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GMOメディア、OasysL2開発で「ゲソてん」にブロックチェーンゲーム統合へ GMOメディアがOasysレイヤー2「GESOTEN Verse(仮)」開発へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Oasysのレイヤー2構築へ

GMOインターネットグループのGMOメディア株式会社は21日、ゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys」のレイヤー2(第2層)であり、ゲームプラットフォームとして機能する「GESOTEN Verse(仮)」の開発を開始したことを発表した。

GESOTEN Verse(仮)は、従来のWeb2ゲームポータル「ゲソてん byGMO」とユーザー基盤を連携。登録ユーザーは既存のIDを利用して、新しいブロックチェーンゲーム体験を楽しめるようになる。

「ゲソてん byGMO」は、2012年7月からサービスを開始しており、カジュアルから本格的なオンラインゲームまで、無料で遊ぶことができるプラットフォームだ。また、ポイントタウン(Point Town)ポイントを貯めたり、ユーザー同士で交流できるコミュニティ機能も備える。

今後「ゲソてん byGMO」は「Play-to-Earn」の概念を導入し、ゲーム内での活動によって、ポイントや暗号資産(仮想通貨)、NFTを報酬として受け取ることができるようになるとのことだ。

「GESOTEN Verse(仮)」のリリース予定は2023年12月で、初期から提供されるタイトルとして、P2Eブロックチェーン競馬ゲーム『UNIVERSAL STALLION(ユニスタ)』や、P2E育成ソーシャルゲーム『ゲゲゲの鬼太郎〜妖怪横丁〜』など、計3タイトルが公表されている。

さらに、ブロックチェーンゲーム独特のカジュアルゲームコンテンツとして、「ゲソてん byGMO」特有のNFTを利用し、その中でトークンやポイントを獲得する仕組みも導入される見込みだ。GESOTEN Verse(仮)では、暗号資産を持っていない利用者でも、法定通貨やポイントを使って決済ができるようになる。

関連:ブロックチェーンのレイヤー2とは|種類や注目点、代表的なネットワークを解説

レイヤー2とは

レイヤー2はブロックチェーンの第2層の技術で、メインのブロックチェーン「Oasys」の処理負荷を減少させ、処理速度を向上させるためのもの。

Oasysプロジェクトは、ゲーム専用のブロックチェーン技術を開発する目的で立ち上げられ、取引手数料を無料にし、ユーザーに快適なゲーム環境を提供することを目指している。また、「GESOTEN Verse」もOasysと同様の特性を持ち、ユーザーはガス代無しでのゲーム体験が可能になる。

関連:ビットコイン投資信託GBTCの「マイナス乖離」、反発の背景は

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