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週刊仮想通貨ニュース|米SECのバイナンス・コインベース提訴に注目集まる、BTCの大口送金を確認など

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今週のニュース

一週間(6/3〜6/9)のニュースを中心にまとめてお届けしていく。

今週は、米証券取引委員会(SEC)が大手暗号資産(仮想通貨)取引所のバイナンスとコインベースを続けて提訴したニュースが関心を集めた。

相場については、バイナンス提訴の影響で仮想通貨が全面安になったことなどをまとめた6日のレポートの注目度が高い。

このほか、10年超休眠状態だったビットコイン(BTC)、52億円相当が移動したことを報じた記事も多く読まれた。


目次
  1. 今週のニュースランキング
  2. 相場ニュースランキング
  3. 仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース

今週のニュースランキング

1位:米SEC、バイナンスとCZ氏を提訴 多くの仮想通貨銘柄を有価証券と主張(6/6)

米SECは5日、仮想通貨取引所バイナンスと同社のチャンポン・ジャオ(CZ)CEOを提訴したことを発表。未登録有価証券の提供など合計13の容疑で提訴しており、訴訟の対象には米国部門「バイナンスUS」も含まれている。(記事はこちら

2位:コインベース提訴 SECゲンスラー委員長「もう仮想通貨は必要ない」(6/7)

米SECは6日、米仮想通貨取引所コインベースを提訴したことを発表。コインベースのステーキングサービスは有価証券の提供であるとSECは指摘し、未登録で取引と仲介、清算のサービスを提供したことも問題視している。(記事はこちら

3位:10年超休眠状態だったビットコイン、52億円相当が移動 送金理由は不明(6/9)

ブロックチェーンを分析する「Lookonchain」は8日、10年超動かなかったビットコインが、約1,432BTC(52億円相当)送金されたことを報告。データによると対象のアドレスは2013年4月9日に1,432.92BTCを入金している。(記事はこちら

相場ニュースランキング

1位:SECのバイナンス提訴で仮想通貨全面安、ビットコイン25000ドル台に急落 (6/6)

ビットコイン価格は前日比4.2%安の25,750ドルに。米SECがバイナンスを提訴したことを受け、この日の仮想通貨相場は全面安となった。(記事はこちら

2位:仮想通貨相場は厳しい値動き SECによるバイナンス・コインベース提訴の余波続く(6/8)

米SECがバイナンスとコインベースを連続で提訴した余波は、この日の相場でも継続。ビットコインの価格は前日比1.81%安の26,392ドルだった。(記事はこちら

3位:ビットコイン横ばい、主要取引所の現物取引高は前月比20%減(6/9)

この日のビットコイン価格は横ばい。日米の主要株価指数が反発する中、ビットコインは無風となった。(記事はこちら

仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース

イーサリアムの次期アップグレード「Dencun」、重要性とメリットとは?(6/9)

イーサリアム(ETH)のブロックチェーン開発者は8日の会議で、次期アップグレード「Dencun」に向けて改善提案(EIPs)のリストをまとめた。予定される最も大きな変更は、EIP-4844「プロト・ダンクシャーディング(Proto-Danksharding)」である。(記事はこちら

バイナンスUSが米ドル入出金を一時停止、ステーブルコイン建ての取引サービスに注力へ(6/9)

バイナンスUSは9日、米ドル(USD)の預金と出金を23年6月13日以降、一時停止することを発表。これに伴い、バイナンスUSにおいて米ドル建ての取引市場を廃止し、仮想通貨のみを対象としたプラットフォームへ移行する方針を示している。(記事はこちら

バイナンスUS、一部の通貨ペアを廃止(6/8)

バイナンスUSは一部の通貨ペアの廃止を発表。最初の発表から内容が変更され、予定していた「USDT」通貨ペアの廃止を取りやめて、BTCとBUSDのペアだけが廃止の対象になると説明した。(記事はこちら

仮想通貨ADAとSAND、米SECの有価証券主張を批判(6/8)

米SECがバイナンスとコインベースを提訴した際、有価証券の例として挙げられた銘柄のプロジェクトが反論。本記事はエイダ(ADA)とザ・サンドボックス(SAND)のコメントを報じている。(記事はこちら

イーサリアム共同創設者Wilcke氏、55億円相当のETHを仮想通貨取引所へ送金か(6/6)

イーサリアムの共同創設者Jeffrey Wilcke氏のものとみられるウォレットは5日、2万2,000ETH(送金時のレートで55億円相当)を仮想通貨取引所クラーケンに送金したことがわかった。一般的に取引所への送金は売り圧力につながる可能性があるため、大口送金の場合は投資家の注目度が高い。(記事はこちら

米Ark Invest、SECの提訴日にコインベース株30億円相当を購入(6/9)

米大手ヘッジファンドARK Investが、米SECが提訴を発表した6日に、30億円(2,160万ドル)相当のコインベース株を追加購入していたことが、取引開示により明らかになった。同社は、2014年に設立された大手投資ファンドである。(記事はこちら

JVCEA、自民党Web3PTで暗号資産IEO・レバレッジ取引の課題と改善策を提案(6/7)

自民党のWeb3プロジェクトチームは6日、今年度の第一回となる会議を開催。この会議では、一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)の副会長理事である小田玄紀氏が「暗号資産交換業者の規制対応について」報告した。(記事はこちら

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注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/28 日曜日
11:30
ビットコイン相場は中期的には下降チャネル内での揉み合い続くか|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン半減期を終え1000万円周辺で推移する相場をbitbankのアナリスト長谷川氏が分析。ビットコインチャートを図解し、今後の展望を読み解く。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|BTCの半減期完了に高い関心
今週は仮想通貨ビットコインが半減期を迎えたこと、QCP Capitalによる半減期後の相場分析、イーサリアムの証券性などを巡りConsensysが米SECを提訴したことに関する記事が最も関心を集めた。
04/27 土曜日
21:00
OKCoinJapan 5月にオプティミズム(OP)取扱い開始へ
OKCoinJapanが暗号資産(仮想通貨)オプティミズム(OP)の取扱いを開始へ。イーサリアムのレイヤー2ソリューションとして、その技術はCoinbaseが支援するBaseやバイナンスのopBNBの基盤に使用されている。OPのユースケースや今後の展望も言及。
17:20
機関投資家のDeFiリスク管理を強化、Fireblocksの新セキュリティ機能
FireblocksがDeFi製品にdApp ProtectionとTransaction Simulationを追加。リアルタイム脅威検知と安全なトランザクション実現で、機関投資家のオンチェーン活動をサポート。
13:00
BAYCで知られるYuga Labs、事業再編でチームメンバー削減 
Yuga Labsは、事業再編の一環としてチームメンバーの一部を削減した。「より小規模で機敏でクリプト・ネイティブなチーム」にする意向だ。
10:30
米国で仮想通貨発行の推奨事項5ヶ条、a16z明かす
大手ベンチャーキャピタルa16zは、米国で仮想通貨トークンを発行する際の推奨事項を挙げた。特に証券性など米SECをめぐる対処を中心としている。
09:30
ビットコインRunesデビュー1週間、200億円以上の手数料生み出す
手数料については、ミーム仮想通貨取引への高い需要が原因で、4月初めの5ドルから平均40ドルまで高騰している。ビットコインのマイニング報酬が半減し、収益が大幅に減少する見通しとなっていた採掘業者にとっては朗報だ。
08:00
半減期後のBTCのリターン、Nansen主席アナリストが分析
半減期後の仮想通貨ビットコインのリターンを、ブロックチェーン分析企業Nansenの主席リサーチアナリストが分析。半減期後250日までが最もリターンが高いという。
07:30
円安で1ドル158円台に、米ハイテク株高 来週FOMC金利発表|金融短観
本日の米国株指数は反発。エヌビディアやアルファベットなど大手IT株がけん引役となった。前日発表の米1-3月期GDPは予想を下回って悪材料となっていたが、昨夜発表の米3月PCEデフレーターはほぼ予想通りだった。
05:55
パンテラ、FTXの仮想通貨ソラナを追加取得
FTX破産財団はこれまですでにロックアップされた仮想通貨SOLの約3分の2を手放した。その多くは4年後に完全にアンロックされる見込みだ。
04/26 金曜日
14:22
「ミームコインは危険なカジノのよう」米アンドリーセン・ホロウィッツCTOが警鐘鳴らす
米大手VCアンドリーセン・ホロウィッツの エディ・ラザリン最高技術責任者は、ミームコインを「危険なカジノ」に例え、仮想通貨エコシステムから「本物の起業家」を遠ざける可能性があると主張した。
14:00
米FBI、マネロン防止ルール非遵守の仮想通貨サービスに注意喚起
米連邦捜査局は、マネーロンダリング防止基準を遵守していない仮想通貨送金サービスを利用しないよう、アメリカ国民に対して呼びかけた。
12:55
BTC半減期後に最初に採掘されたSatoshi、3億円超で落札
仮想通貨ビットコインの半減期後に最初に採掘されたSatoshiがオークションで3億円超で落札。Ordinalsの誕生によって、今はレア度の高いSatoshiに需要が生まれている。
12:32
ビットコインの反騰失速、ブラックロックのETF(IBIT)への資金流入が初めて途絶える
暗号資産(仮想通貨)市場では、自律反発のビットコインが日足50SMAを抜けられず再反落。ブラックロックのビットコインETF「IBIT」への資金流入は、ローンチ後71日間で初めて途絶えた。
10:15
著名な「Buy Bitcoin」のサイン、1.6億円で落札
「Buy Bitcoin」と書かれた著名な法律用箋が、オークションで1.6億円で落札された。仮想通貨ビットコインで入札され、正確な落札価格は16BTCである。

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