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7月の米追加利上げ観測でAI・IT株下落 アークはコインベース株買い増し|8日金融短観

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

6/8(木)朝の相場動向(前日比)

    伝統金融

  • NYダウ:33,665ドル +0.2%
  • ナスダック:13,104ドル -1.2%
  • 日経平均:31,913円 -1.8%
  • 米ドル/円:140 +0.3%
  • 米ドル指数:104.1 +0.01%
  • 米国債10年:年利回り3.8 +2.8%
  • 金先物:1,955ドル -1.3%
  • 暗号資産

  • ビットコイン:26,441ドル -2.1%
  • イーサリアム:1,840ドル -2%

本日のNYダウ・ナスダック

本日のNYダウは+91.7ドルと続伸。一方、ナスダックは−171.5ドル安で取引を終えた。AIやハイテク関連株は先週の大幅高から一服した格好で、投資家は来週の米CPIとFOMCに向けてポジションを調整しているようだ。

現時点で6月利上げ休止への観測は76%程度から66%程度に後退した。市場は概ね来週のFOMCは金利据え置きを見込んでいるものの、7月には0.25ポイントの追加利上げが実施されると見ているようだ。

ドラッケンミラー氏の見解

米著名投資家のスタンレー・ドラッケンミラー氏はブルームバーグの投資カンファレンスで、米経済の見通しついてインフレが高止まりするハードランディング(硬着陸)を依然として予想していると述べ、金利上昇の影響は未だ一部の経済分野では表れていないと指摘した。

また、過熱感が出ているAI分野について「仮想通貨と異なり、AIは本物だ。インターネットと同じくらい革新的なものになるかもしれない」として、「AIの発展が想定通り大きくなれば、エヌビディアは少なくとも2-3年は保有したい銘柄だろう」と語った。

ドラッケンミラー氏は資産家ジョージ・ソロス氏の右腕として知られた人物で、120億ドル規模のヘッジファンドDuquesne Capitalの創業者。2020年にはビットコインを所有していることを明かし、Web3界隈から大きく注目を集めた。

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経済指標

  • 6月13日21時30分(火):5月消費者物価指数(CPI)
  • 6月14日21時30分(水):5月卸売物価指数(PPI)
  • 6月15日3時00分(木):米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利発表

米国株

今後も高金利の環境が続くという観測を背景に将来の期待キャッシュフローを価値とするAI・ハイテク成長株はここのところ買い疲れが出ているもようだ。AI分野の代表株であるエヌビディアは4日続落。個別銘柄の前日比:エヌビディア-3%、c3.ai-4.6%、AMD-5%、テスラ+1.4%、マイクロソフト-3%、アルファベット-3.7%、アマゾン-4.2%、アップル-1.2%、メタ-2.7%。

テスラ

米テスラの主力セダン「モデル3」全種が、バイデン米政権によるEV販売補助で税額控除の最大額7,500ドル(約105万円)の支援対象になったことが6日に明らかになった。

これまで一部のグレードは半額の3,750ドルの補助にとどまっていたが、支援拡大を受けてテスラの販売がさらに有利になるだろう。税額控除の対象となる電気自動車は、GM、フォード、フォルクスワーゲンのモデルを含め計22車種となった。一方、日欧韓メーカーのEVの多くが支援の対象になっていない。

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仮想通貨関連株

  • コインベース|53.2ドル(+3.2%/-17%)
  • マイクロストラテジー|290.8ドル(-2.6%/-3.7%)
  • マラソン・デジタル|9.5ドル(-5%/-4.8%)

コインベースは6日のSEC提訴を受けて大幅安となったが、アーク・インベストメントの買い増しなどを受けて反発。

コインベースの大株主であるアーク・インベストメントはSEC提訴の後、41万9324株のコインベース株を買い増しした。買い付けは5月3日以来のもので、株の保有数は1,144万株に増やされ、ポジションの評価額は約6.08億ドルになった。

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