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OasysがDMM Bitcoinへの上場を発表、OASトークンの取り扱いは国内で4社目

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

DMM BitcoinにOAS上場

ゲーム特化型ブロックチェーンプロジェクト「Oasys」は20日、同プロジェクトのネイティブトークン「オアシス(OAS)」が、DMMグループ傘下の国内暗号資産交換所「DMM Bitcoin」に上場することを発表した。

OASの取引は、12月20日午後5時から始まる予定である。取引は現物取引として行われ、日本円(JPY)との通貨ペア(OAS/JPY)で提供されることになる。なお、注意点として、現時点でDMM BitcoinはOASの入出金には対応しておらず、その対応時期は未定だ。

OasysはこれまでDMMグループと多方面で協力関係を築いてきた。23年1月に設立されたDMMグループの新会社「DM2C Studio」を通じ、Oasys Layer2上で動作する独自ブロックチェーン「DM2 Verse」の開発や、オリジナルゲームタイトルの展開などが行われている。

Oasysは、日本市場での上場を積極的に推進し、日本のユーザーにとってOASトークンを手に入れやすい環境を整える方針を示している。

OASトークンは、Oasysエコシステムの主要な通貨としての役割を担っており、ステーキング、ガバナンス、トランザクション手数料の支払い、Verse構築のための預入などに使用されている。なお、ガス代はVerse Builderによってのみ負担されるため、プレイヤーはゲームプレイ時にガス代を支払う必要がなく、無料で利用できる。

OASトークンは10月に国内暗号資産取引所OKCoin Japanに上場、他にも、国内暗号資産交換業者であるbitbankとSBI VC Tradeで上場を果たしている。

関連:Oasysチェーン初のNFTプロジェクト「OASYX」の魅力と将来性を解説

Oasysについて

Oasysは「Blockchain for Games」をコンセプトとするゲームに特化したブロックチェーンプロジェクト。初期バリデータ(チェーン運用主体)は現時点ではバンダイナムコ研究所などの大手ゲーム会社やWeb3企業など20社超で構成されており、合意形成アルゴリズムは環境面にも配慮したPoS(Proof of Stake)方式を採用する。

Oasysの独自アーキテクチャは、ブロックチェーンゲームのユーザーに向けて取引手数料を無料にし、取引処理を高速化することで、快適なゲームプレイ環境を提供している。

先月、仮想通貨の自動損益計算サービス「クリプタクト」を提供する株式会社pafinは、ゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys」で展開されるブロックチェーンゲーム(BCG)に対応することを発表した。

クリプタクトでは、ウォレットアドレスを入力するだけで、Oasys上の全ゲームを含むDappsの取引履歴を自動で取り込み、損益計算が行える。ゲームプレイを通じて獲得する独自のトークンやNFTの管理の効率化を図る試みだ。

関連:クリプタクトがOasysと連携、煩雑だったブロックチェーンゲームの確定申告を容易に

レイヤー2とは

レイヤー2はブロックチェーンの第2層の技術で、メインのブロックチェーン「Oasys」の処理負荷を減少させ、処理速度を向上させるためのもの。

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