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EVM互換の新L1ブロックチェーン「Berachain」、SAFTで約56億円を調達

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

新L1ブロックチェーンをローンチへ

L1ブロックチェーンプロジェクト「Berachain」は20日、プライベートラウンドで約56億円(4,200万ドル)の資金を調達したことを発表した。

Polychain Capitalが今回の資金調達を主導。名称は挙げられていないが、他に複数の中央集権型暗号資産(仮想通貨)取引所のベンチャーファンドも出資したという。Berachainは、DeFi(分散型金融)に特化したL1ブロックチェーンで、イーサリアムの仮想マシン(EVM)と互換性を持つ。

DeFiとは

「Decentralized Finance」の略。ブロックチェーンを活用し、中央管理者不在の状態で行われる金融サービス、またはそのシステムを指す。

▶️仮想通貨用語集

関連:DeFi(分散型金融)とは|初心者でもわかるメリット・デメリット、重要点を徹底解説

Berachainのプロジェクトは公式ウェブサイトであまり情報を公開しておらず、今回の資金調達についても上記ツイートの通り、調達額と出資者が公表されているだけだ。

「Smokey the Bera」というニックネームの共同創設者に取材をした「The Block」によると、今回調達した資金を利用して、これからL1ブロックチェーンのローンチを行うという。

2021年の遅くから開発を継続しているBerachainのプロジェクトは、22年11月のFTX破綻の直後から今回の資金調達を開始。調達は、将来発行するトークンを販売する「SAFT」で行った。

現在は開発用のネットワーク(devnet)が利用可能で、今後数週間でインセンティブ付きのパブリックテストネットを、今年中にはメインネットをローンチ予定。そして、メインネットと同時にトークンもローンチする計画だ。

Berachainのエコシステムには、すでに約335億円(2.5億ドル)がロックされているという。

関連:CryptoGPT、シリーズA投資で13億円の調達に成功

Berachainについて

Berachainは、コスモス(ATOM)の開発キット「Cosmos SDK」で構築され、「Proof of Liquidity」というコンセンサスプロトコルが導入されている。GitHubの情報によれば、ツールなどの管理を「Berachain Foundation」という組織が担っている模様だ。

ツイッターアカウントからもわかる通り、Berachainは熊がテーマになっているブロックチェーン。エコシステムでは以下の3つのトークンが使われる。

  • bera:ガストークン(今回の出資者はberaを受領予定)
  • honey:ステーブルコイン
  • BGT(Bera Governance Token):送信不可能なガバナンストークン

なお、L1ブロックチェーンは、Berachainの共同創設者にとって2つ目のプロジェクトだという。すでにNFT(非代替性トークン)プロジェクトを開始しており、「Bong Bears」というNFTコレクションをOpenSeaで購入することが可能だ。

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