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bitFlyerが新ブランドと機関投資家向けPrimeを発表|WebX2026

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WebX2026 セッションレポート

bitFlyerが新ブランドと機関投資家向けPrimeを発表

加納裕三 × 金光碧

bitFlyer Holdings代表取締役CEOの加納裕三氏と、執行役員CPOの金光碧氏が登壇し、設立12周年を機にしたブランド刷新と、欧州でのMiCAライセンス取得、そして機関投資家・上場企業向けの新サービス「bitFlyer Prime」を発表した。
加納裕三
加納 裕三
株式会社 bitFlyer Holdings
代表取締役 CEO
ゴールドマン・サックス証券などを経て2014年に株式会社bitFlyerを共同創業。暗号資産関連の法改正提言や自主規制ルール策定に尽力し、現在はbitFlyer Holdings代表取締役CEOを務めるほか、日本ブロックチェーン協会(JBA)代表理事、日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)理事も務める。
金光碧
金光 碧
株式会社 bitFlyer Holdings
執行役員 CPO
米系投資銀行でのデリバティブストラクチャリング業務を経て2016年にbitFlyer入社。CFOやPRを経て財務規制関連体制整備を担当し、2022年より新規事業を担当。現在はグループCPOを務め、2025年からはCustodiem取締役として国内暗号資産ETF組成プロジェクトなどを推進する。

ブランド刷新とアプリ全面リニューアル

bitFlyerは設立12周年を迎えたことを機に、ブランドロゴとアプリを刷新した。
bitFlyer新ブランドロゴ発表
加納裕三
設立12周年の節目に合わせてブランドロゴを刷新したと発表。既存ロゴの考え方を継承しつつ、色やフォルムを見直し、よりカジュアルで親しみやすいデザインにしたと説明した。最初のロゴは自ら手がけたもので、ブロックチェーンの「ブロック」、ビットコイン、bitFlyerの頭文字「F」、飛行機をイメージしたモチーフだったと明かした。
金光碧
アプリの体験も大きく刷新したと紹介。画面構成や動線を全面的に見直し、暗号資産の取引未経験者163名を対象にした調査で95.7%から「使いやすい」との評価を得たとし、新アプリは7月13日から順次配信していると発表した
金光碧
新規取扱暗号資産としてトロン、XDCネットワーク、コスモスの3銘柄を追加すると発表し、今後さらに取扱銘柄を増やしていく方針を示した。新CM「We are Flyer」も公開し、「暗号資産をもっと楽しく、もっと自由に。」というコンセプトを打ち出した。

グローバル展開、欧州MiCAライセンス取得

話題は海外展開に移り、加納氏が欧州・米国での事業状況を紹介した。
加納裕三・金光碧
bitFlyerヨーロッパが、日本発の暗号資産取引所として初めて、EUの包括的な暗号資産規制「MiCA」に基づく暗号資産サービス提供者(CASP)ライセンスを取得したと発表した。申請した約2,000社のうち取得できたのは240社(12%)にとどまるとし、厳格なガバナンスやマネーロンダリング対策、システム・セキュリティ対応が求められる、難度の高いライセンスであると説明。欧州ではルクセンブルクを拠点にEU加盟27カ国で、米国ではbitFlyer USAが49州とワシントンD.C.で事業を展開しているとし、残るネバダ州についても取得を目指す方針を示した。

機関投資家向け新サービス「bitFlyer Prime」

本セッションのメインテーマとして、機関投資家・上場企業向けの新サービス「bitFlyer Prime」が発表された。
bitFlyer Primeの解説
加納裕三・金光碧
bitFlyer Primeを、機関投資家や事業法人向けに暗号資産の取引・保管・統制を支えるサービスと位置づけた。日本国内では個人向け取引サービスが先行して発展してきた一方、機関投資家や上場企業、将来的なETFなどが求めるセキュリティ・ウォレット・内部統制・レポーティング要件を総合的に満たすカストディ基盤はまだ十分ではないとの課題認識を示した。
金光碧
bitFlyerがカストディを手掛ける強みとして2点を挙げた。1点目は、2014年の創業以来、管理するウォレットへの外部不正アクセスによる暗号資産流出が0件であるという実績。2点目は、自社開発のウォレット技術と、プライベートブロックチェーン「miyabi」をはじめとする金融インフラの自社開発力。保管機能は子会社の株式会社Custodiemが、取引・OTC機能は株式会社bitFlyerが担う体制とし、それぞれの役割と責任を明確にしたサービス提供を行うと説明した。国内のビットコイン取引量で10年連続首位を記録してきた流動性を背景に、大口のOTC取引にも対応するとした。
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