ETHから流動性を流し込む施策
ソラナ(SOL)中心の仮想通貨ウォレットPhantomはETHエコシステムから流動性を引き入れる施策として、ソラナチェーンとイーサリアムチェーンに対応したクロスチェーン取引機能をローンチした。
Bridging to @solana should be as simple as swapping.
— Phantom (@phantom) November 20, 2023
And now, it is.
With our new Cross-Chain Swapper, you can bridge tokens across Ethereum and Solana right in Phantom. pic.twitter.com/TkGrFSFvoy
この機能「Cross-Chain Swapper」は先週Phantomがティザー(チラ見せ)したもので、ウォレット内でETHおよびERC20トークンをソラナにブリッジすることが可能になった。
Cross-Chain Swapperの特徴は、「Refuel(リフューエル)」という機能で、送金額の一部を送信先のチェーンのネイティブトークンとして届け、そのチェーンでガス代不足による取引トラブルを解消する。例えば、イーサリアム版ETHをソラナ版USDCに替える際に、ガス代のSOLがなくてもあらかじめETHの一部を必要なガス代分としてSOLに替えてソラナチェーンで手数料を払えるようにすることだ。
このクロスチェーン取引機能現在Solana、Ethereum、Polygonチェーンに対応。利用できるトークンについては送信元のトークンはそのチェーン上の全トークンで、目的地チェーンのトークンはUSDCかUSDTとなっている。
関連:ソラナ基盤「Jupiter」がDEX出来高3位に躍進 PYTH無料配布で需要高騰