はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

テスラ決算で株安、中東情勢緊迫で原油高騰|19日金融短観

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

10/19(木)朝の相場動向(前日比)

仮想通貨関連銘大幅反落

  • コインベース|73.9ドル(-4.5%)
  • マイクロストラテジー|329ドル(-1.8%)
  • マラソン|7.7ドル(-8.4%)
  • ブロック|44.5ドル(-2.8%)

コインベースやストロングホールドといった仮想通貨関連株銘柄は高まるイスラエル・パレスチナの戦争拡大への懸念や原油相場高騰、米国債利回り上昇からリスクオフムードが広がり売り優勢となった。

マラソンについては現在保有中のビットコイン(13,726 BTC)の一部をFidelity Digital Assetのカストディサービスに預けると発表した。保管リスク分散の施策だ。同社は10月から毎月1,000 BTC増産できる見込みだ。時間外取引では+0.78%。

また、コインベースに関しては「Coinbase Advanced」プラットフォームを通して適格な非米国在住のユーザーにUSDC決済の永久先物取引を提供開始した。まずはビットコイン、XRP、ライトコイン、イーサリアムの4銘柄の契約に対応する。

関連長期金利の再上昇が金融相場の重石に、ビットコイン28000ドル台で保ち合い

今週から本格的に米企業決算のシーズン(3Q)に入っており、マイクロストラテジーが11月1日に、ブロックが11月2日に予定している。

国内仮想通貨・ブロックチェーン関連銘柄

  • マネックスグループ|642円(+0.7%)
  • クシム|408円(-0.9%)
  • ドリコム|565円(+3.8%)

日経平均上位3騰落率(東証プライム)

  • ソシオネクス:15,910円 +12.7%
  • ネットプロ:297円 +9.1%
  • ハピネット:2,463円 +9%
  • GMO-PG:6,841円 -5.6%
  • ベイカレント:4,143円 -5.7%
  • Aクリエイト:934円 -8.4%

18日の日経平均は小幅続伸+1.96円の32,042円で取引を終えた。東証株価指数(TOPIX)も+3.2円の2,295円で取引を終了した。本日の日経平均寄り付きでは小幅反落でスタートした。

日本の半導体設計企業ソシオネクスは18日、半導体受託生産世界最大手台湾積体電路製造(TSMC)の2ナノプ使用の32コアCPUチップの開発でTSMCと英半導体設計大手アームの2社と協業する発表で急騰していた。

来週から国内企業の本格的な決算シーズンに入る。Web3・仮想通貨関連では10月26日にドリコムが、10月27日にはマネックス・グループが決算発表を控えている。

関連仮想通貨投資家にもオススメの株式投資、日米の代表的な仮想通貨銘柄「10選」

伝統金融 米国株4ぶり反落

  • NYダウ:33,665 -0.9%
  • ナスダック:13,314 -1.6%
  • 日経平均:32,042 0%
  • 上海総合指数:3,058 -0.8%
  • 米ドル/円:149.8 -0.03%
  • 原油先物WTI:87.1ドル +2%
  • 金先物:1,961ドル +1.3%
  • ビットコイン:28,287ドル -0.8%
  • イーサリアム:1,558ドル -0.3%

主要IT・ハイテク銘柄 全面安

  • エヌビディア:421.9ドル -3.9%
  • AMD:102.1ドル -2.8%
  • テスラ:242.6ドル -4.7%
  • マイクロソフト:330ドル -0.6%
  • アルファベット:137.9ドル -1.2%
  • アマゾン:129.6ドル -1.4%
  • アップル:175.8ドル -0.7%
  • メタ:316.9ドル -2.1%

本日の米NYダウ・ナスダック・S&P500は反落。パレスチナ自治区ガザの病院爆発の件で情勢を複雑化していることやイラン介入のリスク及びイスラエルへの石油禁輸呼びかけから生じた原油高、上昇する米国債利回りが投資家の心理を悪化させた格好だ。原油高騰は米FOMCの11月会合での利上げ再開の可能性を高めているとの見解が出ている。

この日、バイデン米大統領はイスラエルに到着しイスラエルとガザ両方への人道的支援を表明したが、病院爆発の一件でヨルダンとエジプらの首脳はバイデン氏との会談をキャンセルした。

ゴールド相場

米NY金先物相場は続伸し8月初め以来の高値となった。中東情勢エスカレートで安全資産への需要が高まっている格好だ。

出典:investing.com

企業決算:テスラ モルガン・スタンレー

モルガン・スタンレーの株価は前日比6.7%安(コロナ禍の20年6月以来の下落幅)。決算内容が嫌気された。債券トレーディング収入やウェルスマネジメント事業の収入が不振だったほか、新規資金の純流入額は前四半期から50%以上落ち込んだ。先週金曜日発表のJPモルガンとウェルズ・ファーゴの好決算とは真逆だった。

テスラは19日早朝に決算内容を発表した。需要強化によるこれまでの値下げが響き1株利益や売上高とも予想を下回った。一方、注目の「サイバートラック」についてはイーロン・マスクCEOが発表会で、すでに100万ものユーザーから予約されており、おおよそ2025年までに約25万台のサイバートラックを生産する見通しだと話した。テスラの株価は引け後-3.4%安となっている。

今週の重要経済指標

本日深夜はパウエル米FRB議長が発言する予定だ。10月のFRB幹部発言の多くは金利据え置きに対するスタンスだったが、直近の原油高や利回り高騰を背景に今後の政策金利観測についてどのようなシグナスを示すか注目される。

  • 10/19(木)21:30 前週分新規失業保険申請件数
  • 10/20(金)1:00 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
  • 10/20(金)8:30 日本9月全国消費者物価指数(CPI)

関連株式投資初心者でもわかるPER(株価収益率)とは|株価の割安・割高指標を解説

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/31 水曜日
14:00
ブラックロックの2026年投資展望 AI投資が米株式市場を牽引、ステーブルコインは金融の架け橋に
ブラックロックの2026年投資展望レポートでは、AI関連投資が米国株式市場を牽引し、生産性向上で171兆円の経済効果が見込まれると分析した。また、38兆円規模に成長したステーブルコイン市場について決済システムへの統合が進み、トークン化された金融システムへの第一歩となると見ている。
12:00
2026年末のビットコイン価格はどうなる?有識者7人に予想を聞いた
ビットコイン2026年末価格予想を暗号資産(仮想通貨)業界の著名人7人が回答した。平均は12.3万ドルで約40%の上昇見込み。FRB政策、機関投資家参入、半減期アノマリー崩壊など注目ポイントを分析。強気派と慎重派の見解を比較し、相場の行方を占う。
11:00
仮想通貨TOP20と国内発トークン、25年の騰落率は
ドナルド・トランプ氏の米大統領就任やビットコインの最高値更新があった2025年。本記事では同年の時価総額上位銘柄と国内発プロジェクトのトークンの年間騰落率をまとめている。
10:00
激動の2025年 仮想通貨の時価総額トップ20、過去8年間における順位変動は
2025年はビットコインが12万ドルを突破した。仮想通貨に肯定的な米トランプ政権が始動した1年を終えるにあたり過去8年間において仮想通貨の時価総額の順位がどのように変動してきたかを振り返る。
12/30 火曜日
14:00
米カリフォルニア州の超富裕層への「5%資産税」に業界猛反発 仮想通貨起業家流出の懸念も
米カリフォルニア州で純資産10億ドル超の富裕層に5%課税する提案が行われ、Kraken創業者やBitwise CEOをはじめとする仮想通貨・テック業界リーダーが強く反発し、警告を発した。株式、不動産、仮想通貨などを対象とし、未実現の含み益にも課税される点が問題視されている。
14:00
コインベース・ベンチャーズが注目する2026年の仮想通貨4大トレンドとは
米最大手コインベースの投資部門コインベース・ベンチャーズが2026年に積極投資する4分野を発表した。RWA永久先物、専門取引所、次世代DeFi、AIとロボット技術など、次のブレイクアウトが期待される仮想通貨領域について紹介。
12:32
ビットマイン、イーサリアム買い増し 独自のステーキング・インフラも準備中 
ビットマインの仮想通貨イーサリアム保有量が411万枚に到達した。年末の価格下落を好機と捉え買い増しを行っている。2026年には独自ステーキング基盤も公開予定だ。
10:00
2025年の仮想通貨市場を重要ニュースから振り返る
2025年は仮想通貨を支持するドナルド・トランプ氏が米大統領に就任し、相場は米国の動向から大きな影響を受けた。本記事では、ビットコインの最高値更新など1年間の重要ニュースを振り返る。
09:50
仮想通貨投資商品、先週700億円超の純流出 XRP・ソラナは好調維持=CoinShares
仮想通貨投資商品から先週700億円超が流出した。CoinSharesは投資家心理がまだ完全に回復していないと分析した。一方で資産別ではXRPとソラナへの流入は好調だった。
12/29 月曜日
14:23
ビットコインは持続的上昇局面に?4年サイクル論争と機関投資家の影響力
Bitwise CIOマット・ホーガン氏が「ビットコインの4年サイクルは終焉し、持続的上昇局面に入った」と主張した。ハーバード大学など大手機関がBTCを保有し、個人投資家から機関への資産移転が進行。ボラティリティ低下の理由と、「階段を上りエレベーターで降りる」値動きパターンを専門家2人が詳しく解説。
13:35
AIや仮想通貨のショッピング活用進む Z世代が牽引か=Visaレポート
決済大手ビザの調査で、ショッピングにAIツールや仮想通貨を利用する消費者が増加していることが判明。特にZ世代が牽引していた。ステーブルコイン送金への関心も高まっている。
09:44
スベルバンク銀、ロシア初の仮想通貨担保ローン発行
ロシア最大の銀行スベルバンクが同国初の仮想通貨担保ローンを発行した。ビットコインマイニング企業に融資し、デジタル資産担保の仕組みを検証している。
12/28 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、MTGOXハッキング容疑者関連のBTC送金やearnXRPローンチなど
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン年末相場、値頃感から買い戻し期待も|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコインは方向感に欠け1400万円周辺で推移。26日のオプションカット通過後の動向が注目される。底入れには12月高値9.4万ドルの回復が条件だが、割安感から買い戻されやすいとbitbankアナリストが分析。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|Bybitの日本居住者向けサービス終了発表に高い関心
今週は、大手仮想通貨取引所Bybitの日本居住者向けサービス終了の発表、仮想通貨市場の調整局面、日銀の植田和男総裁の講演に関する記事が関心を集めた。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧