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X(Twitter)の決済機能X Payments、ローンチ時の仮想通貨対応は見通し立たず

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨事業ライセンス未申請

SNS大手X(旧Twitter)が導入準備中の決済機能「X Payments」について、少なくともローンチ時に暗号資産(仮想通貨)決済が導入される可能性は現時点では低いとされる。

Xは直近、米国のニューメキシコ州、オレゴン州、イリノイ州などで送金ライセンスを取得した。これまですでに米国50州のうち22州でライセンスを得たことになる。

その一方、ニューヨーク州やルイジアナ州など一部の地域で、仮想通貨関連の活動を行うために必要不可欠な「仮想通貨事業ライセンス」については未だ申請していないと見られる。Robinhood、PayPal、eToroなどの企業はライセンスを取得して事業を営んでいる。

ニューヨーク州のビットライセンス制度は仮想通貨事業に対して厳格な要件を課すことで知られているところだ。2022年には、仮想通貨を擁護するニューヨーク市のエリック・アダムス市長が「州の競争力を低下させている」と指摘する場面もあった。

関連: 米ニューヨーク市長、ビットライセンス制度の廃止に意欲|FTCrypto 2022

このままXが申請を行わない場合、X Paymentsのローンチで導入が期待される「仮想通貨決済」機能については見送りとなるものと思われる。X Paymentsは2024年半ばにリリース予定であり、今後の動きが注目される。

ドージコインに思惑買い

Xを買収したイーロン・マスク氏も以前、Xを「スーパーアプリ(everything App)」にして包括的な金融サービスを提供する可能性に言及していた。

関連: イーロンマスクの「スーパーアプリX」構想 BTCやDOGEの仮想通貨決済の可能性は?

マスク氏は特にこれまで、ドージコイン(DOGE)について肯定的なコメントをXに投稿し、その価格に影響をおよぼしてきた経緯がある。

そのような経緯があり、仮想通貨コミュニティの一部では、Xの決済機能でドージコインが採用されることへの期待が高まっていたところだ。

Xが米国の様々な州で送金ライセンスの取得を続けていることは、ドージコインへの憶測買いを引き起こす要因の一つになってきた。

ドージコインは2月後半で約0.1ドルだったが、ミームコインブームの追い風もあり物色が進んだことで、4月1日現在で約0.2ドルと2倍近くまで上昇している。

ドージコインコミュニティ内でも、Xでドージコインが決済に導入されることについては様々な意見があがっているところだ。ドージコインの著名な開発者Mishaboar氏は3月28日、推測だと留保しつつXがドージコイン決済を取り入れるのは2025年以降になるのではないかと発言した。

また、まずは法定通貨による決済を導入して、それが順調であれば仮想通貨も扱うという順番になるのではないかという意見に同意し、取引所やブローカーと提携する可能性も指摘している。

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