インターネットミーム由来の「ミームコイン」は、暗号資産市場でもっとも勢いのあるセクターの一つです。著名人の発言やSNSの拡散をきっかけに、一夜にして数十倍〜数百倍に高騰するトークンが現れることも珍しくありません。
2026年10月時点、ミームコイン市場全体の時価総額はおおよそ270〜300億ドル規模で推移しており、DOGE・SHIBが依然として大きな存在感を持ちます。トランプ大統領就任を機に話題となったTRUMPをはじめ、金融庁登録の国内暗号資産交換業者で取り扱いが始まった銘柄も増えています。
本記事では、国内の登録交換業者で実際に購入できるミームコインの買い方と、国内未取扱の銘柄を検討する際の注意点を解説します。
この記事で分かること
- 国内で購入できるミームコイン ─ TRUMP・PEPEなど
- 国内未取扱のミームコインに関する注意点 ─ WIF・FARTCOIN・BONK・FLOKIなど
- リスク管理と安全対策 ─ 価格変動・詐欺・ハッキング対策
- よくある質問(FAQ) ─ 国内取扱・海外取引所利用時の注意点
国内で購入できるミームコイン
ドージコイン(DOGE)・柴犬コイン(SHIB)など、国内の金融庁登録暗号資産交換業者で以前から広く取り扱われている銘柄も複数あります(それぞれの買い方は個別記事で解説しています)。本章では、国内取引所での取り扱いが広がっているTRUMP・PEPEの買い方を中心に紹介します。
トランプトークン(TRUMP)
出典:トランプ大統領X投稿
トランプトークン(TRUMP)は、2025年1月18日にソラナチェーン上でローンチされたミームコインです。
- ドナルド・トランプ氏の大統領就任に合わせて発行され、発行直後は時価総額でドージコインに次ぐ規模まで急騰した
- 国内ではOKJ、Binance Japanなどで取り扱いがあります(2026年10月21日確認)
- 2026年10月時点の価格は1.80ドル前後、時価総額は約5.0〜5.1億ドルで、過去最高値(約73〜75ドル)から約97%下落しています
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 現在の価格 | 約1.80ドル |
| 時価総額 | 約5.0〜5.1億ドル |
| ランキング | 88位 |
| 過去最高値 | 約75.35ドル(2025年1月19日) |
2026年10月21日時点、データ参照:コインマーケットキャップ
関連:トランプコイン(TRUMP)の将来性と特徴|国内上場取引所・リスクも徹底解説
TRUMPの買い方(概要)
- OKJまたはBinance Japanで口座開設(本人確認完了まで最短即日〜数日)
- 日本円を入金
- 現物取引・販売所画面でTRUMPを選択し、日本円で購入
操作画面を交えた具体的な手順は、上記の関連ページで解説しています。
ペペ(PEPE)
出典:PEPE
PEPEは、インターネット上の漫画キャラクター「カエルのぺぺ(Pepe the frog)」に由来するイーサリアム系ミームコインです。
- 2023年の発行直後に4,000倍以上値上がりし、イーサリアム上の代表的なミームコインとしての地位を確立
- 国内ではbitFlyer(2025年1月30日〜)、Coincheck(2025年5月13日〜)で取り扱いがあります(2026年10月21日確認)
- 2026年10月時点の時価総額は約18.5億ドル(ランキング45位)で、下落傾向が続いています
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 現在の価格 | 約0.0000045ドル |
| 時価総額 | 約18.5億ドル |
| ランキング | 45位 |
| 過去最高値 | 約0.0000283ドル(2024年12月10日) |
2026年10月21日時点、データ参照:コインマーケットキャップ
関連:PEPE(ペペコイン)とは?特徴・将来性と国内取引所での買い方【2026年】
PEPEの買い方(概要)
- bitFlyerまたはCoincheckで口座開設(本人確認完了まで最短即日〜数日)
- 日本円を入金
- 現物取引・販売所画面でPEPEを選択し、日本円で購入
操作画面を交えた具体的な手順は、上記の関連ページで解説しています。
国内未取扱のミームコインに関する注意点
以下の銘柄は、2026年10月21日時点で金融庁登録の国内暗号資産交換業者での取り扱いが確認できませんでした。国内で購入する手段がないため、本記事では概要の紹介にとどめます。
WIF(dogwifhat)
ピンクのニット帽をかぶった柴犬のアイコンで知られる、ソラナ系のミームコインです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 現在の価格 | 約0.20〜0.21ドル |
| 時価総額 | 約2.0〜2.1億ドル |
| ランキング | 136位 |
| 過去最高値 | 約4.85ドル(2024年3月31日) |
2026年10月21日時点、データ参照:コインマーケットキャップ
FARTCOIN
AIチャットボットの実験から派生し、2024年10月にSolana上で公開されたミームコインです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 現在の価格 | 約0.147ドル |
| 時価総額 | 約1.48億ドル |
| ランキング | 161位 |
| 過去最高値 | 約2.61ドル(2025年1月20日) |
2026年10月21日時点、データ参照:コインマーケットキャップ
BONK
ソラナ上で発行された、柴犬をモチーフにしたミームコインです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 現在の価格 | 約0.000003ドル |
| 時価総額 | 約2.7億ドル |
| ランキング | 115位 |
| 過去最高値 | 約0.00005916ドル(2024年11月20日) |
2026年10月21日時点、データ参照:コインマーケットキャップ
FLOKI(Floki Inu)
イーロン・マスク氏の愛犬に由来する、イーサリアム・BNBチェーン系のミームコインです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 現在の価格 | 約0.0000246ドル |
| 時価総額 | 約2.3億ドル |
| ランキング | 130位 |
| 過去最高値 | 約0.0003462ドル(2024年6月5日) |
2026年10月21日時点、データ参照:コインマーケットキャップ
上記4銘柄(WIF・FARTCOIN・BONK・FLOKI)は、2026年10月21日時点で金融庁登録の国内暗号資産交換業者での取り扱いが確認できませんでした。日本国内に居住する方がこれらの銘柄を取引する場合、金融庁に登録のない海外の暗号資産交換業者を利用することになりますが、これには注意が必要です。
- 金融庁に登録されていない海外事業者は、日本の法規制の対象外であり、トラブルが発生しても金融庁からの保護を受けられません
- 金融庁は無登録で日本居住者向けに勧誘を行う海外事業者について、繰り返し注意喚起を行っています
- 取扱状況は今後変わる可能性があるため、取引を検討する際は必ずJVCEA(日本暗号資産取引業協会)の取扱暗号資産一覧や各取引所の公式サイトで最新の状況をご確認ください
リスクと安全対策
ミームコインを含む暗号資産の取引には、多くのリスクが伴います。これらのリスクを理解し、適切な安全対策を講じることが重要です。
以下に、主要なリスクとそれに対する対策を説明します。
1. 価格のボラティリティ
ミームコインは特に価格の変動が激しく、短期間で大きな価格変動が起こり得ます。これは投資家にとって大きな利益を生む可能性もありますが、大きな損失をもたらすリスクもあります。
対策: 投資額を慎重に決定し、全資産を一度に投入しないように分散投資を行う。投資対象の価格動向を常に監視し、必要に応じて迅速に対応できるようにします。
2. 詐欺やフィッシング
ミームコインの中には、実際には価値のない詐欺プロジェクトも存在します。これらのプロジェクトは、投資家から資金を騙し取ることを目的としています。
対策:プロジェクトの公式サイトやSNSアカウントから最新情報を確認し、信頼できる情報源を利用します。また不審なリンクやメールをクリックしないようにし、公式チャネルからの情報のみを信頼します。
3. ハッキングリスク
DEXやウォレットがハッキングされるリスクがあります。これにより、ユーザーの資産が盗まれる可能性があります。
対策: 強固なセキュリティ対策が施されたウォレットを使用し、2段階認証(2FA)を有効にします。可能であれば、ハードウェアウォレットの使用を検討します。
4. プライベートキーの管理
プライベートキーはウォレット内の資産にアクセスするための重要な情報です。これを適切に管理しないと、資産が失われるリスクがあります。
対策: プライベートキーはオンライン環境で保存せず、紙に書いて安全な場所に保管します。また、バックアップを複数作成し、異なる安全な場所に保管します。
これらのリスクと安全対策を理解し、実践することで、ミームコイン取引の安全性を高めることができます。適切な知識と慎重な判断をもって取引を行い、リスクを最小限に抑えましょう。
よくある質問(FAQ)
Qミームコインとは何ですか?
インターネット上で広まるミームをモチーフにした仮想通貨です。実用性よりもユーモアやコミュニティの盛り上がりが重視される傾向にあります。
Qミームコインは国内の暗号資産交換業者で取り扱われていますか?
TRUMPはOKJ・Binance Japanなど、PEPEはbitFlyer・Coincheckなど、金融庁登録の国内暗号資産交換業者で取り扱いのある銘柄があります。一方、WIF・FARTCOIN・BONK・FLOKIなどは2026年10月21日時点で国内の登録業者での取り扱いが確認できていません。
Q国内で取り扱いのないミームコインにはどのような注意点がありますか?
日本居住者がこれらの銘柄を取引する場合、金融庁に登録のない海外の暗号資産交換業者を利用することになります。トラブル時に金融庁からの保護を受けられないほか、金融庁は無登録で日本居住者向けに勧誘を行う海外事業者について繰り返し注意喚起を行っています。
Qミームコインの価格はなぜ大きく変動するのですか?
著名人の発言やSNSでの拡散をきっかけに短期間で急騰・急落することが多く、実用性に裏付けられた価値を持たないため、需給や話題性だけで価格が大きく動きやすい特性があります。
Qミームコイン投資で気をつけるべきリスクは何ですか?
価格のボラティリティに加え、詐欺・フィッシングプロジェクトの存在、DEXやウォレットのハッキング、プライベートキーの管理ミスによる資産喪失などのリスクがあります。投資額は余裕資金にとどめ、公式情報源の確認やハードウェアウォレットの活用が重要です。
関連ガイド
本記事は企業の出資による記事広告やアフィリエイト広告を含みます。CoinPostは掲載内容や製品の品質や性能を保証するものではありません。サービス利用やお問い合わせは、直接サービス提供会社へご連絡ください。CoinPostは、本記事の内容やそれを参考にした行動による損害や損失について、直接的・間接的な責任を負いません。ユーザーの皆さまが本稿に関連した行動をとる際には、ご自身で調査し、自己責任で行ってください。



WebX完全ガイド
TOP
新着一覧
取引所
WebX













