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「ジャクソンホール」米パウエル議長発言、仮想通貨・株式市場反応限定的|26日朝の重要速報まとめ

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26日朝の重要速報まとめ

日本時間朝方までの仮想通貨関連注目ニュースをまとめている。

パウエル議長発言、市場反応限定的(注目度:★★★★☆)

本日のNYダウは0.7%高で、ナスダックは0.9%高。一方、ビットコインも前日比0.3%高となった。米FRBパウエル議長のジャクソンホール発言の影響は限定的だったようだ。

パウエル議長は日本時間昨夜11:05時にて、米「ジャクソンホール会議」に登壇し「適切だと判断すればさらに利上げする用意がある」と述べ改めてインフレ2%への抑制を優先するタカ派的な姿勢を示した。

議長が主に懸念しているのは堅調な物価・労働市場だ。住宅価格などの下落が「進行中」としつつも、広範なサービスに対する個人支出の継続やタイトな労働市場が2%のインフレ目標回帰を困難にする可能性があるという懸念を改めて示した、インフレが持続的に低下している状況と確信するには、2カ月間の良好なデータは「始まりに過ぎない」と指摘した。

一方、今後の政策についてはデータ次第との姿勢を堅持し「金融を引き締め過ぎれば経済に不必要な悪影響を与えるリスクもある」と述べ、景気にも配慮する姿勢を見せた。将来の利下げの可能性には言及しなかった。

一部の市場関係者は「議長の発言は全体としては今後の経済統計をみて慎重に判断するという印象があり、警戒感がいくぶん和らいだだろう」と話しているという。

議長の発言を受けて金利先物市場における今年終盤の連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げ観測はやや強まったが、依然80%台を維持している。次のFOMC会合は9月20日に開かれる予定だ。

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バイナンスが弱小銘柄の流動性を強化へ(注目度:★★★☆☆)

仮想通貨取引所バイナンスは上場している流動性の低い銘柄の流動性を強化するために一部のプロジェクトチームに連絡をとっていることが報じられた。

バイナンスはそれらのプロジェクトに、マーケットメイカーの詳細やバイナンスの仮想通貨預金口座に流通トークン数の1%〜5%を預け入れるか問い合わせしているという。これまでバイナンスは流動性リスクやプロジェクトの進捗などをもとに一部の銘柄を上場廃止してきた背景があり、今回のような問い合わせもその前触れの可能性があるとされている模様。なお、具体的なプロジェクト名は明かされていない。

Visaもバイナンスとの提携を解消か(注目度:★★★☆☆)

Visaは欧州でバイナンスのデビットカードを発行停止することがブルームバーグなどに報じられた。マスターカードの動きに続く。24日にマスターカードが提供するバイナンスのデビットカードは4か国(アルゼンチン、ブラジル、コロンビア、バーレーン)でサービス停止となった。

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BASEチェーンのMagnate Financeが出口詐欺(注目度:★★★☆☆)

BASEチェーン上のDeFiプロジェクトによる出口詐欺(ラグプル)は再び発生。今回はMagnate Financeが行ったもので、被害額は650万ドルに相当する。公式サイトやテレグラムグループは削除された。

オンチェーン探偵「ZachXBT」などはその数時間前にラグプルの可能性についてツイッターで警告。Magnate Financeのデプロイヤーアドレスが以前の480万ドル規模の出口詐欺Solfireにつながっていることを指摘した。

BASEチェーンは比較的に新しいブロックチェーンで、出口詐欺などに狙われやすい。

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重要経済指標(注目度:★★★★☆)

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03/21 金曜日
06:40
ビットコイン、弱気相場入りの兆候か CryptoQuantの強気スコアが低値を記録
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トランプ大統領がブロックワークス・デジタル資産会議で米国を世界の仮想通貨首都にすると再び宣言した。チョークポイント2.0作戦の停止やビットコイン準備金創設など、仮想通貨に友好的な政策を推進中。
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AIエージェントを導入した分散型VCプロジェクト「ai16z」がElizaOSとして新たなスタートを切った背景と、今後の展開について、創設者Shaw Walters氏のビジョンをCoinPostが独自取材した。
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米国ノースカロライナ州議会で新たなビットコイン準備金創設法案が提出された。公的資金の最大10%を仮想通貨ビットコインへの投資に充て、州の金融革新を推進するという内容だ。
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フィンテック企業や仮想通貨企業がトランプ政権の産業友好的な姿勢を受け、銀行免許取得を目指している。OCCによる仮想通貨関連業務の規制緩和も追い風となり、コスト削減や信頼性向上を狙う動きが加速する。

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