今週のニュース
今週(11/18〜11/24)最も注目の集まった暗号資産(仮想通貨)ニュースまとめをお届けする。
web3政策やデジタル証券(ST)関連事業を推進する日本国内を始め、香港やシンガポールなどアジア圏における暗号資産(仮想通貨)のプレゼンスが世界的に高まりつつあることや、CoinPostが運営に携わるアジア最大級のカンファレンス「webX 2024」が、ザ・プリンスパークタワー東京で開催決定したことを受け、今回分より「アジア特集」を新設した。
関連:なぜ日本で大規模Web3カンファレンスが必要なのか|WebX創設者インタビュー
アジア最大級のWeb3カンファレンス「WebX 2024」、ザ・プリンスパークタワー東京で開催へhttps://t.co/pogMJ9oqDw
— CoinPost(仮想通貨メディア) (@coin_post) September 29, 2023
開催予定日は2024年8月28日(水)、29日(木)の2日間。ご応募お待ちしております!
通常の報道では、今週は最大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスと米規制機関の和解およびweb3業界を牽引してきたChangpeng Zhao(CZ)CEOの退任に関するニュースが、アルトコイン相場に影響を与えるなど最も関心を集めた。
今週の注目ニュース
OpenAIがサム・アルトマンCEOを解任、仮想通貨Worldcoin急落(11/18)
ChatGPT開発の人工知能関連企業「OpenAI」は米時間17日、サム・アルトマン氏をCEOと取締役から解任。同氏が創設したプロジェクト「Worldcoin」のWLDトークンは価格が急落したが、その後アルトマン氏はCEOに復帰している。(記事はこちら)
大統領選を終えたアルゼンチン、ビットコイン価格が過去最高値に迫る(11/21)
この日、アルゼンチンの法定通貨「ペソ」建てのビットコイン(BTC)価格は再度、過去最高値(ATH)に迫った。価格が上昇を続ける要因の1つに、ビットコイン肯定派のハビエル・ミレイ下院議員が大統領選で支持を得ていたこと、そして実際に大統領に選出されたことがある。(記事はこちら)
バイナンスのCZ氏、CEO退任を正式発表 後任や今後の計画も説明(11/22)
バイナンスのCZ氏は22日、同社のCEOを退任したと正式発表。米司法省との司法取引によってCZ氏がCEOを退任する可能性があることは、事前に海外メディアが報じていた。(記事はこちら)
金融相場
エヌビディア売上3倍も時間外一時7%急落 バイナンスCZ氏辞退で仮想通貨関連株下落|22日金融短観(11/22)
この日、半導体大手エヌビディアは好決算にもかかわらず一時株価が7%急落。また、バイナンスのCZ氏がCEOを退任したことなどを受け、仮想通貨関連株も下落した。(記事はこちら)
バイナンス巡る報道で仮想通貨市場にリスク回避売り、BNBは前日比11%安に(11/22)
ビットコイン価格は前日比3.17%安の1BTC=36,329ドルに。BNBは前日比11%安となり、バイナンスと米規制当局の和解やCZ氏のCEO退任が影響した。(記事はこちら)
高値圏推移のビットコイン、イーサリアム先物市場では機関投資家のアルゴ買い観測か(11/24)
この日のビットコイン価格は前日比0.1%高の1BTC=37,390ドル。アナリストのMaartunn氏は、イーサリアム(ETH)に7億ドル相当の組織的な買いがみられると言及した。(記事はこちら)
アジア特集
ODX、新PTS市場START(スタート)の第1号案件として「公募型不動産STO」実施へ(11/20)
大阪デジタルエクスチェンジ(ODX)は16日、上場有価証券取引に係る私設取引システム(PTS)について、デジタル証券(セキュリティトークン:ST)取引に係るPTS開設の変更登録及び変更認可を金融庁より承認されたことを発表した。(記事はこちら)
2014年に破綻したマウントゴックス、債権者への現金弁済まもなく開始へ(11/23)
2014年に経営破綻した仮想通貨取引所マウントゴックス(Mt Gox)は間もなく債権者への返済を開始する見込みだ。22日より、そうした内容の電子メールを債権者に送り始めた。(記事はこちら)
国税庁「仮想通貨等の取引の調査件数や追徴税額は高水準」 令和4事務年度のレポート公開(11/24)
日本の国税庁は22日、令和4事務年度における「所得税及び消費税調査等の状況」を公開。仮想通貨等の取引に関する調査件数や追徴税額は高水準だとしている。(記事はこちら)
ハーベストグローバル、RWAをトークン化 香港で債券のデジタルファンドをローンチへ(11/24)
デジタル資産のフィンテック企業Meta Labは23日、大手投資企業ハーベスト・グローバル・インベストメント(HGI)と協業し、債券(RWA)のトークン化したファンドをローンチすると発表。このファンドはプロの投資家に提供され、主に米国の債券に投資する。(記事はこちら)
シンガポール中銀、個人向け仮想通貨投資を大幅制限へ 来年発効見込み(11/24)
シンガポールの中央銀行にあたるシンガポール金融管理局(MAS)は23日、仮想通貨規制案についての最終的な回答書を発表。規制ガイドラインは2024年半ばから段階的に発効される見込みだ。(記事はこちら)
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