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ビットコイン供給量の83.6%が含み益に、過去最高値を記録した21年11月以来の水準

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

マクロ経済と金融市場

前週末24日の米NY株式市場では、ダウ平均株価は前日比117.1ドル(0.33%)高、ナスダック指数は15ポイント(0.11%)安で取引を終えた。

週明け27日の東京株式市場では、前場の日経平均株価は前営業日比145円(0.43%)安となった。

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仮想通貨市況

暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン価格は前日比1.03%安の1BTC=37,348ドルに。

BTC/USD日足

週末にかけて一時38,000ドルを突破した。

主要アルトも総じて下落した。ゲーム関連では、新作BCGのGasHeroのα版テストを控え高騰していたSTEPN(GMT)が反動安となった一方、Axie Infinity(AXS)が前日比19.4%高になるなど物色が続いた。

Glassnodeの最近データによると、足元の相場上昇を受け、市場に流通するビットコイン(BTC)総供給量の内、83.6%の1636万BTC以上が含み益となっている。

glassnode

同水準に達するのは、米国初となるビットコイン先物ETF(上場投資信託)承認を受け、過去最高値の1BTC=69,000ドルを記録した21年11月以来だ。過去の平均値(74%)を大きく上回っており、歴史的には強気相場の初期段階と一致する。

また、ウォレット残高を追跡するオンチェーン指標の「蓄積スコア(Accumulation Trend Score)」は、純流出の顕著だった年初と比較して純流入傾向が浮き彫りとなった。

glassnode

この点についてGlassnodeは、「23年10月下旬以降、明らかな変化が起こった」と指摘。クジラ(大口投資家)に限らず、あらゆるウォレットサイズの投資家が保有資産の大幅な増加を試みているという。

その背景にあるのが、米SEC(証券取引委員会)によるビットコイン現物ETF(上場投資信託)の上場承認期待がかつてなく高まっていることがある。

関連:初歩から学ぶビットコインETF特集:投資のメリット・デメリット、米国株の買い方まで解説

ビットコインETF特集

ビットコインの市場価格と蓄積トレンドスコアの両方が上昇する場合、大口投資家の買い集め行動が示唆されるため、ポジティブな価格変動が維持されやすい。(緑色) 一方、レシオが冷え込むと小口投資家は保有行動を維持できなくなり、価格が横ばいになり、最終的に勢いが衰える傾向にある。(赤色)

glassnode

大幅調整中の高いスコアは、大口投資家が仕込み始めており、底値が近づいていることを示唆するという。

glassnode

関連:上場投資信託「ビットコインETF」とは|ブラックロックの申請が注目される理由

アルトコイン市場

無期限先物特化型の分散型取引所dYdXのガバナンストークンDYDXは、従業員などの関係者や初期投資家、コンサルタント(アドバイザー)向けのロックアップの内、30%に相当する1億5000万DYDXが12月1日にアンロック予定となっており、一定の売り圧力が想定される。

当初アンロックは2月上旬に予定されていたが、延期された。

12月1日のアンロック後は、総供給量の40%が半年間に渡って毎月アンロックされていき、翌年には20%が解除される見込み。

ビットコインETF特集

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