はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

NFTゲーム「Illuvium:Overworld」のプライベートベータ版が公開

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Overworldのプライベートβ版

ブロックチェーンゲームIlluvium(イルビウム)は13日、「Overworld」のプライベートベータ版をリリースした。

IlluviumはイーサリアムのL2スケーリングソリューションImmutableX(イミュータブル X)で構築された、オープンワールドRPGアドベンチャーゲーム。モンスターを育成し対人バトルをしながらゲーム内通貨であるILVを稼ぐ「Play to Earn(遊んで稼ぐ)」モデルを採用する。ユーザーはILVをステーキングして別のゲームトークンである「sILV」を獲得したり、ILVを利用しゲームアイテムを購入したりできる。

Overworldは、Illuviumで公開が予定される3つのゲームの2つ目。宇宙船が不時着した荒野(レルム)でレンジャーとして探索するという、このゲームのメインパートを体験できる。資源の採掘や、武器や防具を作るためのアセットの採取、戦闘に使用するモンスターNFT「Illuvial」の狩りを楽しめる。

他の2つのゲームは、22年3月にリリースされたチーム型のオート戦略バトル「Arena(プライベートベータ版)」と、22年12月中にリリース予定の都市建設ゲーム「Zero(アルファ版)」である。最終的に3つの別々のスタイルのゲームを、1つのストーリーにリンクさせる計画だ。

オーストラリアに本拠を置く開発企業Illuvium Labsが手掛けるIlluviumは、35カ国170人以上のスタッフが集まり、Web3(分散型ウェブ)ゲームにAAA(トリプル・エー)タイトル水準の高いクオリティをもたらすことを試みている。

ウィンドウズとマックに対応するOverworldは最初にアクセス可能な人数が3万人に限られているが、待機リストは200万人を越えたという。Illuvium Labsの共同設立者で、アートディレクターを務めるGrant Warwick氏は海外メディアSTOCKHEADに対して以下のように語った。

Illuvium Overworldは、私たちが開発中のゲームの中で最も期待の高いゲームだ。最高のビジュアル体験を構築する我々の努力と献身の集大成だ。

IlluviumのガバナンストークンILVの価格は、1年前に記録した過去最高値1,911ドルから97%下落している。しかし、このプロジェクトには、弱気市場が長期化しても十分耐えることができる「ランウェイ(猶予期間)」があるという。Illuvium Labsは21年3月に完了したシードラウンドで500万ドル(当時5.5億円)を調達していた。

関連:米コインベース、ゲーム関連銘柄の新規取扱を実施へ

Immutable Xとは

Immutable XはStarkware社が開発するイーサリアムのレイヤー2ソリューション「StarkNet」を採用。オフチェーン仕組み「ZKロールアップ」を利用し、ガス代ゼロで秒間9,000回の取引を処理できる。

「NFT専用のレイヤー2」として、NFTカードゲーム「Gods Unchained(ゴッズ・アンチェイン)」や「Guild of Guardians」に対応。現在、GameStop(ゲームストップ)、TikTok、Opensea(オープンシー)、Ember Sword、Illuvium、GreenPark Sportsといった企業がImmutable Xを利用しアプリを開発しているという。

Immutable Xは、StarkNetだけでなく複数のロールアップの統合を計画している。L1イーサリアムのセキュリティを維持しながら、L2/L3の流動性がImmutable Xで統一され、相互に往来できるようになるという。

関連:NFT系L2のImmutable X、ZKロールアップの「StarkNet」に対応へ

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/23 金曜日
13:50
セイラー率いるストラテジー社のビットコイン戦略を徹底分析=VanEck
資産運用大手VanEckがストラテジー社(MSTR)のビットコイン戦略を分析。レバレッジをかけたBTC投資商品として評価し、プレミアム発生理由と主要リスクを解説した。
13:25
政府・日銀、デジタル円に関する第2次中間整理を公表 プライバシー保護と民間決済との共存策を検討
政府・日銀、CBDC第2次中間整理を発表。日銀が個人情報を扱わない「二層構造」でプライバシー保護を。民間決済手段との共存や相互運用性向上に向けた具体的検討結果をまとめた。
13:00
『ビットコインピザの日』15周年 ATH更新も長期保有者の利益確定は減少=データ
仮想通貨ビットコインは初取引を記念するピザ・デー15周年を迎え史上最高値を記録した。一方で、長期保有者の利益確定は昨年12月比で大幅減少している。
12:08
ビットコイン11万ドル台で推移、個人投資家の出遅れシグナルは持続性を示唆
ビットコインは11万ドル超の最高値圏で推移。ムーディーズによる米国債格下げを受け、ヘッジ手段としてのBTC需要が急増した。一方、SECはXRP・ライトコインETFの承認判断を8月に延期している。
11:10
米大手銀行が共同でステーブルコイン発行検討、仮想通貨業界に対抗=WSJ報道
JPモルガン、バンク・オブ・アメリカなど米大手銀行が共同でステーブルコイン発行を検討。トランプ政権下での規制緩和を利用し決済分野での競争力強化を目指す。
10:40
XRPレジャーで発行、欧州初MiCA準拠ユーロステーブルコイン
シューマン・フィナンシャルがMiCA準拠のユーロステーブルコイン「EURØP」をXRPレジャーで発行。ブラジルでもUSDBステーブルコイン展開へ。
10:00
アルトマン氏率いるOpenAI、iPhoneデザイナーのアイブ氏と提携 WLD価格25%高騰
生成AI企業OpenAIがAppleのデザインで知られるアイブ氏の企業IOを65億ドルで買収した。IOのチームが合流し、新たなAIハードウェアを開発予定だ。
09:35
Sui最大のDEX「Cetus」、320億円相当の仮想通貨が不正流出 トークン価格暴落
Suiのブロックチェーン上に構築されたDEXのCetusは、320億円相当の仮想通貨が流出したと公表。すでに問題を特定しており、調査レポートを後で公開すると説明している。
09:00
民主党議員、トランプ仮想通貨晩餐会を批判 大統領は実際に出席
民主党議員がトランプ大統領のミームコイン保有者向け晩餐会を「影響力売買」と批判し参加者リスト公開を要求。一方でトランプコイン価格は10%上昇するも上昇幅を全消し。
08:35
史上最高値のビットコイン、米国リスク高まり資金流入加速|仮想NISHI
*本レポートは、X-Bankクリプトアナリストである仮想NISHI(
07:45
GENIUS法が「数兆ドルの米国債需要を創出」サックス仮想通貨特命官
トランプ政権のサックス特命官が米上院のステーブルコイン規制法案「GENIUS法案」通過に自信を示し、米国債への数兆ドル需要創出を予想。超党派支持で26日までの可決目指す。
07:30
FIFA、アバランチ上に「FIFAブロックチェーン」を立ち上げ
FIFA Collectは、新たにローンチしたFIFAブロックチェーンにプラットフォームを移行。仮想通貨アバランチの技術を活用し、イーサリアム互換のブロックチェーンを開発した。
07:15
ビットコイン、『5月は保有継続』か 11万ドル突破でアナリストが戦略維持
ビットコインが23日に111,814ドルの高値を記録。スタンダードチャータード銀行のアナリストがトランプ政権下での50万ドル目標を維持し、従来の「セル・イン・メイ」に反する保有戦略を提唱。
06:10
55銘柄超の米国株トークン化取引『xStocks』、アジアなどで提供予定 クラーケンが運営
仮想通貨取引所クラーケンがBacked開発のトークン化株式「xStocks」を近日開始。Apple、Tesla等55銘柄超でソラナチェーンと統合し、米国外顧客向けに提供予定。
05:50
ボラティリティ・シェアーズのXRP先物ETF、ナスダック上場で取引開始
米国初の1倍XRP先物ETF「XRPI」が5月22日にナスダックで取引開始した。VolatilitySharesが運用し、2倍レバレッジ版も計画中だ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧