TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン法定通貨化などで情報収集──アルゼンチンがエルサルバドルと会合

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインの情報収集

アルゼンチンの証券取引委員会(CNV)の委員長と副委員長は、米ドルと併せて仮想通貨ビットコインを法定通貨に認定したエルサルバドルのデジタル資産委員会(CNAD)の委員長と会合を開いた。

ビットコインを法定通貨に採用したことに関して、アルゼンチン側は今回CNADの委員長から情報を収集。今後は、両国間で協力協定を締結することを検討していくという。

関連エルサルバドル政府、過去3年間で48億円相当のビットコインを採掘

会合を開いたことは、アルゼンチン側が23日に正式発表。両国のメンバーはビットコインの採用やグローバル経済での活用、規制について対話を行った。

CNVの委員長はエルサルバドルについて、世界で初めてビットコインを法定通貨として採用しただけでなく、より広範に見ても仮想通貨先進国の1つであると評価。そのため、今回はCNADの委員長から情報を得たかった模様だ。そして、今後も両国間の関係を強化していきたいとしている。

アルゼンチンを巡っては、ハビエル・ミレイ新大統領誕生後に、ビットコインを法定通貨に採用することを検討しているとも報じられている。

関連エルサルバドル、ビットコイン保有の追跡サイトを公開

アルゼンチンの動向

通貨下落や高インフレに苦しむアルゼンチンでは昨年11月、ハビエル・ミレイ下院議員が大統領に選出。「無政府資本主義」を掲げるミレイ大統領は、ビットコイン支持派の1人として知られており、同国で仮想通貨の普及が進むのではないかと期待が高まっていた。

インフレとは

「インフレーション(Inflation)」の略で、モノやサービスの値段(物価)が上がることを指す。一方で、お金の価値が相対的に下がることも意味する。

▶️仮想通貨用語集

関連ビットコイン、日本円建てで過去最高値を更新

一方、中央銀行の廃止を提唱しながらビットコインのメリットも唱えていたが、選挙後に公表された新政権の金融政策の中核が、仮想通貨やビットコインではなく完全な米ドル化だった。この事実を受け、一部のビットコイン至上主義者からは落胆の声が相次いだ。

しかし、最近では仮想通貨に関して前向きな動向も伝えられている。例えば昨年12月には、ミレイ政権が契約書にビットコインを使用できるようにすることを発表。また、ビットコインだけでなく、他の仮想通貨も利用対象となる可能性もあるという。

関連アルゼンチンの新政権、ビットコインの契約書利用を許可

ほかにも、先月にはバーチャル・アセット・サービス・プロバイダー(仮想通貨取引所当業者)の登録制度を導入したことが明らかになった。

この新たな規制は、仮想通貨の購入、販売、送金、取引サービスを提供するプラットフォームに登録を要求するもの。規制の明確化によって市場をより健全化し、事業を立ち上げやすくする狙いがある。

一方この時、米ビットコイン決済アプリ「Strike」のユーザーは、同プラットフォームでアルゼンチンと米国間のSend Globally機能がサポートされなくなることを知らされたことも報じられた。

関連アルゼンチン、仮想通貨取引業者に登録制導入

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/21 木曜日
17:00
BitwiseがソラナETF準備開始 デラウェアで信託登録完了
暗号資産運用大手Bitwiseが、ソラナ(SOL)ETF組成に向けデラウェア州で信託登録を完了した。VanEck、21Sharesに続く参入となる。
16:59
バイナンス、5種類の仮想通貨取引ペアを11月22日に取扱い中止
大手取引所バイナンスが、THETA/ETHやRARE/BRLなど5種類の仮想通貨取引ペアの取扱い中止を発表。11月22日12時より取引停止へ。各トークンは他の取引ペアで継続取引可能で、価格への影響も限定的。スポット取引ボットサービスも同時終了。
15:27
ビットコイン1500万円突破 ETFオプション解禁で資金流入加速
ビットコインが史上初めて1500万円を突破した。米国でETFオプション取引が解禁され、機関投資家の参入が加速。IBITへの1日1000億円規模の資金流入が継続する中、トランプ政権への期待も相場を押し上げる。バーンスタインは3100万円到達の強気予想を見立てている。
13:10
ソラナPhantomウォレット、米AppStoreの無料ユーティリティアプリ部門でトップに
ソラナ基盤のPhantomウォレットが米AppStoreで無料ユーティリティアプリ部門1位を獲得。無料アプリの総合部門でも5位に躍進した。
11:25
半導体大手エヌビディア決算報告 過去最高の売上高
エヌビディアが8~10月期決算を発表。売上高は再び過去最高を記録した。AI需要拡大で業績好調も、成長率の鈍化予想で株価は下落している。
11:05
米SEC、仮想通貨指数ETFの上場判断を延期
ゲンスラー率いる米国証券取引委員会は、米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンの仮想通貨指数ETF「EZPZ」の承認判断を延期した。
09:40
「仮想通貨は申告分離課税で20%に」国民民主党の玉木代表が与党に要望
国民民主党の玉木代表が仮想通貨税制改正を与党に要望した。雑所得から申告分離課税にすることを提案している。
07:50
テザーUSDTが3000億円分新規発行、市場に流動性注入
今週仮想通貨ビットコインの上昇に際し、ステーブルコインのテザー(USDT)が大量に発行されたことが明らかになった。
06:50
米上場のバイオ企業、ビットコイン財務戦略を採用
米上場のバイオ医薬品企業のHoth Therapeuticsは、最大100万ドル相当の仮想通貨ビットコイン購入を取締役会で承認した。
06:40
トランプ次期政権、史上初の仮想通貨特命官ポストを検討
トランプ次期大統領の移行チームは仮想通貨政策に特化した史上初の常勤のホワイトハウスポジションの設置を積極的に検討しているようだ。
06:20
マイクロストラテジー時価総額が米国トップ100に、ビットコイン史上最高値更新受け
仮想通貨ビットコイン続伸を受け、BTCを大量に保有する米マイクロストラテジー社の株価も続伸し、史上最高値となる504.7ドルに到達し米国で時価総額トップ100にランクインした。
11/20 水曜日
17:03
韓国の仮想通貨課税、2025年1月から導入見込み
韓国政府が2025年初頭から実施予定の仮想通貨課税について解説。免税限度額を250万ウォンから5000万ウォンへ大幅引き上げで、年間利益560万円未満は非課税に。取得価格不明時の代替計算方法導入など、投資家に配慮した新制度の詳細を紹介。11月下旬の法案可決を目指す。
14:00
BONK急騰、アップビットでウォンペア提供開始
韓国最大の仮想通貨取引所Upbitは20日にソラナ基盤の犬系ミームコイン「BONK」の新規上場を実施し、韓国ウォンの通貨ペアを新たに提供し始めた。
13:57
Ledger Stax・Flex完全ガイド|仮想通貨の高性能ハードウェアウォレットを徹底比較
10周年を迎えたLedgerの次世代ハードウェアウォレット「Stax」と「Flex」を詳しく解説。大画面タッチパネル搭載の最新モデルの特徴から、定番のNanoシリーズとの違いまで完全網羅。セキュリティと使いやすさを兼ね備えたウォレットの全貌を紹介しています。
13:20
マイクロストラテジー会長、マイクロソフト株主総会でビットコイン投資を提案へ
米マイクロストラテジー社のマイケル・セイラー会長が、マイクロソフト株主総会で3分間のビットコイン投資プレゼンを実施すると発表。ビットコイン投資は株主にとっても、株価を左右する重要な議題であり、総会で議論されるべきだと述べた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧