はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

セルシウス、仮想通貨の一部をBTCかETHに交換する申請を裁判所に提出

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

アルトコイン売却か

経営破綻した暗号資産(仮想通貨)融資企業Celsius Network(セルシウス・ネットワーク)は14日、破産裁判所に新たな申し立てを提出した。

その書類の中で、「Custody」と「Withhold」のサービスのアカウントとは無関係な仮想通貨を、全てビットコイン(BTC)かイーサリアム(ETH)に交換することを希望。裁判所に承認されれば、7月1日から交換を開始するとしている。なお、この交換は、債権者の要求には影響を与えないとした。

昨年7月に米連邦破産法11条(チャプターイレブン)に基づいた破産申請を行ったセルシウスは、現在も再建に取り組んでいる。今回の申請を行なった目的は、ビットコインとイーサリアムに交換することでアルトコインの価値を最大化するためだと説明した。

チャプターイレブンとは

日本の民事再生法に似た再建型の倒産法制度。経営を継続しながら負債の削減などを実施し、企業再建を行う。

▶️仮想通貨用語集

関連仮想通貨融資企業セルシウス、破産申請を正式発表

ほかにも今回の計画には、例外はあるものの、ビットコインかイーサリアムで債務者の仮想通貨を債権者に分配することも含まれると記載。そして、ビットコインやイーサリアムに交換したアルトコインの数量がわかるように、毎月報告を行うとした。

裁判所が認可するための期限は28日、非承認にするための期限は26日だと記載している。

保有銘柄と数量

セルシウスは約1カ月に一度のペースで、裁判所に資産を報告している。本記事執筆時点では5月16日付の書類が最新。その書類には3月31日時点の保有資産が記載されている。

ビットコインとイーサリアム以外で保有しているアルトコインは、ポリゴン(MATIC)やエイダ(ADA)、ポルカドット(DOT)などの銘柄。Withholdの資産は明記されていないが、前述した3銘柄の保有量は以下の通りである。なお、金額は米ドルで示されている。

  • MATIC:1億ドル(内カストディ資産:630万ドル)
  • ADA:4,120万ドル(内カストディ資産:290万ドル)
  • DOT:1,150万ドル(内カストディ資産:90万ドル)

関連セルシウス、一部ユーザー対象に出金再開

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/27 月曜日
09:53
新設のXRPトレジャリー企業「エバーノース」がXRP市場に与える影響は?
ナスダック上場予定のエバーノースが仮想通貨XRP市場に与える影響をリサーチャーが分析。ストラテジー社のビットコイン戦略との類似性や機関投資家需要の高まりを解説している。
10/26 日曜日
18:30
AI銘柄として注目の仮想通貨ニアー(NEAR)の買い方 おすすめ取引所比較
AIとブロックチェーンの融合を目指すニアー(NEAR)の特徴と投資方法を解説。注目のAI銘柄を取り扱う暗号資産(仮想通貨)国内取引所を比較し、おすすめサービスをご紹介します。
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ビットマインの大規模なETH押し目買いやSOL現物ETFが香港初承認など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、BNB、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
米中首脳会談が焦点、関係改善なら相場に追い風も|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコイン対円相場は1700万円周辺で方向感に欠ける展開。30日の米中首脳会談や来週のFOMCでの利下げ・QT停止観測が注目される中、24日のCPIや25日の通商協議を控え、相場に方向感が出る可能性を指摘。半減期サイクルの節目を過ぎたものの、金融緩和環境は2021年と大きく異なる状況。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|金価格の2020年以来の下落幅に高い関心
今週は、金価格下落からのビットコインへの資金移動の可能性、金融庁による銀行の仮想通貨投資解禁の正式検討、量子コンピュータのリスクに関する記事が最も関心を集めた。
08:51
Plasma(プラズマ)とは?手数料ゼロのステーブルコイン送金とXPL報酬の仕組みを解説
Plasmaのインセンティブプログラムについて、XPL報酬の獲得方法をわかりやすく解説。ブリッジからAave運用、クレームまでの手順とリスクを紹介します。
05:01
仮想通貨取引所ランキング|実績・ユーザー評判・プロ分析で徹底比較
投資のプロが選ぶ仮想通貨取引所おすすめランキング最新版。IEO投資、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、XRP(リップル)、ソラナ(SOL)など人気銘柄の取扱いやユーザー評判を初心者目線で徹底比較。
10/25 土曜日
13:25
テザー社、AI事業に本腰 大規模公開データセットとAIアプリをリリース
テザー社がSTEM分野特化の大規模AIデータセット「QVACジェネシスI」とプライバシー重視アプリ「QVACワークベンチ」をリリースした。AI事業を本格始動させている。
11:15
テザー 今年2.3兆円の利益見込む、米国向け「USAT」は1億米国ユーザーへのリーチ目指す
テザーは今年の利益が2.3兆円に達する見込みだ。米国向けのステーブルコインはUSATは12月にローンチ予定。
10:40
大口投資家、4日間で74億円相当のソラナを購入 ビットコインの大口購入も
オンチェーンアナリストの報告によると、大口投資家が直近4日間で約25万ソラナ(SOL)を購入したことが明らかになった。
10:00
中規模保有者(ドルフィン)の需要がビットコイン市場を牽引=CryptoQuantレポート
CryptoQuantが仮想通貨市場の最新レポートで、中規模保有者「ドルフィン」がビットコインの蓄積を続けていると指摘した。重要な価格水準や動向を解説している。
09:05
米民主党議員、トランプ大統領によるCZ氏恩赦を批判
米下院金融サービス委員会のランキングメンバーである民主党議員は公式声明で、トランプ米大統領が仮想通貨取引所バイナンスの共同創設者CZ氏に恩赦を与えたことを批判。恩赦の背景などを説明している。
09:00
日本で買える仮想通貨|銘柄一覧・用途別分類
暗号資産(仮想通貨)ビットコインやイーサリアムなど国内取引所で購入可能な主要26銘柄を送金・決済、スマートコントラクト、サービス利用の3つに整理して紹介。取引所別の対応状況一覧も掲載。
07:55
JPモルガン、コインベースのBaseトークン発行で最大5兆円の価値創出を予測
JPモルガンがコインベースのBaseトークン発行により最大340億ドルの価値が創出される可能性があると分析した。
07:00
CZのバイナンス復帰確率高騰、トランプ大統領の恩赦を受け
トランプ大統領がバイナンス創設者CZを恩赦したことを受け、ポリマーケットでバイナンス経営復帰予測が活発化。確率は一時82%まで急騰後30%付近で推移。トレーダーGarrett Jin氏は恩赦を予測し2倍リターンを達成した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧