暗号資産など詐欺勧誘1961件相談 8割超被害
金融庁が2026年4〜6月期の相談受付状況を公表。投資商品・暗号資産(仮想通貨)等の詐欺的投資勧誘の相談は1,961件、うち1,616件(8割超)で被害発生。暗号資産等の相談は1,374件で前期比92件減。
16:14
ブロックストリーム、リキッド攻撃者への身代金拒否を表明
ブロックストリームが公式X声明で、リキッドネットワークから窃取された約4,000BTCのビットコインについて、攻撃者側への身代金支払いを明確に拒否すると表明。法執行機関や取引所と連携した追跡・法的措置の継続方針を示した。
15:10
イーサリアム、Glamsterdamのテスト実装日を暫定決定
イーサリアム開発者は9月3日、次期アップグレード「Glamsterdam」を10月6日にSepoliaで暫定実装すると決定。テストネットは未完成のまま日程を設定し、バグも見つかっており本番適用の時期は流動的だ。
13:45
イーサリアム、耐量子プライバシー取引のコスト99%超削減案|ヴィタリックが解説
イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏が、耐量子署名・プライバシー取引のガス代を大幅削減する新提案「EIP-8288」を紹介した。次期アップグレード「I-star」での採用を視野に、コストを数万ガス規模まで抑える仕組みを解説した。
13:25
欧州金融団体ら、トークン化資産の上限撤廃を要求 拡大続く市場に規制が足かせ
ナスダックなど欧州26団体が、EUの分散型台帳技術パイロット規制におけるトークン化資産の時価総額上限撤廃、または引き上げを求める書簡を提出した。
11:33
英国上院、仮想通貨戦略の策定義務化案を可決 規制競争で欧米に対抗
英国上院は9月9日、仮想通貨・ステーブルコイン・トークン化証券を含むデジタル資産戦略の策定を財務省に義務付ける修正案88を194対138で可決した。EU・米国で規制整備が先行する中、法案は労働党の反対を押し切り英下院での審議に移る。
11:00
マネーグラム、ステーブルコインカードをローンチ
マネーグラムは、ステーブルコインを使用できるマネーグラムカードをローンチ。仮想通貨ステラのブロックチェーンを採用しており、コロンビアから段階的に提供を広げる。
09:59
ステーブルコイン、しきい値上昇で銘柄数が急減=アークインベスト
ステーブルコインは規模が大きいほど生存者が絞られるネットワーク効果が働く。アークインベストのヴァレンテ氏によると、1000億ドル級はテザーとサークルの2社体制に向かう可能性がある。各階層の推移を整理した。
09:45
リップル社、企業財務AI「Gスマート」を機能拡張 人間によるガバナンスなどを強化
リップル社が財務管理プラットフォーム「リップル・トレジャリー」組み込みのAI「Gスマート」を拡張した。予測・リスク管理などの領域で企業ポリシーに基づく機能を追加している。
09:30
米地域銀行にステーブルコイン決済基盤、コインベースとムーブが提供
コインベースは決済インフラ企業ムーブと提携し、全米1000超の地域銀行・信用組合にステーブルコインの受け入れ・決済・即時資金化機能を提供する体制を整えた。既存の銀行システムに組み込まれ、地域金融機関の仮想通貨対応を後押しする。
08:15
XRPレジャーの量子耐性移行、2027年に着実な進展との見方
XRPレジャー財団の貢献者Vet氏は、XRPLの量子コンピュータ対策について2027年に着実な進展が見込めるとの見方を示した。また、作業には慎重さが必要であることも説明している。
07:40
コインチェック、新規アドレス送金を一定期間制限へ
コインチェックは9月15日から、新規登録した送金先アドレスへの送金に一定期間の制限を導入する予定だ。フィッシング詐欺や不正送金被害の増加を受けた金融庁・警察庁の要請が背景にある。
07:10
100人超の研究者ら、ビットコインとイーサリアムの量子攻撃計算量見積もりを半減
仮想通貨業界の研究者らがビットコインとイーサリアムへの量子攻撃について、鍵となる計算量の見積もりをグーグルの基準から半分以下に引き下げた。既存システムでの解読は不可能だが、想定される移行時間軸の見直しを迫る内容だ。
06:40
コインベースCEO「ビットコイン底打ち」、40万ドル目標を維持
コインベースのアームストロングCEOが、ビットコインは今サイクルで底をすでに打ったとの個人的見解を示した。米上院は来週、クラリティー法の採決を予定しており、投票の行方が投資家の資金配分に影響し得る。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧