WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

RWA永久先物取引所Ostium、約29億円のUSDCが不正流出か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • すでに問題を特定して対応を継続中
  • 過去にはジャンプやコインベースなどが出資

約29億円が不正流出か

暗号資産(仮想通貨)セキュリティ企業Blockaidは日本時間15日、株やコモディティ(商品)などの現実資産(RWA)の永久先物取引プラットフォームOstiumから、1,800万ドル(約29億円)のUSDCが不正流出したと報告した。

その後、Ostiumの共同創設者であるカレドラ氏が、流出額には言及していないが、資産が不正流出したことを報告。すでに問題を特定して対策に取り組んでいて、法執行機関やサードパーティのセキュリティの専門家などと連携していることも説明した。

Ostiumは、アービトラム(ARB)のブロックチェーン上で展開するプラットフォーム。公式サイトによると、アクティブトレーダーの数は2万6,000超で、合計の取引高は510億ドル(約8.3兆円)である。Ostiumには、ジャンプ・クリプト、コインベースベンチャーズなどが出資している。

カレドラ氏の投稿によると、今回はセキュリティ上の問題によって、Ostiumのプラットフォームで資金を保管しているOLPヴォールト(Ostium Liquidity Pool Vault)から資産が流出。問題発生後の対応では、取引のコントラクトの停止も行ったと述べている。

今後については、問題解決に専念し、透明性と正確性を重視して対応を行っていくと説明。そして、これからも情報を共有していくとした。

関連記事:2026年4月は仮想通貨の不正流出件数が過去最高に、被害額は計980億円超

DefiLlamaは、2026年4月は仮想通貨の不正流出件数が過去最も多かったと報告。ケルプDAOやドリフトプロトコルなどで盗難が多かったことを他の企業や有識者も指摘している。

セキュリティ企業の分析

Ostium側の説明に先立って報告を行ったBlockaidによれば、攻撃者は未来の日付が付いたオラクルの価格レポートなどを使って人工的な利益を作り出し、OLPヴォールトから1,800万ドルのUSDCを引き出した。

オラクルとは

ブロックチェーンにおけるオラクルとは、オフチェーンのデータを入手するための機能やサービスのこと。ブロックチェーンは単体では、ネットワーク外部の情報を入手することができない。

Blockaidは今回の資金流出について、攻撃者のアドレスをすでに特定。アービトラムのエクスプローラ「アービスキャン」では対象のアドレスのページに、Ostiumの資金流出への関与がBlockaidによって報告されていると記載されている。

なお、流出額については、仮想通貨セキュリティ企業CertiKは最大で2,200万ドル(約36億円)と試算した。

解説記事:RWA(リアルワールドアセット)とは?【2026年版】仕組みと市場規模を完全解説

RWA(リアルワールドアセット)とは現実資産をブロックチェーンでトークン化する仕組み。2025年市場270億ドル超・前年比223%増。国債・不動産・トレカの仕組みと機関投資家の参入状況をCoinPostが解説。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/30 日曜日
11:30
ビットコイン1300万円手前で上げ渋り、ジャクソンホール後のイールドカーブが焦点|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン(BTC)は米財務省の国債買い戻しを受け1300万円に肉薄するも上げ渋り、1270万円周辺で推移。目先の焦点はジャクソンホール後の金利動向で、長短どの年限で上昇するかがBTCの方向性を左右する。
09:25
週刊仮想通貨ニュース(8/28)|BTC市場・量子脅威対策・日本政府と日銀の動向まとめ
今週は、仮想通貨ビットコインの市況、ビットコインとイーサリアムの量子脅威対策、日本政府と日銀の国債・株式即時決済に向けたブロックチェーン基盤整備に関する記事が関心を集めた。
08/29 土曜日
14:30
ECB専務理事、中銀マネーのブロックチェーン活用を提唱
欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事は、中銀マネーのブロックチェーン活用を提唱し、金融政策の実行や担保管理の柔軟化を目指す考えを示した。デジタルユーロを含むトークン化に向けた取り組みも進んでいる。
13:30
仮想通貨相場の急反転、「実需の見極め必要」とコインシェアーズCEOが指摘
コインシェアーズCEOが仮想通貨相場の急反発の中、注意すべき点について見解を発表。マクロ環境や政策の追い風に言及しつつ、実需のある銘柄を見極める重要性を指摘した。
13:10
Aviciのカード残高から約50万ドル流出、Triaも被害 全額補償を約束
仮想通貨カード基盤のレイン(Raincards)で不正流出が発生し、アヴィシ利用者1,685人のカード残高から約50万859ドルが流出した。自己管理型ウォレットに影響はなく、レインは全額補填を約束している。
11:50
キャピタルB、38億円調達しビットコイン追加取得へ
キャピタルBがビットコイン買い増しに向け2100万ユーロの第三者割当増資を発表し、ブロックストリームCEOのアダム・バック氏やTOBAMが引受先に加わった。新株予約権の全行使により持ち株比率がさらに変動する可能性がある。
11:05
ストライブ、優先株発行で1192BTC相当の資金を調達した可能性 ビットコイン蓄積続ける
BitcoinTreasuries.NETの推定によると、ストライブが優先株SATAの売却により仮想通貨ビットコイン1,192枚相当の購入資金を得た可能性がある。同社は8月もビットコインを買い増している。
09:50
ストラテジーのビットコイン売却懸念後退 ビットフィネックス分析
ビットフィネックスは、ストラテジーによるビットコイン売却観測の後退が、現物ビットコインETFへの資金流入拡大と重なり、需給改善に寄与しているとの分析を示した。売り圧懸念は薄れつつあるとみられる。
08:20
ビザ、仮想通貨取引所アップビットの運営企業と提携
仮想通貨取引所アップビットの運営企業ドゥナムは、ビザと提携したことを発表。両社はステーブルコインやAIを活用した金融サービスと決済サービスの開発を模索する。
07:30
仮想通貨投資商品に3営業日で2640億円超流入、マイナーのAI収益比率が大幅増加の見通し=レポート
コインシェアーズによると、仮想通貨投資商品への資金流入が3営業日で16.5億ドルに達した。ビットコインマイナーのAI関連収益比率は、年末までに7割に達する見通しだ。
07:02
ソラナ、初のガバナンス投票でトークン発行抑制の加速案を採用
仮想通貨ソラナは初のオンチェーンガバナンス投票でディスインフレ率倍増案を僅差で可決し、トークン発行量抑制を前倒しした。ステーキング利回りは今後数年で半減する見通しで、供給減少と利回り低下の両方が投資家の新たな判断材料となる。
06:15
米FRBウォーシュ議長のタカ派発言を受け、ビットコイン・米国株反落
米FRB議長ケビン・ウォーシュ氏がジャクソンホールでタカ派姿勢を強め、9月利上げ観測が上昇。ビットコインは3.2%下落し、前日の8万ドル台から7.7万ドル前後まで反落した。
05:00
USDC発行企業サークル、英チェルシーとスポンサー契約
米サークル社が英プレミアリーグのチェルシーFCと提携し、2026/27シーズンからフロントスポンサーとしてUSDCブランドをユニフォームに掲出する。仮想通貨企業によるスポーツ協賛の一例で、初披露は30日のブライトン戦となる。
08/28 金曜日
17:39
米加州、公職者ミームコイン発行禁止法案が上下院通過
米カリフォルニア州のミームコイン規制法案AB2409が州議会上下院を通過した。公職者による発行を禁止し、2027年以降発行分の仮想通貨ミームコインは州民向け販売も制限対象となる。知事の署名を待つ段階にある。
16:28
ビットコイン、1週間で23.5%高 金額ベースで史上最大=ギャラクシー・リサーチ
ビットコインが8月17日から23日の週に前週比14,775ドル(23.5%)上昇し、金額ベースで史上最大の週間上昇を記録した。米財務省の長期債買い戻し拡大とクラリティー法案支持を背景に、大規模なショートスクイーズが発生した。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧