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esports関連企業Razer、次世代Web3ゲーム開発支援ファンド「ZW3I」設立へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

RazerのWeb3ゲーム支援ファンド

ゲーム用エコシステムを構築する企業Razerは12日、次世代Web3ゲーム開発に資金を提供する「zVentures Web3 Incubator(ZW3I)」を設立したことを発表した。

Razerは、このファンドについて「Web3ゲームを創造する企業を支援することで、業界でブロックチェーン技術の成長と導入を促進することを目的としている」と説明している。

2005年に設立され、米国とシンガポールに拠点を置くRazerは、世界のゲーム業界およびeスポーツの競技シーンを中心とするコミュニティで知名度の高い企業だ。高性能なゲーミング周辺機器や、7,000万人以上のユーザーを持つソフトウェアプラットフォームを提供している。

eスポーツとは

Electronic Sportsの略で、ビデオゲームをスポーツとして捉えた名称である。マルチプレイヤーゲームの大会として開催されることが多い。オンラインストリーミングプラットフォームの普及に後押しされて人気が高まり、2017年時点で世界の観客は数億人に及ぶと見積もられている。シューティング、格闘、パズル、カードゲームなど様々な競技が存在する。

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ゲーム体験を重視

zVenturesは、Razerのベンチャー投資部門で初期段階のスタートアップに戦略的に出資している。Razerは、zVentures Web3 Incubator(ZW3I)が資金提供する上で重視することを次のように説明した。

有望なWeb3ゲームとパートナー企業を特定するための選考プロセスでは、ゲームの品質を優先させる。すでにブロックチェーンを取り入れ、Web3エコシステムに参入して成功を収めた実績のあるゲーム会社を支援することに重点を置いている。

Razerは、現在市場に出回っているブロックチェーンゲームの多くは、ゲームプレイ体験を向上させるよりも、むしろブロックチェーン技術をゲームに統合することに注力しているとも指摘した。その結果、ユーザーが根付きにくい傾向があるとする。

Razerのブロックチェーン担当ディレクターであるローレンス・リン氏も、この点について次のように話す。

ゲームを成功裏に立ち上げる上で最も重要な要素は「ゲーム体験」だ。

ブロックチェーン技術と、ゲームに精通した企業の後押しによって、Web3はすべての人のゲーム体験を革命的なものにするだろう。

パートナーシップなどでも支援

ZW3Iの出資対象として選ばれたゲーム会社は、Razerのマーケティング・パートナーシップ支援プログラムを利用できる。また、Razerの提供するハードウェア、ソフトウェア、サービスのエコシステムを活用することも可能だ。

Razerのパートナー企業には、例えばWeb3大手アニモカブランズや、Amazonウェブサービス、1Up Ventures、Griffin Gaming Partners、Play Ventures Future Fundなどが存在。こうした企業とのパートナーシップを結ぶ機会を得るにあたって支援が受けられる形だ。

また、Razerの提供するエコシステムの一例としては、ゲームの最適化や立ち上げを行えるRazer Cortexがある。

Razer Cortexは、ユーザーがゲームプレイをして、「Razer Silver」を獲得できるようにする機能を持つ。「Razer Silver」はRazerやその他企業が提供する製品の購入に使えるポイントなどと交換できるものだ。

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