CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン、日本円建てで過去最高値を更新

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

日本円建てで最高値を更新

暗号資産(仮想通貨)ビットコインは21日、初めて日本円価格が1,100万円を超えた。過去七日間では約14%上昇しており、記事執筆時現在は1,095万円前後で推移しているところだ。

一方、米ドル相当額では、依然として3月14日の73,738ドルがビットコインの過去最高値である。21日には米ドル建てビットコイン価格は約71,400ドルまで上昇し最高値に迫った。

出典:BTC/JPY(bitFlyer)

日本円は年初来、対米ドルで10%下落しているところだ。

21日には米証券取引委員会(SEC)の動きにより、イーサリアム現物ETFが5月に承認される可能性が高まったとの観測が報じられ、ビットコイン含め仮想通貨市場全体の追い風となった。

関連: 「イーサリアムは24年末までに8000ドル到達の可能性」SCB、現物ETF承認の前提で

関連: 現物ETFの承認期待でイーサリアムが急騰、ビットコインは7万ドルの大台を回復

米国では大統領選挙に向け、ドナルド・トランプ前大統領が仮想通貨を擁護する姿勢を打ち出しているところだ。こうした中、バイデン政権も仮想通貨コミュニティから票を得るためにイーサリアム現物ETFを承認する方向に転じるのではないかとの見方もある。

関連: 共和党大統領候補トランプ氏、仮想通貨での政治献金受付開始

ETFとは

「Exchange Traded Fund」の略。金融商品取引所に上場している投資信託を指し、仮想通貨に限らず幅広い金融商品が取引されている。

▶️仮想通貨用語集

アルゼンチンとフィリピンでも最高値記録

ビットコインは21日、アルゼンチンやフィリピンの法定通貨建てでも最高値を更新した。

アルゼンチンでは慢性的にハイパーインフレにより、国民がインフレに対するヘッジ手段として仮想通貨に注目してきた状況がある。2023年11月にはビットコイン支持派で「無政府資本主義」を掲げるハビエル・ミレイ氏が大統領に選出された。

その後、ミレイ政権の金融政策の中核は仮想通貨推進ではなく、完全な米ドル化であったことが分かり、一部のビットコイン支持者からは落胆の声が上がった。ただ、ミレイ新政権はビットコインを契約書に使用可能とし、事業者の登録制を導入するなど規制明確化も進めている。

関連: アルゼンチン、仮想通貨取引業者に登録制導入

フィリピンは2023年、チェイナリシスによる「日常的に仮想通貨を利用する国」ランキングで、6位にランクインしていた。NFT(非代替性トークン)ゲームのアクシー・インフィニティをきっかけとして仮想通貨に触れるようになったユーザーも多いとみられている。

関連: 「日常的に仮想通貨を利用する国」インドが首位、チェイナリシス23年ランキング

関連: アクシー・インフィニティ、報酬トークン「SLP」に供給上限とデフレ・ターゲットを導入

『早割』終了まで
0
0時間
0
0
さらに!! CoinPost読者限定割引コード提供中!
クリックしてコードをコピー
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
06/21 金曜日
17:00
コナミやネクソン、企業がアバランチを採用する理由 AVAXの役割と買い方を解説
コナミやネクソンがアバランチを採用する理由を解説。暗号資産(仮想通貨)AVAXの役割や購入方法について詳しく紹介。投資家やユーザーに必見の情報を提供します。
14:00
ソラナDePINのHelium Mobile、機器メーカー向けに技術ライセンス供与を開始
分散型5G通信事業を展開するHelium Mobileは、機器メーカー向けに技術スタックのライセンスプログラムを開始すると発表した。独自ネットワークの拡大により、無線インフラ革命の加速を目指す。
13:15
円安ヘッジなどで30社以上の国内上場企業が仮想通貨を保有、日経報道
米マイクロストラテジーは2020年からインフレヘッジのためにビットコインを買い続けているが、日本企業の場合、進む円安の回避を目的とすることが多いようだ。
12:36
マイナー売り継続の中、ビットコインなど仮想通貨相場は冴えず
暗号資産(仮想通貨)市場ではビットコイン(BTC)が65000ドルを割り込んで2週連続続落している。半減期で資金繰りの悪化したマイナー売り継続が示唆される中、センチメントが悪化し、アルトコイン相場も売り優勢が続く。
11:35
「日本で暗号資産を再定義する必要」自民党木原誠二氏と平将明氏語る
自民党の木原誠二議員と平将明議員は、ビットコインなど仮想通貨を法的に再定義する必要性について話した。
10:20
米地裁、「XRPの個人投資家への販売が証券である可能性排除できず」
米地裁判事はリップル社に対する新たな訴訟を承認。仮想通貨XRPの個人投資家への販売が証券にあたる可能性があるとしている。
09:40
ETF申請企業Bitwise、イーサリアムの動画広告を公開
米国でイーサリアム現物ETFの宣伝競争が開始する可能性があるとの声が、BitwiseがNFT動画広告を公開したことで上がった。動画の内容も明らかになっている。
08:30
マイナー売り継続か、ビットコイン保有量が21年以降の最低水準に 
マイナーの仮想通貨ビットコインの保有量が、21年以降の最低水準にある。今月10日には、OTC取引でマイナーが1,200BTCが売却したことが確認された。
07:35
トランプ氏、ウィンクルボス兄弟から約31 BTCのビットコイン寄付金を獲得
ビットコイン古参勢であるウィンクルボス兄弟は一人ずつ15.47 BTCを寄付し、11月の大統領選でトランプ氏に投票すると宣言した。
06:40
bitFlyer、FTXジャパン買収合意 加納CEO「暗号資産預託事業をコアに」
日本の暗号資産取引所ビットフライヤー(BitFlyer)がFTXジャパンを買収し、カストディ事業を新たなコア事業として展開する方針を示した。加納CEOのコメントと共に、詳細を解説。
06:15
レイヤーゼロの仮想通貨ZRO、バイナンスやBybitに上場
トークンを取得するために、Protocol Guildという組織に寄付することを強制しており、コミュニティから大きな反発を買っている。
05:50
北米初のソラナ現物ETF、3iQがカナダでローンチへ
カナダの大手仮想通貨資産運用会社3iQ Digital Asset Managementは20日、ソラナの現物ETFの仮目論見書を規制当局に提出したと報告した。北米で上場する初のソラナ現物ETFとなることを目指している。
06/20 木曜日
21:35
米マイクロストラテジー、1200億円相当のビットコインを買い増し
今回は、65,883ドルの平均購入価格で11,931 BTCを購入。1200億円に相当する費用は、新たな転換社債の売却によって調達されたものだ。
16:46
グリー初のNFTゲーム『クリプトキャッチ!釣り★スタ』、SUIを扱う国内取引所とコラボキャンペーン開始
グリーは、新作ブロックチェーンゲーム『クリプトキャッチ!釣り★スタ』を全世界配信開始。リリース記念キャンペーンも実施中。暗号資産(仮想通貨)SUIを扱う国内取引所とコラボキャンペーン開始。
16:10
コナミ、NFTソリューション『リセラ』を開放 アバランチ採用
コナミデジタルエンタテインメントはNFTソリューション「リセラ」を公開。Avalanche(アバランチ)を採用し、Web3機能を実装。企業や団体が容易にNFTを発行できる環境を提供。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア