はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

「イーサリアムは24年末までに8000ドル到達の可能性」SCB、現物ETF承認の前提で

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

現物ETF承認の可能性

英金融大手スタンダードチャータード銀行(SCB)は、米証券取引委員会(SEC)は暗号資産(仮想通貨)イーサリアムの現物ETFを今週承認するだろうと改めて予想した。同社の分析を入手した海外メディアが21日に報じた。

SCBでFX・デジタル資産のリサーチチームを率いるGeoff Kendrick氏は「The Block」に対し、今週承認される可能性は80%から90%だと分析。イーサリアムの価格予想については、これまでと同様に2024年末までであれば8,000ドル(約124万円)、25年末までであれば1万4,000ドル(約218万円)がターゲットになるとの見方を示している。

ETFとは

「Exchange Traded Fund」の略。金融商品取引所に上場している投資信託を指し、仮想通貨に限らず幅広い金融商品が取引されている。

▶️仮想通貨用語集

イーサリアムの現物ETFを巡っては、これまでは承認されない可能性が高いとの見方が多かったが、今週に入って急展開した。申請書類の更新をSECが要求していることが伝わり、これは承認に向けた動きではないかとの憶測が広まって、イーサリアムの価格が急騰している。

関連米SEC、イーサリアム現物ETF申請を承認する方向か=報道

Kendrick氏は今年3月の時点でも、5月23日にSECがイーサリアムの現物ETFを承認する可能性が高いと予測。上述した価格予想は、現物ETFの承認が前提になっている。4月の時点でも価格予想を維持していることは伝えられていた。

関連「ビットコインは再び上昇トレンドに入る可能性がある」SCB銀が分析

流入額についてKendrick氏は、最初の1年でおよそ150億ドル(約2.3兆円)から450億ドル(約7兆円)が流入すると改めて予測。時価総額の割合をベースにビットコインETFと比較もしており、正確性は高いだろうと述べた。

関連「イーサリアム現物ETF承認なら最初の1年で6兆円超の資金が流入する可能性」SCB銀が分析

ビットコインとの比較

Kendrick氏はビットコイン建てのイーサリアム価格については、現物ETFが承認されれば、現在の割合である5.4%(1ETH=0.054BTC)の水準を24年末まで維持するだろうと予想した。

SCBはビットコインの価格は以前から、24年末までに15万ドル(約2,340万円)、25年末までに20万ドル(約3,120万円)に到達する可能性があると予測している。

Kendrick氏はイーサリアムの価格予想について、ビットコインの価格予想と5.4%という割合から概算される数字とおおむね一致していると述べた。

関連「ビットコイン相場は回復に転じた可能性」SCB銀の新分析

関連イーサリアム(ETH)の仮想通貨取引所比較 ステーキング・手数料・貸コイン・出金対応で選ぶ

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11:40
ビットコイン建て分散型予測市場の魅力とは? 研究者が提唱
コンピュータ科学者のシャバシェフ氏が仮想通貨ビットコイン建ての分散型予測市場を提唱。ステーブルコイン建ての機会損失を解決するとして、3つの流動性供給方法を分析した。
11:03
Blockstream、Liquidで挑むアジア太平洋市場──アダム・バックCEOに聞いたEchoXとの連携の狙い
Blockstream CEOアダム・バック氏。ビットコイン拡張ネットワーク「Liquid」でのUSDT活用、RWAトークン化戦略、Echo Xとの提携によるアジア市場展開について語った。
10:50
クラーケン、ICOプラットフォームをローンチへ
仮想通貨取引所クラーケンは、ICOと初期のトークンセールのためのプラットフォームKraken Launchのローンチを発表。ローンチの目的や特徴などについて説明した。
10:15
仮想通貨取引所ブリッシュ、純利益160億円で黒字転換 決算発表
機関投資家向け仮想通貨プラットフォームBullishが2025年4~6月期決算を発表。純利益160億円で黒字転換を達成した。その他「Pudgy Penguins」のオーナーIglooとの提携も開始している。
10:05
メタマスク独自トークン「MASK」発行の可能性、ルービンCEO「予想より早く実現」
コンセンシスのジョー・ルービンCEOがメタマスクの独自トークンMASKの発行が予想より早く実現する可能性を明言。
09:02
PayPalのステーブルコインPYUSD、7チェーンに拡大
決済大手PayPalのステーブルコインPYUSDが、レイヤーゼロのスターゲートブリッジを通じてアプトスなど7つの新しいブロックチェーンに展開。「PYUSD0」として相互運用性を強化。
08:48
仮想通貨関連企業Bakkt、日本市場向けに「bitcoin.co.jp」のドメイン取得を発表
米仮想通貨企業Bakktが当初予定していたbitcoin.jpドメインの権利を放棄し、bitcoin.co.jpドメインの取得を完了したと発表。日本市場向けのプレミアムドメインとして選択。
08:30
ミシガン州の仮想通貨準備金法案が前進、ビットコイン団体は反対表明
ミシガン州議会で仮想通貨準備金法案HB4087が2月以来初めて進展した。州資金の10%投資を認める内容だが、ミシガンビットコイン貿易評議会は全仮想通貨対象のため反対を表明している。
07:50
リップル社、DBS・フランクリンテンプルトンとRWA領域で提携
リップル社は、DBSとフランクリン・テンプルトンとRWA領域でパートナーシップを締結。適格投資家や機関投資家に取引と融資のソリューションを提供することが目的である。
07:15
コインベース、USDC貸出サービスで10%以上の高年利を提供開始
コインベースが仮想通貨USDCの貸出サービスを開始し、年10.8%の高利回りを提供すると発表した。モルフォプロトコルとの連携により、従来の4.1%を大幅に上回る収益機会を提供する。
06:40
ソルメイト、443億円調達でソラナ特化企業に転換 Arkなどが出資
米上場企業ブレラホールディングスがソルメイトに社名変更し、アーク・インベストらから3億ドルを調達してソラナ特化のDAT企業に転換すると発表した。
06:15
エヌビディア、インテルに7400億円投資でAIチップ共同開発へ 株価22%高騰
エヌビディアがインテルに50億ドルを投資し、データセンター向けAIチップとPC向けチップの共同開発を発表した。インテル株は22%急騰し38年ぶりの上昇幅を記録した。
05:55
米国初のドージコイン現物ETF、上場初日の出来高が専門家予想上回る
米レックス・オスプレイが米国初のドージコインETF「DOJE」とXRP ETF「XRPR」を木曜日夜上場開始。初日のドージコインETFは約600万ドルの出来高を記録した。
09/18 木曜日
16:50
「社会のジレンマを突破する」日本初のステーブルコイン発行ライセンス取得、JPYC岡部典孝氏が語る|独占インタビュー
JPYC株式会社が日本初の日本円建てステーブルコイン発行ライセンスを金融庁から取得。代表の岡部典孝氏が語る100万円制限の実態、3年後10兆円の発行目標、プログラマブルマネーがもたらす金融革命とは。
13:40
ウォーレン米議員ら、トランプ政権の仮想通貨特命官に対する倫理調査を開始
エリザベス・ウォーレン米上院議員ら8名の民主党議員が、トランプ政権のAI・仮想通貨特別顧問デービッド・サックス氏の特別政府職員としての任期制限超過疑惑について倫理調査を開始した。130日の上限を超過している可能性を指摘し、詳細な勤務日数報告を要求している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧